神田のガリレオ

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 これから日本各地で梅雨明けしそうです。東京は、まだ、アジサイがきれいに咲いています。

 日本の大手半導体メーカーがぐらついている?影響で、突然、供給が止まってしまう部品のために、私の周りの会社の方々が、その対応で飛び回っています。半導体メーカーや部品メーカーの動きは、製造する全ての企業への影響がでてきます。以前は、できるだけ国産部品を使うように奨励していた日本の電子業界も、今は勝ち組の海外半導体メーカーの部品を使う方がリスクが少なくなり、日本の製造業の今後の新たな心配点が出てきました。

 今の日本の製造業は生産を人件費が安いアジアの国に移してしまったことが、日本の製造業の力を弱めたと言われる方がいますが、私は、それだけが原因とは思いません。やはり、アメリカとソ連の冷戦が終結した頃、それまで国交がなかった国、特にお隣の中国の門戸が開かれました。そこには多くの人口がありますから、大きな市場を期待されたことで産業界も沸き立ちましたが、私たち技術者が、本当は気づかなければいけなかったことに、多くの人口の中には、非常に優秀な技術者がいたのです。技術力が高いと自負して、日本はその自信にアグラをかいてきましたが、日本は、中国の潜在的な技術力を甘く見てしまっていたのではないかと思います。中国の門戸が開かれたあと、大きな市場が期待できるので、中国から見た海外企業が中国内に技術拠点を持つようになり、そこに海外からの優秀な技術者も投入され、中国の技術はとても高くなったのではないかと思います。

 私が韓国政府からの招聘で、1990年代に韓国企業に無線技術の指導に行っていた頃、韓国の技術者は、日本の技術を高く評価し、謙虚に、そしてとてもアグレッシブに、日本の技術を勉強していました。そして、今や韓国は世界の情報通信技術を牽引する国になりました。今の中国の若い技術者と話すと、残念ながら、今の日本よりも、今の韓国の高い技術を学ぶという人が多く、私はその言葉を聞いてショックを受けました。

 中国=コピー商品を作る国という先入観のみを固定概念として持っていると、いけません。今の中国は高い技術力をもっています。スーパーコンピュータも中国が今年は1位を取りました。携帯電話も中国のものは世界で多くのシェアを持っています。

 今の日本の実力をしっかり認識し、これからの製造業のあり方を考えなければなりません。


--------------- 月尾嘉男先生のテレビ番組 ----------------------------

 私が好きな BS-TBS の番組の月尾嘉男先生の「地球千年紀行 〜先住民族の叡智に学ぶ〜」の放送日が変更になりました。

http://www.bs-tbs.co.jp/documentary/KDT0802400/

2013年7月21日(日曜) 17:00 〜 17:54

2013年8月25日(日曜) 16:00 〜 16:54

 先住民族たちの文化や暮らしから、私たち文明人が学ぶことや反省することが多々あると思います。お時間がございましたら、みなさまも、ぜひ、ご覧ください。

 上記の Website にある番組期待度投票で、「ぜひ観たい」を押してください。日本人が学べる番組を引き続き、制作していただけると私も心から望んでいます。


--------------- 私の7月の講演会、セミナー情報 ------------------------

 日本の近距離無線の医療応用への期待が大きく、医療現場のニーズを知りたいという方が増えたのか、私への講演依頼が非常に多くなってきました。私も本職の合間を縫っての講演なので、講演を受けられる時間の限界がありますが、7月から年末まで、ほぼ、私の講演できる時間が埋まってしまうほどの状況です。

では、7月の私の講演会、セミナーをご紹介します。

● テクトロニクス/ケースレー イノベーション・フォーラム2013

 7月2日(火)、東京ステーションコンファレンスにて、13:00から講演をします。演題は、「電磁波の発生と伝搬 WBAN と人体通信技術とその応用」です。

https://tektronix-seminar.jp/


● グッドヒューマンネットワーク講座

 7月3日(水)、神奈川県立産業技術短期大学校で、講演をします。演題は、「未来コミュニケーションツール 人体通信最前線」です。学生さんと主にこの学校をサポートされている神奈川県の企業の方々が聴きに来られます。


● 日本・韓国合同 人体通信研究会

 私が日本側の幹事を務めております ETRI (韓国 電子通信研究院)主催の第4回 日本・韓国合同 人体通信研究会が、7月9日(火)〜10日(水)に、日立製作所 戸塚工場で開催されます。今年も多くの講演のお申し込みをいただき、また、聴講者数も前回より多くなりました。私の講演は7月10日で、演題は、「VAD (ventricular assist device) Telemetry System Using HBC  (human body communication)」です。医療現場での人体通信や近距離無線の導入検討について、私が所属しています東大病院 医療機器管理部の取り組みについての話をします。


● 日経BP社主催 NEアカデミー

 日経BP社 第1回目のNEアカデミーを担当してから、毎年、NEアカデミーで講演をさせていただいております。リピートの参加者も多く、私も毎年、Updateした情報通信の現状と、未来の産業界の予想のお話を、製造業の中にいる現場目線でお話をさせていただきます。大企業の講師の先生が多いセミナー業界で、私は中小企業からの視点で率直な意見を含めたお話をするので、中小企業も大企業の方も参加者が多いセミナーです。

 今回の私のNEアカデミーは、7月22日(月)に開催され、演題は、「開発現場で求められるワイヤレス通信技術の基礎と応用 〜今更、他人に聞くことができない無線技術基礎の整理と理解〜」です。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20130411/276251/


● サイエンス&テクノロジー社主催セミナー

 こちらのセミナー会社主催の私が講師を担当するセミナーも、年に数回、行われるセミナーになりました。次回の開催日は7月26日(金)です。演題は、「ウェアラブル機器・ヘルスケア機器開発者のための近距離無線通信」です。

http://www.science-t.com/st/cont/id/21356

 筆者紹介による割引価格申込書(価格は半額になります)は、以下からダウンロードしてご活用ください。

http://amplet.com/B130726.pdf


--------------------------- 雑談 ------------------------------------

 今年の私の東京電機大学での全15回の講義 「ユビキタス無線工学」(大学4年生と社会人向けの公開講座)も、残すところあと4回になりました。社会人の方も熱心に受講され、その社会人の方々に良い意味で学生さんが刺激を受けています。これからの製造業を担う受講生の方に向けて、あと4回の講義をがんばろうと思います。
・・・7月は講演も多いので、最後まで声が出るかが心配ですが・・・

 みなさまも、暑い夏が始まりますので、どうぞご自愛ください。

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