神田のガリレオ

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 11月22日の22時過ぎに、長野県北部で震度6弱の地震がありました。大きな地震でしたので、これから夜が開け、明るくなってくると、被害状況もわかってくるかもしれません。長野県警安曇野署に勤める甥も忙しいのではないかと思っています。地震があった地域のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。

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●○ 大企業
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 私は、大学を卒業したときに、大企業に就職しました。当時は大企業の安定さがあると心から思い、大企業に入れば、一生、つぶれることも無く、終身雇用で働けるだろうと信じていました。また、年功序列で出世するというのを考えて、若い頃から将来の人生計画も考えていました。

 しかし、最近は大企業の神話が崩れてきたことを肌で感じます。年功序列での昇進がくずれ、個人の実力の評価で給料が決まる企業も増えてきました。

 ある産業で強みがあり、大企業に発展した企業が、その産業の世の中のニーズがなくなってきても、大企業を維持するための新規事業が始められないで、過去の売り上げの余力や資産で、なんとか生き延びている大企業も見受ける昨今です。

 大学で学生と話すときに、「今が旬の大企業に入るのではなく、おもしいと感じる仕事をしている中小会社に入り、君たちがその会社を大きくしてゆくのが、人生を楽しくする。」と言ってきました。しかし、そこには会社を「大きくする=大企業」ではなく、私が、2003年度のアントレプレナー オブ ザ イヤー(EOY-Japan)のアカデミア部門に選んでいただいたとき、この賞の審査会で申し上げたように、「会社は時代のニーズと共に、変わってゆかねばならないことと、企業の規模は、取り組む仕事により会社の最適な規模があり、会社を大きくしないのが、経営者の私の信念である。」と答えました。ただ、当時のこの審査会で、「将来、どのように会社を大きくしてゆくつもりか?」という質問に、やはり、世の中は大企業が良いと考えているのかと、当時も心に引っかかることがありました。

 私の会社で働いている女子社員が言ったニーチェの言葉 「安定志向が人と組織を腐らせる。」が心にぐっときました。私も大学卒業時に、大企業に入れば一生、給料をもらえるので、「一生安泰」と考えていたことが今となっては恥ずかしく、もし、私が大企業に残っていたら、組織を腐らせる一因になっていたかもしれません。


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●○ 挨拶の大切さ
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 東京の多摩地区にある中堅企業を訪問しました。ここで、すばらしいと感じたのは「挨拶」でした。この会社の社長に職場を案内していただいたのですが、どこの職場に入っていっても、社員全員が起立し「いらっしゃいませ」と挨拶します。廊下をすれ違うときも、「おはようございます。いらっしゃいませ。」と、挨拶されます。この会社での用事が終わり、次の打ち合わせの会社まで移動する間の心のすがすがしさは、「挨拶」こそ、企業にとって基本なのだと思いました。


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●○ 来年度のビジネスと「人体通信」
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 11月の下旬に入り、早くも2015年4月以降の仕事の打ち合わせが始まりました。私の会社は、仕事として研究開発の受託が多いので、顧客企業の新規事業計画で、12月くらいから次年度の予算を組まないといけないので、今の時期からの打ち合わせが始まります。

 今回も、近距離無線の案件で、中でも人体通信関連の共同開発のご相談が多いです。

 10月から11月は、日本各地で、医療ICTや人体通信に関する講演をしましたが、人体通信が、2008年頃に続き、2度目の波が始まりつつあると感じます。その理由として、東京のTV局(民放のキー局)から、人体通信番組への出演のオファーがありました。人体通信番組で、NHKでの打ち合わせのときに話題に出なかったのですが、今回は民放なので、「スポンサー企業が、根日屋さんがどこの企業と人体通信のビジネスを始めるのか、気にされている。」ということがありました。機密保持の契約もありますので、その企業名を答えられないと伝えたので、この番組企画は、もしかするとなくなるかもしれませんが、少なくとも人体通信が世の中の話題になっているということを知れたので、私には番組が没になっても良かったです。


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●○ 第4回ニッポン半導体再成長させる会シンポジウム
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 11月6日に開催された第4回ニッポン半導体再成長させる会のシンポジウムで講演をさせていただきました。このときは数人の講師の方がおられましたが、アンバサダービジネス(あるコーヒー会社が、8割の売り上げアップ)、中学3年生の女子学生が始めた会社、高校3年生の女子高校生が始めた会社に関するご講演は、とても参考になりました。

 今回の異業種の講演に心を動かされました。講師の有田暁生氏の「仕事ができる人の仕事への興味は、生後8ケ月から6歳の間の影響が大きい。」は、私が幼稚園の頃に、ラジオに興味を持ったことが、今の仕事をしていることを自分を築いていることを納得したり、壇上の講師 樋口悟氏から「人体通信アンバサダービジネス」を私に振られたことも、人体通信をがんばろうという私のモチベーションを高めてくれました。

 このシンポジウムのダイジェスト版(10分)を YouTube で見ることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=SlhtRKkShe4

お時間があるときにご覧いただけると嬉しいです。


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●○ 根日屋英之の記事の無料ダウンロード
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 電波技術協会殿の協会誌「FORN」の2014年9月号(Vol. 300)から4ページの連載記事 「全世代にむけた産学人無線通信技術講座」を私が執筆しています。電波技術協会殿の好意により、記事のPDFファイルをWEBサイトで公開できることになりました。

 ダウンロード条件 : この記事の著作権は、電波技術協会殿にあります。記事の加工や2次利用をしない条件に同意した方に限り、記事のPDFファイルをダウンロードしていただけます。

・ FORN 2014年9月号(Vol. 300)
その1 物理の中に出てくる数式

・ FORN 2014年11月号(Vol. 301)
その2 変化してきた無線通信機器の設計手法

 すでに、この記事で社内勉強会をしていますというメールも頂いております。この記事がみなさまもお役に立てれば嬉しいです。

過去の私の記事も公開しています。

・ FORN 2010年1月号(Vol. 272)
「人体通信の最新技術」

 この人体通信の記事は、IEEE802.15.6 での規格が策定される前に書いた記事ですが、人体通信の概要を知りたいという方には参考になると思います。

上記の記事は、以下のURLからダウンロードできます。

http://www.amplet.co.jp/forn.html


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●○ 雑談
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 10月に嬉しい女子高校生との出会いがありました。その方は人体通信に興味があり、人体通信の研究ができる大学に入学したいとのこと。私の高額な本も購入され、将来は人体通信をスポーツ分野で応用したいようです。

 先週も、展示会で出会った異業種の企業の営業職の方から、人体通信技術に興味があるとメールを頂きました。人体通信が情報通信の分野から広範囲な産業へ、知名度が高まっているのかもしれません。

 私も人体通信を研究し始めて、ずいぶん、長い時間がたちました。「好きこそものの上手なれ」 と 「継続は力なり」 を座右の銘としてきた私へのご褒美かもしれないです。

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