神田のガリレオ

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 お盆休みでみなさまものんびりされている頃と思います。私は、いろいろ実験したいことがあり、実験机に向かい合っています。

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●○ 車載アンテナの設計
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 私は趣味でアマチュア無線を楽しんでいますが、同乗している人と話していると、私があまり気にしていなかったアンテナの風きり音や無線機のスピーカーから出てくる雑音が、とても気になるそうです。

車載アンテナは

・ 電気的な特性も良いものを使いたい。

・ アンテナが走行特性(空力特性)を悪くしない。

・ アンテナが高速走行中に出す風きり音を小さくしたい。

・ 燃費への影響を考え、アンテナや給電線の重量を軽くしたい。

・ アンテナだけでなく給電線も雑音を受けない(雑音をばらまかない)ようにしたい。

などがあります。

 アンテナから見ると、自動車のボディは、大地に比べると、グランドが電気的に良好なので、ボディをうまく活用すると、車載アンテナも進化できる可能性はたくさんあると気づきました。

 そんな話題をしていましたら、日経エレクトロニクスが主催する今年の技術者塾の10月19日開催分で、私が「車載用アンテナ設計」のセミナー講師を担当することになりました。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/seminar/16/080700456/

 改めて車載用ということを考えてみると、アンテナにはまだ進化できる可能性がたくさんあり、その要は車体(ボディ)にありそうです。

 理論では「アンペールの法則」、車載アンテナとしてアンテナの性能を向上させる相棒は「ボディ」、空力特性を良くすのは「線状アンテナ」、そして、送信、受信のタイミングなどの「無線通信システムの概要」を知ってアンテナを考える・・・など、私はセミナー開催の当日まで、これらの多くの話題を頭の中で整理しておかなければなりませんが、車載アンテナは、進化しそうだと考えています。

 通常、義塾者塾開催前に日経BP社のインタビューを受けますが、「車載用でも、アンテナの設計手法は変わらないよ。」ということではなく、「車載用だと、アンテナ設計には、ボディを活用して、高性能化、空力特性の向上、雑音対策ができそうなので、車載用アンテナの設計は技術的におもしろい」という内容を、具体的にお話しすることになるのかなと考えています。


 私は昔、自動車会社の設計部門にいましたが、今、改めて車載用アンテナを考えてみると、自動車のボディを活用すると、「これもできる!あれもできる」というアイデアが思い浮かびます。私が若かったら、また自動車会社で働いてみたいと思いました。

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[お知らせ]

 2017年8月24日の「日経テクノロジー online」に私へのインタビュー記事「自動運転に必須のアンテナ、その設計のポイントとは(『車載用アンテナ設計』の講師、根日屋英之氏に聞く)」が掲載されました。今年は、新規事業としてのビジネスとして、車載用アンテナは注目される技術になると思います。

 また、人体通信をキーレスエントリに導入し、車重の軽量化に寄与できる可能性も大きいと考えています。

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