神田のガリレオ

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みなさま こんにちは

 今日は9月9日。30年前の1987年の今日、私は当時の言葉で言う「脱サラ」で、サラリーマンをしていた会社を退職し、無線通信機器の設計を主業務とするエンジニアリング会社 「株式会社アンプレット」 を起業しました。(ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者であるカーネル・サンダースのお誕生日も9月9日です。)

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 無線通信産業が発展し、無線通信機器に対するお客様のご要望も多様化するようになってきました。そこで、昨年(2016年)に、これらの世の中の多種多様なニーズに対応するため、株式会社アンプレットの組織を見直しました。会社としての方針で社員が一つの組織の下で働くのではなく、アンプレット社員が個人の責任範囲で興味のあるテーマに自由に取り組めるように、株式会社組織を清算し、研究者個人を尊重した私設研究所 「アンプレット通信研究所」として生まれ変わりました。

 アンプレット通信研究所の発足後は、アンプレットの技術にご興味を持っていただいたお客様とアンプレット通信研究所の個々の所員が、より近い距離で協業できるように、技術コンサルティングを主業務とする組織になりました。

 アンプレットを始めて30年が経ちました。ご指導、ご支援をいただきましたみなさまには感謝の気持ちで一杯です。創業者として心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 今年のアンプレット通信研究所での私の研究テーマは、「次世代の人体通信」と「自動車はタイヤを履いたスマートフォン (→ 自動車とネットワーク(インターネット)を繋げるために、自動車の屋根に設置したシャークフィンアンテナ(ドルフィンアンテナ)に、スマートフォンの機能をもたせる)」で、衰退してしまった日本のスマートフォン製造業界に、活気が生まれるようにがんばりたいと思います。

 これからもアンプレットを宜しくお願いいたします。


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●○ 自動車はタイヤを履いたスマートフォン
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 自動車の自動運転や安全走行の技術進化を見ていると、自動車は外部との情報のやり取りが必要になります。自動車は移動するので、そこに用いられる情報通信の手段は無線通信となります。

 最近の自動車に搭載される無線システムを見ていると、結果的にスマートフォンと自動車に必要な無線システムが同じものに見えてきてしまいます。それなら、自動車にスマートフォンを搭載してしまえば良いのにと私は思うようになりました。

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 自動車でアンテナが設置するベストポイントは、自動車の屋根の部分です。みなさまもご覧になったことがあると思いますが、最近の自動車の屋根には、シャークフィンアンテナとかドルフィンアンテナと呼ばれる、サメやイルカの背びれのような形をしたアンテナがあります。このアンテナは、中はGPS、携帯電話、ワンセグなどの複数のアンテナが内蔵されています。
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 私はこの背びれのようなアンテナの中に、これだけのアンテナが内蔵されているならば、それらが繋がる電子回路の一部の導入も意識しながらアンテナの設計をすべきではないかなと思います。そこで、「自動車はタイヤを履いたスマートフォン」という見方を私はするようになりました。

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 車載アンテナは、車体(ボディー)と一体化していますから、車体のイメージ効果(電気的な鏡)を積極的に利用する不平衡型アンテナを用いることにより、アンテナの寸法も自由空間上に設置する平衡型アンテナの半分の大きさにできます。車載アンテナでは空力特性や軽量化を意識しなければなりませんが、屋根の上にアンテナを設置できれば、車載用アンテナの設計は、とてもやりやすいと思います。


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●○ ●○ 近々の私のセミナー
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● 車載用アンテナ設計の私のセミナー

 今年2度目の私の技術者塾(日経エレクトロニクス主催)は10月19日に開催されます。今回のテーマは「車載用アンテナ設計」です。

・ セミナー概要

日時 : 2017年10月19日(木)10:00〜17:00(開場09:30予定)
会場 : エッサム神田ホール1号館3階301 (東京・神田)
主催 : 日経エレクトロニクス

↑にも書きましたように、私は、「自動車はタイヤを履いたスマートフォン」と考えています。そこで、自動車の屋根の上に設置されたシャークフィンアンテナ(ドルフィンアンテナ)の中にいれるアンテナを、スマートフォンの機能との連携を意識し、その設計についてのお話をしようと、セミナーの構想をまとめ始めました。

車載アンテナに要求されることは、

・ 低姿勢(空力特性を意識する。)

・ 低価格

・ 小型、軽量化

・ 耐熱設計

・ 通信システムに適応した電気的な特性

などです。

・ このセミナーのホームページ


・ このセミナーに関する私へのインタビュー記事


もご参照ください。


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●○ 人体通信の関連書籍
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・ 人体通信の最新動向と応用展開(普及版)

 2011年6月、日本で初めての人体通信の技術専門書である 「人体通信の最新動向と応用展開 」を私が監修し、シーエムシー出版から刊行されました。価格は、69,120 円 (税込)でしたが、当時の話題性もあり多くのご注文を頂いたそうです。

 2017年、改めて人体通信が注目されています。そこで、2011年6月に刊行されました「人体通信の最新動向と応用展開」が、2017年9月に、お求めやすい価格 4,752 円(税込)の普及版 として、昨日(9月8日)に再刊行されることになりました。本書は人体通信の国際標準規格(IEEE802.15.6)が制定される前に監修されましたが、現在でも十分に参考になる内容の専門書となっております。

監修 : 根日屋 英之

出版社名 :シーエムシー出版

ISBNコード : 978-4-7813-1210-1

価格 : 4,752 円 (税込)

本書(普及版)のホームページ



・ ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向

 ヘルスケア分野を中心としたウェアラブル機器の技術開発からマーケット動向やガイドラインまでをまとめた本が、三林浩二先生(東京医科歯科大学)と八村大輔様(株式会社メディシンク)の監修で、R&D支援センターより今年の7月末に発売されました。

出版社名 : R&D支援センター

ISBNコード : 978-4-905507-21-5

価格 : 64,800円 (税込)

私は、第2章 第1節 「人体通信の医療・ヘルスケア応用」を執筆しました。

本書のホームページ



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●○ さいごに
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 心から楽しみにしていたアマチュア無線の祭典のハムフェア 2017 が開催され、私は、9月2日(土曜)と3日(日曜)の2日間、参加しました。


 今年も会場では多くの人たちとお目にかかれました。会場でお声がけいただいたみなさま、ありがとうございました。

今年は二人の芸能人の方と会場で友達になりました。詳細は以下のブログで・・・


いろいろ楽しめる秋です。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・ みなさま、秋を楽しみましょう!

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