神田のガリレオ

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 ハイビジョンを無線で伝送すること・・・これは、大きく分けて2つに分類されると思います。それは、ハイビジョン情報を圧縮せずに生のままで送るものと、画像圧縮をかけて送るものです。

● 非圧縮(ハイビジョンの生データ)伝送では、60GHzのミリ波伝送の話題が持ち上がってきました。

 アメリカの某企業の試作機などを見ると、私の一時期の「ミリ波は非常に高価」というイメージは、「ミリ波はやや高価」というところまで来ているように思います。しかし、電波伝搬特性が光的であり、人が伝播路をさえぎると通信が途絶えてしまうため、その対策(複数のアンテナ配置)などは必要になると思っています。

ハイビジョン生データ伝送には、伝送速度は2Gbps以上が必要ですが、

・ 日本のNiCTが中心になっているCoMPAという組織が提案しました方式が、アメリカでも認められたよ  うです。伝送速度は、4.8Gbps/2080MHz帯域で、変調方式は、ASK,BPSK,QPSK,8-PSK

・  Wireless-HD :  LG電子,松下電器産業,NEC,Samsung,SiBEAM,Sony,東芝 の提案方式

・ 802.11規格とは異なりますが、イスラエルの会社のAMIMON方式

                http://www.amimon.com/

も提案されており、この方式は、60GHzのミリ波伝送の生データを5GHz帯の無線LANの許可周波数幅をはみだすことなしに送れる技術で(技術内容は公開されていないようでまだ見つけられません)、20MHzの帯域幅で、1.5Gbps、40MHz帯域を使うと3Gbpsの60GHzミリ波伝送並みの高速伝送ができるといっているそうです。

・ その他、Philipsなどの提案があります。


● 圧縮伝送では、5GHz帯 無線LANベースでハイビジョン伝送

 高価な60GHzミリ波伝送に対抗して、安価な5GHz帯の無線LANの伝送が安価なので、今後の市場が活性化しそうな状況になってきました。

 伝送速度は、ハイビジョン圧縮データ(MPEG)を伝送するのに十分な数百Mbpsです。方式として注目されているものに、

・ VHT : Video High Throughput

・ VTS : Video Transport System


● UWBによるハイビジョン伝送

 Tzero社が2006年6月に発表したUWB(Ultra-WideBand)チップセット「TZ7000」 とアナログ・デバイセズのJPEG2000エンコーダー「ADV202」の組み合わせで、ワイヤレスHDMI (High Definition Multi-
media Interface)を発表しています。

 [私の個人的な感想]・・・ 市場の展開ですが、60GHzのハイビジョンの大容量の非圧縮(生データ)伝送と、MPEGなどで情報圧縮し伝送する安価な無線LANやUWBのどちらを選択するかかと思います。


 ユーザーの目に、ハイビジョン画像の生データと圧縮データの画質の差がわかるかどうか、伝送時間に遅延をどこまでゆるすか・・・などが、キーになりそうです。

また、今後の情報通信機器はIP接続を前提に考える時代になりそうに思います。

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