神田のガリレオ

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● WiMAX

 やはり市場の興味は、WiMAXで高まっていますが、ユーザーの方々は、WiMAX、無線LAN、携帯電話の差があまりわかっていないというのが現実のようです。WiBro(韓国版WiMAX)が伸び悩んでいるのも、そこに原因があるのではといわれています。また、韓国政府が、WiBroの事業者免許を携帯電話会社に割り当てましたが、ユーザーが、携帯電話とWiBroの差がよくわからないので、携帯電話会社としては、長年、会社として作ってきた携帯電話のインフラを大切にしてしまい、WiBroの普及に力が入らないのでは・・・というようなお話も韓国のメーカーの方から伺いました。

 日本で移動WiMAXの3G携帯電話事業者に免許しないという話も・・・過去のPHSや韓国のWiBroの背景が理由なのでしょうか? 雑誌によると、固定WiMAX(デジタルデバイド対策・・・日本中でインターネットがつながらない地域をなくす)の事業者免許には、3G携帯電話事業者も可能性が出てきたと報じられていました。

 一方、台湾もWiMAXは力を入れているようで、これは日本ほど、携帯電話が普及していないことと、無線LANのサービスが充実しているので、携帯電話の移動性と無線LAN(Mobileではなく、端末機は持ち歩けるが使用するときは机上などにおいて利用する Nomadic な通信があ前提)の安価で高速通信ができるメリットの両者を持つ移動WiMAXへの注目は高いようです。月額の利用料金も携帯電話(日本円で月額、約4,000円)と、無線LAN(日本円で月額、約2,000円)の間になりそうです。台湾では北部と南部で各々3社にWiMAX(合計6社)事業者免許を与えるようです。

 ユーザーはなぜ携帯電話と無線LANとWiMAXの区別がつかないのでしょうか? それはその端末を使ってできることが同じだからと思います。携帯電話は音声通信ができます(ただし、音声は携帯電話の専用回線網を使っている)が、無線LANやWiMAXもVoIP技術で音声通話も可能です。データ通信が3者ともインターネット網を使用して可能です。それゆえ、ユーザーでは、何が差なのかわからないのでしょう。

 しかし、携帯電話の世界では、高速データ通信について述べますと、世界的に見るとマルチメディアのデータ通信を行える、俗に言う3G以降の携帯電話を採用しているのは、日本、韓国、ヨーロッパの一部で、その他のほとんどの国は、2Gや2.5Gの携帯電話が主流のため、3Gを行っている国々のユーザーは、各システムの差がわかりずらく、2Gや2.5Gの携帯電話を行っている国々のユーザーは、携帯電話と無線LANの差がわかりやすいのかもしれません。

各システムの特徴を整理してみますと、

(1) 無線LAN : 無線LANは高速データ通信(音声通話もVoIP技術で利用できる)ができるけれど、移動しながら使えない。通信コストは安い。

(2) 携帯電話 : 音声は携帯電話の専用回線網(4G携帯電話ではインターネット網になると思われます)、データ通信はインターネットという2つのネットワークを使っているので通話料金が高くなり、また世界的な規格統一がなされていない不便さもあります。移動通信が可能。

(3) WiMAX : 無線LANのような高速データ通信(音声通話もVoIP技術で利用できる)ができ、携帯電話のように移動しながら利用できる。通話コストは、(1)と(2)の間。

WiMAXは、やはり注目されるべきシステムなのかと思います。ちなみに基地局設置では、東京23区でビルを借りることになると思いますが、ある基地局設置担当の方からうかがいましたところ、屋上の賃借料は、月額8万円〜22万円程度だそうです。

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