神田のガリレオ

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みなさま こんにちは

 今日からゴールデンウィークに入られる方もいらっしゃるかもしれませんね。気候の良い季節です。屋外の新鮮な空気(但し、どこに行く予定も無いので都内ですが)を楽しみたいと思っています。

● 日本の製造業について

 日経エレクトロニクスの2007年4月9日号に、「ワイヤレス製品のものづくり」の記事を執筆しました。記事には多くの反響を頂、6月26日に日経BP社主催のセミナーで丸1日の講演させていただきました。その後も日本各地の大学や企業からの個別講演会のご依頼が本当に多くなりました。

 日本のワイヤレス製造業は、本当に大丈夫なのか・・・私も最近は気になるようになってきました。私の会社は規模は小さいですが、無線通信機器の受託設計を仕事としていますので、弊社に引き合いが来ている設計委託内容から市場を推測するには、データが少ないですが、最近では日本の企業からの端末設計の委託数は減る傾向にあり、逆に基地局は増えています。反面、韓国からのCDMA関連、台湾からの無線LAN(WiFi)、WiMAX関連の引き合いが増えてきています。

 日本のWiMAX導入を検討している企業の購買担当の方からは、WiMAXは、Profile3Aに合致している端末であれば、日本製を買う必要は無く、やはり無線LAN端末とさほど製造工程も変わらないで製造できる強みをもった安価な台湾製に注目せざるを得ないと言っておられました。

 4月25日、日経エレ主催の日経アカデミーで講演をしました。

          http://techon.nikkeibp.co.jp/NE/academy/080425.html

 今回恩セミナーは、満員御礼になり大変嬉しく思います。今回、ご参加いただけなかった方々には、本当に申し訳なく思っております。今回参加できなかった方々には、優先的に CEATEC 2008 後頃に企画されています私の次回の日経アカデミーに、参加できるような配慮をしてくださっていると主催者様から伺いました。ただ、すでにそちらにも数十人のお申し込みをいただいているとのことでした。

 講演会では、公衆回線に接続するワイヤレス製品(携帯電話、WiMAX、無線LAN)と、短距離無線のワイヤレス製品(Bluetooth、ZigBee、UWB など)の二つに分け、各々の事業化に関するために必要な技術と事業基盤についてお話しました。

・ これからの無線通信のキー技術は

     ソフトウェア無線 (適応変調技術、コグニティブ無線)
     マルチアンテナ技術 (SDMA、MIMOなど)
     高効率ハイパワーアンプ (歪補正、高効率増幅器の回路方式)

・ ワイヤレス製品を製造するメーカーとして、設計、開発部署にはどのような人材が必要か ?

     システム設計者
     高周波設計者
     ソフトウェア設計者
     基板設計者
     アンテナ設計者
     筐体設計者

・ 設計、開発部署にあるとよいCADシステムは ?
     
     科学計算シミュレーション (システム設計)
     電子回路CAD (回路図作成,回路シミュレーション,基板設計 CAD)
     電磁界シミュレーション (アンテナ設計,基板設計,筐体設計)
     機構設計CAD (筐体設計)
     (IC設計EDA CAD)

・ 設計、開発関係者が勉強しておきたいこと

     市場のニーズ
     無線システム(多元接続など)の理解
     ワイヤレス製品における規格配分
     ディジタル変復調技術
     通信プロトコル
     高周波回路(雑音),高周波基板
     測定技術(測定器の理解)
     アンテナ
     伝送技術
     ディジタル信号処理(ソフトウェア)
     市場動向,規格動向
     部品情報
     製造ラインの状況の把握

 質疑応答も活発に行われ、講師の私自身も楽しく参加させていただきました。ご参加いただきました方々には、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 今回の会場では、主催者殿、アルプス電気殿のご好意により、CEATEC 2007 での人体通信のデモを再現していただきました。ありがとうございました。

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神田のガリレオの授業

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みなさま はじめまして

 神田のガリレオ・・・ガリレオなんて恐れ多いですが、学生さんに付けていただいたあだ名です・・・こと根日屋英之です。パッヘルベルのカノンをこよなく愛する、IT機器/無線通信機器の設計会社(株式会社アンプレット)の経営と、東京電機大学(工学部)で教員をしている私です。専門は電子回路、通信方式、アンテナで、学位(工学博士)は「小型アンテナの研究」でいただきました。

 カノンでは、以下のURLは感動モノです。

http://www.youtube.com/watch?v=QjA5faZF1A8&eurl=http://youtubehunter.blog75.fc2.com/blog-entry-837.html

 さて、友人に刺激されてBlogというものを始めてみました。根っからのコンピュータアレルギーのため、Blogを書くのに苦戦していますが、みなさま、どうぞ、よろしくお願いいたします。以下は、私の東京電機大学の講義の紹介です。(社会人公開科目になっています。)

 毎週木曜日の夜(19:50〜21:20)に、大学生、大学院生、社会人の方を対象に、「ユビキタス無線工学」を開講しています。

[注記] 今年は社会人の聴講申し込み者が多く、昨年までの7603教室150人収容)には入りきらなくなったということで、急遽、同じ7号館8階の7802教室(200人収容)になるようです・・・とお知らせしましたが、その教室でも狭く、現在は、7号館1階の丹羽ホール(359人収容)で講義を行っています。

公開講座の概要は、

        http://www.soe.dendai.ac.jp/kyomu/extension/080307_n.html

に出ています。短時間で数学や物理現象を理解し、その技術的な観点から見た、今話題になっている無線システムの概要を説明することにより、昨今の無線通信やアンテナ技術を理解していただくことを目的としています。

 シラバスは、大学のホームページの中で探し当てるのが難しい?ので、以下の私の会社のURLにも載せています。
            http://www.amplet.co.jp/syllabus.html

 今年から教科書が変わります。「高周波・無線教科書(CQ出版社)」になります。これは、去年まで授業で使っていたパワーポイント資料を本にまとめ、注釈をつけたものです。電子回路は、三角関数とインピーダンスの概念とオームの法則の三つが理解できれば、ほとんど解けるということを講義では伝えたいと思っています。本の中の図なども、電子工学への拒絶感をやわらげるべく優しい感じのイラストになっています。
            http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15411.htm

 講義の内容は、学生さんが、ブログにサマリーとして書いてくださっています。← いつもありがとうございます。

            http://blog.goo.ne.jp/t-noto31

 また、お時間のある方は、東京電機大学「プロジェクト アトム」もご覧ください。

            http://atom.dendai.ac.jp/atom/

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