神田のガリレオ

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みなさま こんにちは

 6月18日の朝に大阪府北部を中心に最大震度6弱の大きな地震がありました。被災地の方々にはお見舞い申し上げます。

 関東地方でも群馬県や千葉県沖で大きな地震が起こっております。日本列島で、いつ、どこで地震が起こるかわかりませんので、地震に対する備えをお願いいたします。


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●○ 人体通信とワイヤレス電力伝送の融合
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 人体通信コンソーシアムで、会員のみなさまといろいろ協議を進めています。ビジネス化が具現化してくる中で、効率的にディスカッションが行えるように、現在はいくつかの専門分科会に分けてビジネス化に向けての話し合いをしています。

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 今、消費電力の小さな人体通信モジュールのエネルギーハーベスティング技術やバッテリーレス化の議論が活発です。ワイヤレス電力伝送技術との融合も意識し、その分野の専門家を交えてディスカッションをしています。

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●○ 人体通信への誤解と怪文書
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 無線通信は、無線機器を扱う人から無線端末までの距離で分類されています。人から 100m くらいの通信距離を有する無線システムは「WLAN(Wireless Local Area Network)」に分類されています。これは、通称「無線LAN や WiFi(業界団体規格名)」と呼ばれ、みなさまもよくご存知と思います。

 人から 10m くらいの通信距離を有する無線システム(Bluetooth や ZigBee など)は「WPAN(Wireless Personal Area Network)」に分類されています。

 人から 2〜3m くらいの通信距離を有する無線システムは「WBAN(Wireless Body Area Network)」に分類され、Body Area が通信範囲なので、通称「人体通信(HBC : Human Body Communication)」と呼ばれるようになりました。

[ご注意ください]  最近、著名な芸能プロデューサーがアンプレット通信研究所の人体通信技術を盗用し、タレントを洗脳していると書かれた手紙が静岡市の消印で送られているという報告を複数の方から頂いております。この手紙の中で、アンプレット通信研究所の名前が無断で引用されており、私たちも大変、迷惑しております。

 人体通信(HBC、WBAN)は単に通信距離から分類された近距離無線の一方式の通称で、人体通信は、人の思考を読み取るようなことは理論的にも技術的にもできませんので、どうぞ、人体通信を安心してご利用ください。


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●○ キーワードが飛び交っているとき
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 かつて、狂牛病が社会問題化したときに、RFID を用いて、牛肉の生産地から販売店までの物品の流通経路を追跡するトレーサビリティというキーワードがありました。しかし、あれだけ話題になったトレーサビリティという言葉を、最近は、ほとんど聞く機会がありません。

 私見ですが、生産地や販売店がトレーサビリティを意識したシステムを導入したとしても、流通経路の途中では、下請け的な規模の小さな運送会社が介在し、その会社は多額の投資をしてトレーサビリティをサポートするシステムを導入しなければ、生産地からの情報が途切れてしまうので、トレーサビリティが成り立たなくなってしまう。技術的に可能であっても、導入する環境も平行して検討しないと、ICT は活用できないと思います。

 5G やIoT で実現できる夢のような 世界を展示会などでは見るのですが、過去のIT の活用やユビキタス構想のときにも聞いたことがあるような世界の展示があります。当時、その夢の世界が実現されなかった原因を、今、5G や IoT の時代でもレビューしてみることも必要ではないかと考えます。


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●○ 新入社員教育の講師
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 今年は例年以上に新入社員教育の講師のご依頼が多いです。私の専門分野は高周波回路とアンテナですが、今の若手の方々にとって理解が難しいように思われるものにスミスチャートがあります。

 私が若かった頃、高周波回路のインピーダンス整合回路の設計では、スミスチャート上で、コンパスと2つの三角定規を用いてインピーダンス変化の奇跡を書きながら設計をしていましたので、スミスチャートは設計では必須のチャートで非常に身近な存在でした。現代では、高周波部品も使いやすい入出力インピーダンスが50Ω系に整合されているものが増えてきたので、スミスチャートを用いた設計そのものの頻度が非常に少なくなってきたこともあり、講師としてスミスチャートを教えることに苦労しています。

 数日前に、私の知人の澄野一樹さんからメールを頂き、「スミスチャートとは」(Kindle本)を出版されるとのこと。


スミスチャートや高周波回路設計にご興味のある方は、ぜひ、ご紹介したい本と思いました。

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