Prime Rose
恋の後味
全然、気持ちなんてなかった。 計算だけで続けていた、 恋だなんて到底呼べない付き合い。 どう別れるかばかり考えていた。 それなのに、 なぜか別れ話をする度に、 知らずに涙が頬を伝う。 終わりにしたいのに、 心が別れを惜しむ。 続けようとすれば、 苦しさだけが胸に込み上げる。 そんな関係に、 ようやく終わりを告げた。 すっきりした気分と、 胸のうちを占める寂しさ。 それでも、自分の出した結論に、 後悔はしていない。 久しぶりに届いた、彼からのメール。 彼らしい、 優しさと思いやりのこもったメール。 自分で思っていたより、 私は良い恋をしたのかもしれない。
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