ナラの灰などにセシウムの吸収抑制効果 県は2日までに、民間の提案を受けて実施した農地の放射性物質除去・低減技術実証試験の最終結果をまとめた。試験を行った資材10点のうち、植物への放射性セシウムの吸収抑制効果を調べた試験では、ナラの木の灰を混ぜた土壌で栽培した場合にセシウムの吸収が約12分の1に抑えられるなど、実験した3点全て吸収抑制効果が確認された。
実証試験は、セシウムを含む土にナラの木の灰を混ぜ合わせた状態でコマツナを55日間栽培し、生育した葉の部分がどの程度セシウムを吸収したかを測定した。この結果、土壌中のセシウム濃度を、植物の食べられる部分のセシウム濃度で割った移行係数では、灰などを混ぜていない土壌で育てた場合には0.006だったのに対し、ナラの木の灰を混ぜた土では0.0005と12分の1に低くなった。ナラの木の灰の吸収抑制効果は、3点の中で最大だった。 試験ではこのほか、EM(有用微生物群)の堆肥、水で溶かして使う微粉肥料も同様の手法で調べた。EMの堆肥は0.0007で約9分の1、微粉肥料が0.0014で約4分の1となり、塩化カリウムを混ぜた場合の0.0023よりも吸収抑制効果があった。 (2012年6月3日 福島民友ニュース) |
除染方法
[ リスト ]



