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除染方法

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2万1217戸、発注率23% 「住宅除染」実施状況

 
 
 県は24日、汚染状況重点調査地域に指定された41市町村の8月末時点での除染実施状況を発表した。25市町村が予定する住宅除染は9万3645戸の計画に対し、19市町村で2万1217戸が発注された。発注率は前回調査(7月末時点)を3ポイント上回り約23%。除染が完了したのは14市町村4207戸で、計画に占める比率は4.5%にとどまる。
 市町村別では、最も多い2万5000戸を計画している郡山市は、先行発注した140戸全てで除染が完了。福島市は2万2714戸の計画のうち、約3分の1に当たる7516戸の発注、1338戸が完了した。
(2012年9月25日 福島民友ニュース)

ナラの灰などにセシウムの吸収抑制効果


 県は2日までに、民間の提案を受けて実施した農地の放射性物質除去・低減技術実証試験の最終結果をまとめた。試験を行った資材10点のうち、植物への放射性セシウムの吸収抑制効果を調べた試験では、ナラの木の灰を混ぜた土壌で栽培した場合にセシウムの吸収が約12分の1に抑えられるなど、実験した3点全て吸収抑制効果が確認された。
 実証試験は、セシウムを含む土にナラの木の灰を混ぜ合わせた状態でコマツナを55日間栽培し、生育した葉の部分がどの程度セシウムを吸収したかを測定した。この結果、土壌中のセシウム濃度を、植物の食べられる部分のセシウム濃度で割った移行係数では、灰などを混ぜていない土壌で育てた場合には0.006だったのに対し、ナラの木の灰を混ぜた土では0.0005と12分の1に低くなった。ナラの木の灰の吸収抑制効果は、3点の中で最大だった。
 試験ではこのほか、EM(有用微生物群)の堆肥、水で溶かして使う微粉肥料も同様の手法で調べた。EMの堆肥は0.0007で約9分の1、微粉肥料が0.0014で約4分の1となり、塩化カリウムを混ぜた場合の0.0023よりも吸収抑制効果があった。
(2012年6月3日 福島民友ニュース)

除染、ゼネコンしか…

除染、ゼネコンしか… 自治体、巨額予算を丸投げ

2012年6月1日 07時06分
 
除染のため、スコップやくわで庭の表土をはぎ取る作業員たち。まさに人海戦術だった=福島県広野町で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2012060199070618.jpg
 福島県内で、東京電力福島第一原発から放出された放射性物質の除染が進むが、受注先の多くは大手ゼネコンが占めている。自治体の年間予算を超えるような巨額事業だけに、自治体はゼネコンの動員力に頼ってしまう。一方、きちんと積算した上での発注なのか、疑わしい事例も。現場を追った。 (増田紗苗)
 本紙が福島県内の自治体などに除染の発注状況を聞いたところ、表の通り大手ゼネコンの名前が並んだ。しかも、一契約当たりの金額が非常に大きい。
 例えば人口約五千三百人の広野町。例年の年間予算の二倍に当たる六十四億円で、清水建設と生活圏の除染を一括契約。人口約六万五千人の南相馬市でも、同予算の二百七十七億円を大きく上回る四百億円で、竹中工務店を中心とした共同企業体(JV)に一括発注した。自治体の担当者にとってはとてつもなく大きな事業規模。端数のない数字からは、本当にきちんと見積もりをしたのか疑問もわいてくる。
 ゼネコンに丸投げしているのでは? 率直に疑問をぶつけると、「市も地元業者も、今までやったことのない規模の事業。細分化して地元業者に発注すると、手続き業務が煩雑になり、こっちがパンクしてしまう」(伊達市市民生活部の半沢隆宏部次長)という答えが返ってきた。
 環境省が一月に一般競争入札で発注した楢葉町役場周辺の除染では、入札額の高値と安値の間に十二倍もの開きがあった。入札額がこれほど開くのは異例だ。環境省除染チームの担当者は「契約内容に問題はなかった」とした上で、「省もゼネコンも除染の実績が乏しく、手探り状態だった」と明かした。
 ゼネコンにとって除染はうまみがたっぷりなのか。「公共事業が減る中、仕事を取りたいという思いは各社とも強い」と大手ゼネコン関係者。一方、別のゼネコン幹部は「除染はノウハウが確立されておらず、人件費がかかるのでおいしい仕事ではない」と否定した。
 除染の現場を見ると確かに人海戦術。広野町の現場では山際の民家の庭で、ヘルメットに防じんマスク姿の男性十数人が、くわやスコップを手に表土を黙々と取り除いていた。
 「地元中心に七百人の作業員を集めたが、作業が細かくて予想以上に時間がかかっている」。清水建設広野町作業所の松崎雅彦副所長がため息交じりに語った。遅れればその分だけ人件費がかさむ。その場合は、町が国に追加の予算措置を求めることにしている。
 既に自宅の除染を終えたという同町の自営業の男性(64)は「大人数で何日もかけて除染していたけど、本当に放射線量が落ちたのか分からない。気休めみたいなものだよ」とつぶやいた。
(東京新聞)
 

農地除染 決め手なし 除去土壌 どう処理 

 
県や日本原子力研究開発機構(JAEA)の実証試験で、構造物の除染技術に一定の効果が見えた一方、農地除染は課題が山積している。放射性物質をなくすには表土除去が最も効果的だが、大量の廃棄物が生じる。住宅除染は一律の対応が難しいのが実情で、山林の除染技術は手探り状態が続く。
 
■1軒500トン
 県によると、10アールの農地で厚さ5センチの表土を除去すれば、廃棄物は50トンに上る。県内の水稲農家の平均的な水田面積は約1ヘクタール。農家1軒につき500トンもの廃棄物が生じる計算だ。県農林地再生対策室の担当者は「農家1軒から、10トン積めるダンプ50台分出る。一つの集落から出る量は膨大で、広大な仮置き場がなければ表土除去は事実上、不可能」と苦い表情を浮かべる。
 土壌から放射性物質を吸着した粘土質と、他の土を分けて処分する技術も民間企業などが研究している。だが、粘土質を分離した土壌は性質が変化し、農業用の土としての機能を失いかねない。廃棄物は減っても、農地が使えなくなる恐れがある。JAEAの研究者は「詳細に事前測定してから表土除去し、廃棄物の量を最小限に抑えるべき」と指摘する。
 
■技術開発に期待
 県内では平成23年度、警戒区域などを除く大部分の水田で水稲が作付けされた。これらの農地は耕したことで放射性セシウムが土の内部に入り込んでいるため、表土除去の効果はない。このため、表面から15センチ程度とその下の15センチ程度を入れ替える「反転耕」か、通常より5センチ以上深く耕す「深耕」で対応することになる。県によると、いずれも放射性物質を除去せず封じ込める対策のため、放射線量がゼロにはならないという。
 反転耕は封じ込め効果は高いが、土壌の厚さが30センチ以上なければ実施できない。県は反転耕か深耕で土壌に含まれる放射性物質の濃度を下げ、その上で農作物の吸収抑制対策を施すことで安全性を確保したい考えだ。
 吸収抑制には、鉱物のゼオライトやカリウム肥料を農地に散布する手法がある。県の試験では、ゼオライトを使うことで、土壌の放射性物質の濃度は半減した。
 県はさらに効果的な技術を探ろうと民間提案型の実証試験を行ったが、現段階で民間企業が提案した物質は、いずれもゼオライトに比べて効果が下回った。現段階で農地の除染に「決め手」はなく、県は「民間企業や大学の今後の技術開発に期待するしかない」としている。
 
■住宅除染にも難題
 屋根や壁の材質はさまざまで、一律の対応は難しいのが実情だ。
 住宅の2階部分の放射線量が1階より高いケースがあるが、JAEAは「屋根より周辺の山林などの影響が大きい」と指摘する。放射性物質から放出されるガンマ線は、平均で100メートルほどの範囲に影響するという。このため、周辺を測定した上で、局所的に放射線量が高い「ホットスポット」となった側溝や水路の除染が必要となる。
 
■境界柵有効?
 県内には広大な山林が存在するが、効果的な除染技術は確立されていない。JAEAの研究者は「長期的に対応するしかない」と指摘する。
 山林の樹木を次々と伐採すれば、膨大な廃棄物が出る。さらに、保水性が下がり、土砂崩れを起こす危険性もある。このため、枝打ちや間伐などを計画的に進める必要があるという。地面で土や落ち葉に付着した放射性物質が移動するのを防ぐため、山林と住宅などの境界に柵を設ける対策が有効とみている。

【写真】県内各地で行われている農地の反転耕。放射性物質を完全に除去できず、農作物への吸収抑制対策が課題となる
(2012/05/04 08:59) http://www.minpo.jp/library/logo/minpo_logo200x37.gif
 

道路除染 コストが課題 有効技術は判明、国ガイドラインの対象外

 
 
 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質は建物や道路、森林、農地など広範囲に付着した。その除去作業は国内で前例がなく、十分なノウハウは蓄積されていない。県や日本原子力研究開発機構(JAEA)は実証試験を通し、土木分野や農作業で使われていた技術を応用しながら効果を探ってきた。舗装面の除染では一定の効果を確認したが、依然、コスト面などの課題が残る。新たな技術を開発し、普及させるのは難しいのが現状だ。

■ショットブラスト
 「一様に高い除染効果が得られた」。平成23年度の除染技術実証事業で県が高く評価したのが、「ショットブラスト」だ。機械で直径1ミリ程度の鉄球を舗装面に打ち付け、ミリ単位で削る。舗装表面の放射線量は95%以上減少した。道路などの公共工事で表面処理に使われていた技術で、特殊な改良が不要なため、現場に導入しやすいメリットもある。
 一方、JAEA福島技術本部の研究者は「道路のわだちなど凹凸がある部分を均一に削ることができない」と指摘する。回収した粉じんの放射線管理、作業者の防護も必要となる。
 導入には高額な費用もネックとなる。県内の民間事業者によると、ショットブラストを使うには機器や使用する鉄球の導入費、粉じんの処分費用などが生じる。1平方メートル当たりコストは、高圧洗浄の10倍近い6千円程度かかる見通しだという。県は「線量が高い部分でスポット的な活用を促したい」としている。

■高圧洗浄機
 原発事故の直後、高圧洗浄機を使った除染作業が注目を集めた。だが、県とJAEAは「高い効果は得られない」と否定的な見方を示す。
 県の実地試験では、アスファルト舗装面の表面線量の減少率は40〜60%程度。ショットブラストと比べ、十分な効果は得られなかった。舗装面などに強固にこびりついた放射性物質は、高圧の水では洗い落とせない。さらに、洗剤を併用しても効果は高まらなかった。水を大量に使うため、汚れた水の回収も課題となる。
 一方、JAEAは「超高圧」の水で舗装面を削り取る超高圧水除染は効果があるとみている。水圧は約200メガパスカルにもなる。一般に市販されている10メガパスカル未満の高圧洗浄機の20倍以上だ。県の実地試験では超高圧水で表面線量を80%以上減らすことができた。
 ジェル状の特殊な素材を構造物に塗り、乾燥させて剥がす「はく離剤」も表面線量を80%以上減らすことができた。公園の遊具など立体的な構造物、凹凸や亀裂がある場所の除染に効果が期待できる。作業に伴い汚染物が拡散する心配もない。
 ただ、水に弱い性質があり、作業時の降雨対策が求められる点やコストが高いことが課題だ。民間事業者は「乾燥に24時間ほどかかるため、屋外での使用は難しい。素材の費用は1平方メートル当たり1万円程度かかる」と指摘する。

■事前協議が必要
 ショットブラストやはく離剤は県の実地試験で効果が確認されたが、環境省の除染関係ガイドラインに使用が明記されていない。このため、市町村が除染に導入する場合、環境省との事前協議が必要となる。協議に時間を要して除染が遅れる懸念がある上、認められなければ費用は市町村の全額負担となる。
 県は試験結果を環境省に通知し、ガイドラインに盛り込まれるよう求めている。
 環境省はガイドラインを随時、見直す方針だ。ただ、環境省除染チームは「県やJAEA、農林水産省などが行った実証試験の結果について効果、効率、費用の観点から精査している段階」としており、「第2版」の公表時期は不透明だ。
(2012/05/04 08:29) http://www.minpo.jp/library/logo/minpo_logo200x37.gif

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