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■朝日新聞WEB版から
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260343.htmlhttp://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260343.html
故郷に帰る日は―歌声重ね、思い重ね 仙台フィル演奏会
2011年3月26日19時20分
東日本大震災で犠牲になった人たちの鎮魂と、これからの復興を祈り、仙台フィルハーモニー管弦楽団が26日、仙台市の見瑞寺で演奏会を開いた。演奏側も約80人の聴衆も被災者。唱歌「ふるさと」を合唱し、まぶたを押さえた。
仙台フィルには、家が破損した事務局員もいる。ただ、復興は物資だけでなく心の励ましが必要だとして企画した。市内の会場は被災で使えず、お寺の施設を借りた。
演奏は6曲。ケネディ米大統領の葬送に使われた「弦楽のためのアダージョ」に鎮魂を、「アヴェ・マリア」に再起への希望を込めた。
最後は「ふるさと」を皆で合唱。「志をはたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷(ふるさと) 水は清き 故郷」。歌い上げると、涙が流れた。
何人もの友人が津波で家を流されたという佐藤律子さん(40)。音楽に触れ、「張りつめた気持ちが安らいで、涙が止まらない。本当に心に響いてきた」と話した。
仙台フィルは「音楽の力による復興センター」を設立。ボランティア演奏家や会場などを募り、今後も各地の被災者に演奏を届けたいという。(高津祐典)
■産経新聞WEB版から
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110327/myg11032701450001-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/region/news/110327/myg11032701450001-n1.htm
仙台フィル、復興支援コンサート 市民「勇気もらった」
2011.3.27 01:45
仙台フィルハーモニー管弦楽団は26日、東日本大震災の復興コンサート「鎮魂、そして希望」を同フィル発祥の地といわれる仙台市宮城野区の見瑞寺で開いた。
この日は本堂で午後2時から、コンサートマスターの伝田正秀さん、セカンドバイオリン首席奏者の山本高史さん、ビオラ奏者の清水暁子さん、チェロ奏者の八島珠子さんによる弦楽四重奏で「G線上のアリア」(J・Sバッハ)を献じ、震災の犠牲者の冥福を祈った。
境内にあるバレエ・スタジオで開かれたコンサートでは、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」やチャイコフスキーの「弦楽セレナード」など、癒やしのクラシックの名曲が演奏され、詰めかけた約100人の市民はうっとりと聞き入った。
50代の男性会社員は「演奏に勇気をもらいました」と話していた。
■河北新報WEB版から
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011032601000488.htm
鎮魂と復興の誓い込めコンサート 仙台フィル、被災地で
東北地方で活動する仙台フィルハーモニー管弦楽団が26日、東日本大震災の犠牲者を鎮魂し、復興を誓うコンサートを仙台市宮城野区の見瑞寺で開いた。被災地の意向を聞きながら、被災者に直接音楽を届ける活動を展開していく。
震災後初の演奏となった今回は楽団員らが「故郷」など6曲を披露し、市民ら約110人が聞き入った。家族と訪れた同区の主婦佐藤律子さん(40)は「曲を聴いた途端、涙が止まらなくなった。亡くなった人たちのことを思い出して…」と言葉を詰まらせた。
指揮を務めた佐藤寿一さん(51)は「私たちにできることはこれくらいですが、被災した方に少しでも安らいでもらいたい」と話した。
同フィルは今後、全国の演奏家にボランティアでの参加を呼びかけ、活動資金の支援も広く呼びかける。問い合わせは同フィル、電話022(225)3934。
2011年03月26日土曜日
前の記事で紹介した仙台フィルの復興コンサート。3月26日に開催された模様が報道されている。演奏されたのは、J.S.バッハ「G線上のアリア」(弦楽四重奏版)やバーバー「弦楽のためのアダージョ」、チャイコフスキー「弦楽セレナード」、グノー「アヴェ・マリア」などだったようだ。
当面、通常の有料コンサートを開催できる見通しはないだろうが、地域に根ざしたオーケストラとしては、こうした地道な活動を重ねていくことこそ求められているということだろう。仙台フィルの動向はひきつづき見守っていきたい。
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