楽興の時・音の絵

相変わらず猛烈に忙しくて、なかなか更新できません。orz

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■東京文化会館のWEBサイトから
http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=20114&d=12&m=big

東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2011−
〜東北関東大震災 被災者支援チャリティー・コンサート
〜 ズービン・メータ指揮/NHK交響楽団 特別演奏会
日時 4月10日(日) 16:00開演(15:15開場)
曲目 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125
指揮 ズービン・メータ
出演者 ソリスト調整中
合唱 東京オペラシンガーズ
料金 S:20,000 A:16,000 B:12,000 C:8,000(4月1日発売予定)
東京・春・音楽祭実行委員会 03-3296-0600.


 ズービン・メータは、フィレンツェ歌劇場とともに3月に来日していたが、震災のため、急遽公演中止になってしまった。その後「日経」にインタビュー記事が出ていて、地球的規模で注目を集めている今回の震災にたいして、芸術家としてどう向きあうかについて、見識ある発言をしていたことに注目していた。

 このたび、もともと予定されていたアンドリス・ネルソンス指揮による演奏会形式の「ローエングリン」の上演が中止になったので、急遽こういう演奏会が開催されることになったらしい。管理人は、もともと「東京のオペラの森」という企画については、現東京都知事の思いつきで突然浮上し、当時の東京文化会館館長だった三善晃氏が辞めてしまったり、いくつかの芸術団体が公演中止をよぎなくされたりした経過を鮮明に記憶しているだけに、若干の疑問をもっている。しかし、こういう機会に、ズービン・メータが久々にN響に客演するというのは、注目してよいことだろう。

■HMV ONLINEより
http://www.hmv.co.jp/news/article/1103250087/

東北関東大震災募金コンサートを、 ベルリン・フィルとベルリン・シュターツカペレが開催
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・シュターツカペレは、すでに数限りなく日本に客演していますが、東北関東大震災を受けて3月29日(日本時間30日)に、サー・サイモン・ラトルとダニエル・バレンボイムの指揮で救済募金コンサートを行うことになりました。この模様は、デジタル・コンサートホール(DCH)でも生中継されます。 演奏会およびライブ配信の収益は、すべてユニセフ(国連児童基金)に寄付され、被災地の子供たちに送られます。(財)日本ユニセフ協会専務理事の早水研氏によると、同協会は、被害を受けた子供たちに対する早急かつ効果的な援助を、現時点での最大の目標としています。両オーケストラの団員はこの意向に賛同し、ドイツから可能な手助けをさせていただきたいと考えています。
 コンサートの前半では、ダニエル・バレンボイムとベルリン・シュターツカペレが、チャイコフスキーの「交響曲第6番《悲愴》」を演奏します。ベルリン・シュターツカペレは、1570年に設立されたドイツ最古の楽団のひとつで、コンサート活動の他、ベルリン国立歌劇場のオーケストラとして活躍しています。1992年からは、ダニエル・バレンボイムが音楽総監督を務めています。
 コンサートの後半では、サー・サイモン・ラトルとベルリン・フィルが、ブラームスの「交響曲第4番」を演奏します。ベルリン・フィルは、1957年のヘルベルト・フォン・カラヤンとの初来日以来、日本の聴衆と深く結びついています。また2007年以降は、ユニセフの親善大使としても活動しています。
 コンサートの詳細は、「次回のDCH演奏会」の項をご覧ください。
(以上、引用終了)

 
 映画「ベルリン・フィルと子どもたち」(原題“Rhythm is It”)でも紹介されたように、ドイツ社会の底辺層への支援を芸術活動を通じてとりくんできたサイモン・ラトルと、「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」などの活動で民族対立を乗りこえる活動を続けてきたダニエル・バレンボイム――。私見では、これにクラウディオ・アバドがくわわれば、おそらく「世界三大社会派指揮者」になるのではないかと思われるが、さっそくこういう活動をおこなう行動力は素晴らしい。

■朝日新聞WEB版から
http://mytown.asahi.com/areanews/kanagawa/TKY201103280550.html

児童4人が発案 震災支援の慈善コンサートに400人
2011年3月29日
 小学生4人の声から実現したチャリティーピアノコンサートが28日、横浜市神奈川区の中丸小学校であり、大人と子ども約400人が流麗なピアノ演奏に聴き入った。1枚2千円のチケット代に会場で集まった募金を合わせ、約74万円を日本赤十字社を通じて大震災の被災地に送る。
 「私たちも何かしたい!」と言い出したのは、同小学校4年の志賀舞子さん。仲良しの古宮優生(こみや・ゆうき)さん、宮優里奈(みや・ゆりな)さん、三堀由美子さんも同調した。「地震と津波で大変な目に遭った人たちに、元気になってほしい」と言う子どもたちに、舞子さんの母恭子さん(46)はチャリティーコンサートを思い立った。
 木村昭雄校長に相談すると、日ごろから同小学校を拠点に運動教室などを開く市民団体「まる倶楽部」を紹介され、体育館を使えることになった。ドラマ「のだめカンタービレ」の吹き替え演奏で注目された知人のピアニスト清塚信也さん(28)に出演を打診すると、その場で快諾してくれた。計画から実行まで、わずか1週間だった。
 清塚さんは原子力災害に揺れる福島県大熊町で演奏したことがあるといい、ショパンやベートーベンにオリジナル「祈り」を加えた10曲以上を予定時間を超えて熱演。「病弱なショパンも、耳が聞こえなくなったベートーベンも、大きな悲しみを抱えて多くの名曲を作った。私たちの国も試練の時。ここから歯を食いしばって何かを生み出しましょう」と聴衆に呼びかけた。
 福島県葛尾村で12年間助役を務めた松本秀晴さん(77)は、神奈川や静岡の親類を頼って家族が分散して避難中。「葛尾村の家は原発から30キロ圏内。戻れても農業の再生は難しいだろう。でも、今日は良い演奏に気持ちが和みました」と笑顔を見せた。(織井優佳)


 ネットサーフィンをしていて、たまたま出くわした記事がこれ。小学4年生の子どもたちの熱意をうけて、お母さんがチャリティーコンサートを思いたち、学校側の協力と、知人の若手ピアニスト清塚信也さんの協力で実現。約74万円を日本赤十字社経由で被災地に送ることになったというのは、心を動かされる話題だ。子どもたちの真剣な思いとともに、それを結実させようという周りのおとなたちのアンサンブルが素晴らしい。と同時に、最後の段落にあるように、福島第一原発30キロ圏内の村から「自主避難」で首都圏に来ている人もいるという現実も、直視しなくてはならないだろう。

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