変態新聞こと毎日が嫌みたらしく訳して批判した記事があったけど、
原文の方にはそういった趣旨のことは描かれていないということでまたマスコミがやらかしているわけで。
<クルーグマン氏>アベノミクス「結果的に完全に正しい」
【ロンドン坂井隆之】
大胆な金融緩和や財政出動で景気底上げを図る安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」が、ノーベル経済学賞受賞者からも評価されている。著名な経済学者のお墨付きを得たことで、首相は一段と自信を深めそうだが、アベノミクスへの期待感が支えになっている円安や株高の持続性には疑問の声もある。
08年のノーベル経済学賞受賞者で、コラムニストとしても知られる米プリンストン大のクルーグマン教授は11日付ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)のブログで、安倍首相が目指す経済政策について「深く考えてやっているわけではないだろうが、結果的に完全に正しい」と“評価”した。
同氏はかねて、不況脱却のためには大胆な財政・金融政策が必要だと主張。安倍政権が打ち出した20兆円規模の緊急経済対策や、日銀に対する強硬な金融緩和の要求に対し、「(財政破綻のリスクなどを強調する)堅物過ぎる理論にとらわれて他のどの先進国もできなかったこと」と指摘する。
ただ、クルーグマン氏の分析には、皮肉も交じる。アベノミクスの効果について「国債の金利は上がらず、円は下がっており、日本に非常によい結果をもたらしている」と述べる一方、「安倍(首相)はナショナリストで経済政策への関心は乏しく、それ故に正統派の理論を無視しているのだろう」と推測。金融市場はひとまず好感しているものの、財政持続可能性などに深い洞察を欠いたままの政策運営には、懸念をにじませる。
円相場の急速な下落と日本株の上昇に対しては欧米でも関心が高く、連日報道されている。ただ、各紙とも持続性には半信半疑で、英フィナンシャル・タイムズ(FT)は12日の記者コラムで「過去20年間、日本株に失望させられ続けてきた。今回、何が違うのかは疑問だ。昔と違い日本が世界に売るものは乏しく、円安は特効薬ではない」と言及した。そもそもアベノミクスは、クルーグマン氏らの主張を裏付けにした側面があり、同氏が評価するのは当然という指摘も。新政権の経済政策の評価が定まるには、なお時間がかかりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130114-00000027-mai-bus_all
ちゃんと訳された全文訳はこちら。
対応すると思われるところを前後含めて引用。
答えはあらゆる反応が良好だといえるだろう。長いことマイナスであった期待インフレ率が、つまりマーケットはこのデフレが長いこと続くと予想していたんだけど、その期待インフレ率が勢いよくプラスのレベルに入ってきている。にもかかわらず政府債務の金利はまったく変化しているようには見えない。これは、まずまずのインフレが続いていけば日本の財政事情が急速に改善していくことを予見してくれているんだ。円の為替レートも下がり続け、これは本当にいいニュースだ、輸出状況も大幅に改善していくことだろう。
要するに、 安倍氏はすばらしい結果を出して原理主義者たちの鼻をあかしたんだ。
安倍首相は、外交においてそんなに”良心的”な政治家ではないよ、と 僕に忠告してくれる日本の政治に幾らか詳しい人がいて、そんな人たちは、彼は利益誘導型の古いタイプの政治家に過ぎないというんだ。
だけどそれがなんだっていうんだろう。彼の意図がどこにあろうと、彼が今やっていることは原理主義を打破しているということなのだ。彼が成功した暁には、何かすばらしいことが起こったことを意味するだろう。つまりそれは世界の他の国々に対して、どうやって不況から脱出するのかを教えてくれているわけだ。
全文訳: http://takabedai.blogspot.jp/2013/01/blog-post_15.html?m=1
NYTへ寄稿された原文はこちら
http://www.nytimes.com/2013/01/14/opinion/krugman-japan-steps-out.html?hp&_r=1&
言ってもないことを言ったように勝手に書いておいて懸念だとか、
「坂井隆之」は辞めて別な仕事に就いた方がいいよ。
そんなに日本の景気が回復するのが嫌なのか。
正統派の理論じゃなくて、主流派経済学、新古典派経済学の理論だよな、この場合。
デフレ下でも主流派の理論こそ正しい、と何が何でも言いたげな毎日の記事ということだけは、
個人的に理解できた。
原文読める人は自分でちゃんと原文読もう。
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