筆のある風景

トールペイント、チャイナペイント、ちょっとだけお習字

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ロンドンでのお宝

10月の初めにドイツの祝日の(東西統一記念)を利用してロンドンに行ってきました。
久々のロンドン…久々という言葉はおかしいかな?20年ぶりです。当時はユーロスターもヒースローエキスプレスもなく、空港はターミナル4まででした。
今回は初めてヒースローエキスプレスに乗りました。市内までを15分で結んでいるんですね〜。びっくり!!
行ったあたりはお天気も比較的穏やかで、最終日は晴天に恵まれました。ロンドンの10月で青空が1日中見えるなんて珍しいんですよねっ!ヽ(*^^*)ノ上着もいらない気温にまで上がり、初めてLondoneyeにも乗って初めて高いところからロンドンを一望しました。まるで初めて来たかのような感動を覚えました(笑)。
 
ロンドンではロイヤルバレエのドン・キホーテを観て、Langham Hotelでアフタヌーンティーをして、昔住んでいたところを訪ね、かつてお世話になった英会話の先生のところを訪問。美味しいチャイニーズも食べたし、ウィンドウショッピングもできたし!!そして・・・一番楽しみにしてたのはアンティークめぐり。
当時は乳幼児2人連れだったのでアンティークめぐりなど夢のまた夢。4年半の滞在でたった2回しかやってませんでした。
今回行ったのはCamdenpassage.土曜日しか開いてないので、そこはアンティークに行く!と最初に埋めて・・(笑)。
お目当てはやっぱり陶器。一軒小さな店の中が陶器で埋め尽くされているお店がありました。オーナーとあれこれ話をしているうちに、私が手描ききのドレスデンを探しているのを知るや否や?出るわ出るわ。
店のうず高く積まれている中からごそごそといろんなものが出てきます。その中から買ったのがこれ。
イメージ 1
いったい何をするものかは分からないのですが、4面に手描きで人物がとブーケが描かれています。
その緻密さとバランスの良さに一目ぼれ。
足の部分は欠けてたり折れてたりしたのを直してあるのは歴然でしたが、そんな事よりも絵に惹かれました。
最初はこんな欠けたものでも£120という値段がついてたのですが、あれこれ見せてとじらして?いるうちに£70まで値段が下がりました(笑)。
他の面は
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
 
全体はこんな感じ
イメージ 5
 
底のほうにまで花が描いてあります。
イメージ 6
1920年代のドレスデンということですので、これが完璧なものだったらいったいいくらするやら?(笑)
いつかこんな感じに描けたらいいな〜と思って大事に持って帰りました♪
9月の1週目にミュンヘン郊外在住の元マイセンのペインター、Andreas Knoblのスタジオのセミナーを受けてきました。
ここのセミナーは変わっていて、個人個人好きなサブジェクトに臨み、それに対していろいろ指導してくれるというもの。
今回は1セッション目のAndreasと元マイセン、KPMのペインターの2人体勢のクラスがあったのですが、それはウエイティングで入れず、2セッション目のAndreasだけのクラスを受講しました。
クラスメイトは私以外は花や動物を遅乾性オイルを使って描くというものでした。というのもAndreasは鳥や花(ボタニカルな感じ)を描くペインターで有名なのですが、実は元はマイセンでミニチュアを描いていたと言うではないですか。そこで是非彼のその技をみたいと思いました。
実は元々今回は遅乾性のオイルや丸筆の使い方についてを知りたくてAndreasのクラスを受けることにしたのですが、彼曰く、何を描くにも手法は同じではあるが、よりトラディショナルスタイルはマイセンの基本になっている秀作が多く芸術性が高いので、それを学ぶべきだ・・・と。ということで新しいマイセンスタイルではなく、トラディショナルなスタイルを挑戦することにしました。
 
実は1セッション目にほぼ同じものを描いた方がいらっしゃいました。こちらがマイセンの時代が新しい手法のもの。
 
イメージ 1
どうですか?おなじみの感じですよね。実はこれを見て、最初はこれがいい〜!って言ったんですけどね〜。だって私の中のマイセンってこんなんですもん(笑)
でもどうやらやり方はま〜〜〜ったく違う・・・って言うじゃないですか。え〜どんな風になるの??
 
ということでおそるおそる始めたのですが、本当にまるで勝手が違うのでかなり疲れました。
まずはタイルにすべての花のアウトラインをいれます。
イメージ 2
そして色を乗せるというよりは細かい筆さばきで濃淡をつけていきます。
花のほとんどをその手法で描いていきます。
イメージ 3
すべてにアウトラインが入り、ストロークだけで色を入れた段階で1度焼成しました(本来なら最後まで焼かないのですが、さすがにそれはリスクがあるので1回途中で焼成しました)
そしてその上から色を置いて・・・そう、本当に置いていくのです。
それでできたのがこちら。
イメージ 4
 
そこにかごやテーブルを加えて何とか4日目に出来上がりました
イメージ 7
どうですか?先の新しい手法とは印象がかなり違いますよねぇ〜。どちらが好きかと言われたら、どちらもそれぞれのよいところがあるので一概には言えませんが、トラディショナルの方からは一種気迫?のようなものが感じられます。
その辺がAndreasの言うところの芸術性なのかもしれません。
 
だたこれは単にタイルに描かれたものなのでとても殺風景(^_^;)
ということで家に帰ってからバックグラウンドにフレームを描きました。内側には盛りと金、外側には金のラインを入れたらちょうど本当のフレームみたいでしょ?
イメージ 5
イメージ 6
少し金が薄いところがあるのでもう一回かなぁ〜?(^_^;)ともあれ、何とか完成しました。
 
今回これをやってみて感じたことは、やはりトラディショナルと言われる古い時代のものは芸術性がとても高く繊細だなということです。普段よく目にするマイセン/ドレスデンなどはいわゆる”工場製品”なわけで、流れ作業で大量生産。
もちろん職人さんのスキルは高いのですが、確かに個性があるかと言われたらそうではないですね。
ただそんな事はアーティストたちは百も承知で、それゆえいろいろ派生していろんなスタイルが生まれていったわけですが・・・。
その源流となったこのスタイル、新しいスタイルとはやはり一味違ってとてもめに鮮やかで、またこの手法でやってみたくなりました。(とかいって難しいんだけどー笑)
ということで、クラスメイトだったイタリア人のペインターたちとも仲良くなったし、なかなか面白いセミナーでした♪
 
 
 

今取組中の作品

しばらく小さなコースターなんかをやってたので、今度はちょっと大き目のもの。
初めてバラの入ったブーケをやってます。まだ速乾性のオイルにイマイチ慣れてませんが、少しずつ先生の技?が分かってきました(できるかどうかは別として…笑)
一番最初に描いたブーケとは印象が随分違いますね。マイセンといっても(ドレスデンもそうですが)描き手、時代によって雰囲気が全然違いますね。
イメージ 1
これが先生のプレート。これを見ながら自分のプレートを描きます。
イメージ 2
こちらが私のプレート。これが1回目の焼成なので、来週には仕上がる??きっとプロは乾いたらこの上から描いちゃって1回焼成でおしまいなんでしょうね。
さすがなのは、先生このデザインあっという間に下書きを描いちゃったこと。一番最初に描いたブーケは私が持ってたマイセンの本の中のデザインを私が指定したので、その通りに描いてくれたんだけど、今回はバラを入れたブーケをという指定だけだったのですが、するするとペンを走らせて見事なブーケに。
こういうところがさすがですね。

途中の浮気?(笑)

マイセンの先生は下手すると月に1回。メディウムから絵具まですべて先生が用意したのを使っているので、自宅で続きができません。それじゃあってんで、一応ネットでいろいろ買ってみたのですが、いまいち先生の使ってるテクスチャーと違うんですよね・・・。あれこれ試しているうちに日本クラブ(デュッセルドルフの商工会の外部組織)の仕事が忙しくなっちゃって絵付けどころじゃなくなり・・・。
でも去年のミシガンスクールの時に次年度の予約をしていたので、それだけは死守!!
ということで4月半ばから2週間、仕事を完全にほったらかしにしてアメリカまで行きました。ちょこっと浮気です。
取ったクラスはポートレートや静物では世界的にも評価が高いSan Do。ベトナム人です。Sanは生家も窯業を営んでいて、幼いころから絵付けに親しんでいたそうです。そしてアメリカに渡って上絵付け師に。写真にあるようにアイスクリーム(のコーン)が大好き。
この人ね、面白いの。本当に。ピッキーでニートなんだけど話しだすと止まらない(笑)。一人漫才やってるって感じ??(爆)
イメージ 1
 
でもって今回のお題はもちろんポートレート。私のアメリカの師匠はポートレートは守備外だったので、彼女の元では一度もやったことがありませんでした。でもね、やっぱりこれはやってみたいですよ!
マイセンの先生にもポートレートは描くか訊いてみたのですが、やらないということで(当たり前ですよね〜マイセンは完全分業で彼女は花専門でしたからね)気合を入れて初めてのポートレートに臨みました。
イメージ 2
 
出来上がりです。
でもね、これはちょっと不本意。というのもSanは生徒の描いたものを結構徹底的に直してしまうんですよ。
だから生徒の作品たるやほぼ見分けがつかないぐらいになってしまうんです。今回は唯一ドレスの模様は個人のデザインに任せてくれてほとんど手を入れなかったので、焼き上がりはそれで区別できましたが(^_^;)
いいような悪いような、そんな感じではありますが、懇切丁寧にここはこうする、ああすると直してくれるのでそれを見るのがとても為になりました。私にとっては髪の描き方などは目からうろこ!?なーるほどって感じでうならざるを得ませんでした。というか、やっぱりそれなりの筆を使わねば描けないんだということが分かりました(^_^;)
次は動物を描いてみたいわ。
まずはブーケでしょ!と言う事で一番最初にブーケにとりかかった私。
次は6枚組のコースターにとりかかろうということで、フルーツに挑戦です。アメリカンスタイルでもフルーツはやるのですが、さてさて丸筆でどんな具合にやっていくのか、ちょっと興味がありました。
イメージ 1
イメージ 2
 
何が難しいって、ブレンディングを丸筆でやること。今までは平筆ですべてやってたんで。
しかもしつこいようだけど3号1本ですべてやるわけでしょう?絵具もどれだけふくませればいいのかがピンとこず、つけすぎたり少なすぎたりでやり直しばっかり(^_^;)
Turpの適正量もまだつかめません。これは慣れしかないでしょうね〜先生の筆先はくるくるとよく回るけど自分がやると全然動かない・・・ま、当たり前か!この道30年以上のマイセンのペインターとすぐに同じになるわけないか!(笑)
肝心の広い面のブレンディングはなんと!あれ、なんていう筆なんだろ、羽管筆の中の一種でぼかし専用の筆があるんですね〜それでポンポンと叩いていくとブラッシュマークがなくなるの。アメリカンだと筆の幅なら筆で、それ以上の面積の広い場所ならスポンジを使っちゃうんだけど・・・。
ってなことで、使う道具もいろいろなんだと感心しつつ、なんとか仕上げました。

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