ドバイ千夜一夜

アラブ首長国連邦(UAE)地域研究(女性・教育・社会・日本語教育)by元UAE国立ザイド大学日本語・空手道講師2007-2012

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イスラム教で教える道徳と日本人の道徳は似ているなぁ。UAE人との付き合いが長くなるにつれてこう感じるようになったのですが、

(1)イスラム教と日本の、それぞれの道徳観が相似していることは、すでに100年も前に来日したイスラム教徒が明言していました。

『ジャポンヤ −イスラム系ロシア人の見た明治日本−』(第三書館、1991)によると、1909年に日本を訪れたタタール人アブデュルレシト・イブラヒム氏は

「日本人は生まれつきイスラムに近い民族だからである。イスラムの教えの中にある多くの守るべき道徳が、日本人には自然にそなわっている。清潔さ、羞恥心、忠誠、信頼。・・・・(p.150)」

(2)そして、最近では第477話でご紹介したサウジアラビア人の人気コメンテイターMr. Ahmed Al-Shugairiアハメッド・アルシュケイリ氏が、
mbc放送局製作の「カワーテル(ハワーテル)Khawater」という番組の中で

「日本人はイスラム教徒がすべき道徳的な行為を実行している」

と再三説明しています。

「カワーテル」は2009年11月ごろ完全収録DVDがドバイで発売されました(全部アラビア語です)。(写真3枚目)たしか69ディルハムぐらい(約1750円)。


「イスラムの道徳観・日本の道徳観は驚くほど似ています」と私が第567話の番外でお伝えした番組でコメントしたら、

ウィルアンドゴー株式会社の方から「日本の道徳教材(DVD)をどうぞUAE人の学生さんに見せてあげてください。」というたいへんありがたい連絡をいただきました。

さっそく共和教育映画社さん作成の道徳授業用DVD(日本語)が贈られてきて、女子学生と一緒に見ました(写真2,3枚目)。

学生たちは日本の道徳映画の高さにとても驚き、どの作品も楽しんだようでしたが、
おそらく一番気に入ったのは「三ねん寝太郎」

たった一人の肉親である母親を亡くしてから農作業をなまけて眠り続けていた寝太郎が、あるとき改心し、
水がなくて困っている村人のために遠くの水源から水路を一人で掘りはじめる。
最初は馬鹿にしていた村人もだんだん協力するようになり、長い時間を経てついに水路が村に届いた。

というストーリーです。

「みんなで協力すれば事は成就する。」とか、「小さなことでも努力を継続すれば偉業になる。」といったような道徳観を教えてくれる昔話ですが、

UAE人たちも「似たようなストーリーがアラブにもある。」と口々に言い合い、DVDの内容を完全に理解していたようでした。

そして、「三年寝太郎」から新たなる教訓を得たようです。

それは・・・「たくさん寝るのはよいことだ!寝るとエネルギーがたまる。」という教訓(?)。

う〜ん、それは「三ねん寝太郎」で教えていることなんだろうか? UAE人はよく寝るので、自分たちがよく寝ることを正当化しているような気もするが・・・

まあ、いいでしょう。そういう視点もおもしろいです。確かに睡眠不足は病気のもと。

「三ねん寝太郎」は「睡眠」の大切さも教えてくれている?のかもしれないですね。Olive

注:モスリムと日本人が目指す道徳観は似ていますが、イスラームは日々の生活でいろいろな規定があるので、それは日本人の生活とは大きく違います。

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うーん 面白いですね〜
イスラムといえば ラマダン突入ですね
遊び仲間は しばらくクラブに行けないyo と言ってます..

自分はきっちり8時間以上寝ますから
沢山寝る人は 加齢が遅くなる なんて勝手に思ってます(笑)

2010/8/11(水) 午後 8:31 [ masa ] 返信する

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masaさん、私もたくさん寝ます(寝すぎ)。「脳軟化症」になると言われています。

2010/8/12(木) 午後 0:17 [ dubai1428 ] 返信する

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