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ツアー・ダウンアンダー2010開幕前ランス・アームストロング記者会見
アームストロング「早い時期に結果を出したい。ツールは総合を狙う」
2010/01/16(土) 21:44 Kei Tsuji
ホットニュース ロード ツアー・ダウンアンダー2010
ツアー・ダウンアンダー開幕を翌日に控えた1月16日、ランス・アームストロング(アメリカ、レディオシャック)が記者会見を開き、大会への意気込み、今シーズンの目標を語った。会見内容を抜粋してお伝えする。
デビュー戦を迎えるレディオシャックの戦略とは
記者会見にはテレビクルーを含めて80名近くが集まった: photo:Kei Tsuji
アームストロングは1月16日の午前、自らTwitterで呼びかけ、アデレードでソーシャルライドを開催した。その参加者は5000人を超えるとも言われている。
「本当に大勢の参加者が集まってくれた。あまりの人の多さに、少し混乱状態だったよ。具体的な人数は分からないけど、予想していたよりずっと多かったんだ。本当にクールで素晴らしいひと時だった」と、アームストロング自身も驚きだった様子。早くもオーストラリアを満喫している。
ランス・アームストロング(アメリカ)とヨハン・ブリュイネール監督が出席したレディオシャック記者会見: photo:Kei Tsuji
2年連続ツアー・ダウンアンダーに出場するアームストロング。マキュアンはアームストロング優勝の可能性を唱えたが、本人は気に懸けていない。「これはスプリンターのためのレースだ。昨年不運なシーズンを過ごした(ヘルト)ステーグマン向きのレースであり、スポンサーのためにも早い時期に結果を出せればいいと思う」
チームを指揮するヨハン・ブリュイネール監督は「2年間アスタナで監督を務め、またアメリカチームに戻ってきた。新たに立ち上がったチームであり、全てが新しい。メンバー全員が幸先良いスタートを切れればいいと願っているんだ」と、チームのデビュー戦に期待を込める。
「今年はグライペル、マキュアン、デーヴィスの3人がスプリントの優勝候補だ。レディオシャックには彼らのようなトップコンディションのピュアスプリンターがいない。春のクラシックに向けて調子を上げているステーグマンが、スプリントの最前線で闘うことになる」
2009年のツール、そして2010年のツール
今シーズンの抱負を語ったランス・アームストロング(アメリカ、レディオシャック): photo:Kei Tsuji
アームストロングは4年ぶりに出場した2009年のツール・ド・フランスをこう振り返る。「トップ10にも入れないという懐疑的な声もあったけど、終わってみれば総合3位。私より強い選手が2人いたということ。まだまだ走れるということを実感したよ」
2010年はチームリーダーとしてツールに挑む。もちろん目標はマイヨジョーヌ獲得、つまり8度目の総合優勝だ。「ツールには総合優勝を狙って出場する。2009年よりも良いコンディションでレースに挑むことは間違いない。“総合優勝に近いところ”までは行けるだろう」
詰めかけた報道陣を前に今シーズンの抱負を語ったランス・アームストロング(アメリカ、レディオシャック): photo:Kei Tsuji
「ツールは机上で作戦を練って勝てるレースじゃない。入念にコースを下見して、様々なトラブルを避けて走らなければならない。特に2010年のツールは1週目がテクニカルで、風や石畳が命取りになり得るんだ。チームタイムトライアルが無いことはチームにとってマイナスだけど、比較的距離が長い個人タイムトライアルでタイム差がつくかもしれない」
ブリュイネール監督は現在アームストロングのシーズン前半スケジュールを作成中だ。「ツールへのアプローチはいつも難しい。ツアー・ダウンアンダー後はブエルタ・ア・ムルシアに出場。ジロ・デ・イタリアには出場せず、同時期に開催されるツアー・オブ・カリフォルニアに出場する。クラシックレースは4戦出場予定で、パリ〜ルーベに出場することは無い。ミラノ〜サンレモ出場の可能性は有る」。
8度目のツール制覇に向けての挑戦はすでに始まっている。アームストロングがシーズン初戦をどのように迎えるのかに注目したい。
ツアー・ダウンアンダー2010第6ステージ結果
1位 クリストファー・サットン(オーストラリア、チームスカイ)1h53'20"
2位 グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、チームスカイ)
3位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ラボバンク)
4位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)
5位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア)
6位 アラン・デーヴィス(オーストラリア、アスタナ)
7位 マシュー・ゴス(オーストラリア、チームHTC・コロンビア)
8位 ヤウヘニ・フタロヴィッチ(ベラルーシ、フランセーズデジュー)
9位 ヘルト・ステーグマン(ベルギー、レディオシャック)
10位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、ケースデパーニュ)
個人総合優勝
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア)18h47'05"
2位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ケースデパーニュ)+11"
3位 グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、チームスカイ)+15"
4位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)+17"
5位 ルーク・ロバーツ(オーストラリア、チームミルラム)
6位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)+21"
7位 エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ)+25"
8位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+26"
9位 ロバート・ハンター(南アフリカ、ガーミン・スリップストリーム)
10位 マルクス・フォーテン(ドイツ、チームミルラム)+27"
スプリント賞
アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア)
山岳賞
トーマス・ローレッガー(ドイツ、チームミルラム)
新人賞
ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
チーム総合成績
アージェードゥーゼル
まだ初戦なので心配は措定ませんがあまり目立っていなかったというのが印象的でした。
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