このたび、みなさんの温かい声援と励ましに後押しされ、
この一連の体験談をまとめてブログタイプに投稿するこ
とにしました!コメント下さるとうれしーです☆
久しぶりに、ナンパされました。
銀座のバーニーズへ行ってきました。
銀座店は、一年じゅうスイムウェアが置いてあるので
こんな寒い季節なのに、私は今年の夏用の水着を
探しにでかけたのです。
そこで、声をかけられたのです。
外見は、なんといっていいか、一言でいうと「E.T」に似てました。
黒いスーツでキメたE.Tがこう言いました。
「それ、お似合いだと思います。」
そのとき私が手にとっていたものは、ドルチェ&ガッバーナの
もんのすごいビキニでした。ボンテージというのでしょうか、
鋲とかチェーンがついていました。もちろん、見てただけです。
これが、私に似合うというのか。
(チャレンジャーだな、この人。。)
感動した私は、E.Tにホイホイついていくことにしました。
十数分後。
キルフェボンに向かいあって座る私とE.Tの姿がありました。
話の内容は、正直いってたいしたことなかったです。
むしろ私がついてくるとは思わなかったみたいで、
しどろもどろ世間話などをしておりました。
ちなみに彼は、ヘルムート・ラングのタンクトップなんぞを購入していました。
外見も、かなりのオシャレさんです。
目の前でおいしそうにフルーツタルトを食べているE.Tは、
終始すごくいい人でした。
ちゃっかりとご馳走になり、電話番号まで受け取ってしまいました!
私はナンパされて、それを発展させたことはありません。
意味もなく電話したら、それは失礼にあたるのでしょうか?
純粋に興味があるんです、彼に。ただ、もっとおしゃべりしたいなあ、と。
変に誤解されないためにはどうしたらいいでしょうか??
それから約二週間後。
彼に電話してみました。
後日談を、とおっしゃってくださる声が多かったので、
このたび勇気を振り絞って、かのE.T.氏との接触を試みたのです!
あれからけっこう経ってるし、もしかしたら、覚えてないかも〜と思いつつ、電話。
プルルル・・・プルルル・・・(交信中)
「・・・もしもし?(バックに大音量の音楽と英語で話す声とたぶん広東語)」
E.T.今どこにいるわけ!!??
私は背後の超絶な騒音に度肝を抜かれ、名乗ることも忘れてました。
「もしもし、どなたですか?」
やっと我にかえった私は、おそるおそる、キルフェボンでご馳走になった。。と言うと
「あー、○○さん(←私の名前)ですね。お元気ですか?
あの日は付き合ってもらってどうもです!」
と、明るいお返事が。やった、覚えててくれた♪
しかし相変わらず電話の向こうは音楽と異国語のカオス。
わけを聞くと、パーティーの最中なのだそう。
さらによくよく聞くと、すごい事実が判明しました。。
なんとっ!!
E.T.は、ただのナンパ宇宙人ではなかったのです!!!
私がとっっても好きな、某セレクトショップの、
偉ーいプロデューサーさんだったのです!!!
心底、たまげました。
しかもしかも!!
「せっかく電話くれたのに、今日はこんなですから、良かったら今度お食事でも。」
私の中で、クロエやガリアーノやドルチェ&ガッバーナがE.T.の顔とともにうずまきました。
(お近づきになっておいて、ソンはないかもしれないっ)
計算高く考えたわたくしですが、かといってそこでOKする勇気まではなく、
「○○さん(←E.T.の名前)のご都合よろしい時にでも、またお電話くださ〜い。」
とだけ言って、交信を終了したのでした。。。
みなさん、この後私は一体どうすべきでしょうか?!
顔は正直タイプではないけれど、人柄とステータスにはひかれるんですぅ〜(笑)
あーでも人体実験とか、されたりしたらどうしよ。。ポッ
前回のコンタクトから、時が経つことさらに一ヶ月。
かのE.T.氏からは一向に音沙汰なく、このまま
宇宙との交信も途絶えてしまうのかと思われていた。。
が!! しかし!!!
4/9の土曜日、急展開がわたくしを襲ったのです!!
おかげで次の日の花見では、ショックと疲労で正体なく
酔いつぶれる破目となりました・・。
その急展開とは、いかに。
朝からヒマだった私は急に思い立ち、ドライブに出かけました。
三崎の漁港へ行き、マグロ丼などを食してきたのですが、その話はまた後日。
事件はその帰り道で起こりました。
高速を走っていると、突然あの 「彼」 から電話が!
運転中はダメ・・・と思いつつ、気になり出てみると
「今夜、中目黒の○○○○○というお店でプライベートなパーティーを
やるんですけど、良かったら来ませんか?」
というではありませんかっっ!!
○○○○○といえば、前からすごく気になっていた話題のお店。
しかもそこでプライベートなパーチーとはあああ!!
急すぎる誘いだけれど、行かないわけにはいきません!!
「喜んでうかがわせていただきますっっ!!」
―かくして3時間後。
奮発して買ったマイケル・コースのミニドレスに身を包んだ私は
華やかなりしパーティー会場の人となったのでした。
一歩店に入れば、んもう〜そこはラキラキにめくるめくセレブ☆な別世界♪
ドキドキワクワク☆ ・・・と思いきや。
何やら、ラキラキすぎます。
フラッシュの閃光のような照明に見え隠れするのは、果たしてセレブ・・・?
否。
否、否、否!!!
どぎついばかりにラキラキなそれは・・・
ドラッグクィーン という生物でした。いや、生命体でした。
むさくるしい、あるいは病的になよなよした男たちが女に扮する、倒錯の世界。
ボー然とするワタシに、ボンテージ姿の毛深い女、もといオヤジがウインクしていきます。
本当の意味での別世界に足を踏み入れてしまった私は、それでもかろうじて
理性を取り戻し、この地球侵略大戦争の大ボスである、E.T.氏を必死に探しました。
そして・・・。
「彼」 はいました。
とびきり美しい、半裸体の少年たちを両脇にはべらせて。
見間違いでなければ、彼は黒い蝶のようなオペラグラスと、
黒いラバー製の拘束具(見てるだけで「痛そうな」ヤツです)を、身につけていました・・。
赤いマニキュアも、してました。
「薔薇族」「やおい」「タチ」「ネコ」(以下放送禁止)といった言葉が、
私の頭の中で、ぐるぐる回りました。
あいさつしたいのですが、舌が固まってしまい口がきけません!
さあ、このハルマゲドンのような狂気の世界のただ中で、いたいけな
しかも「女」である私は、いったいどーなってしまうのでしょうか!!!???
長い沈黙ののち、黒いラバーに窮屈そうに包まれたアソコに釘付けになった目と、
上あごに張りついた舌を何とかひっぺがすと、しどろもどろあいさつしました。
「こ、こんばんわ〜○○さん・・・。(後の言葉が出てこない)」
するとE.T.は、クスリでもやっているのでしょーか焦点の定まらぬ顔で
「○○(←私の名前)さんよく来てくれましたねーぼかぁうれしいっすなんたらかんたら」
とか何とか言いながら、いきなりがばっとハグ&キス!!!
何だそのテンションは?! ていうかおめーどこの国の人だ!!?
薄いドレス越しにチクチク刺さる、彼の黒い体毛を感じて硬直していると
(しかも結構いい体してました)
彼は遅ればせながら、今夜の宴の趣旨を説明しはじめました。
それによると、これは一種の企画というか余興みたいなもので
先日NYへ出張に行った際、ドラッグクィーンコンテストなるものに
いたく感激し、今夜のパーティーを思いついたということです。
それを聞いて私は、はっとしました。
そっか〜! じゃあコレって、ただの「仮装」なんじゃん☆
・・・ごめんね,E.T.
変態扱いしちゃって。
こんなにいい人なのに。
その格好も、よく見ると似合ってるよ・・・。
見交わす目と目。 ハートフルな笑顔。
E.T.の指と私の指とが、まぶしく光り輝いた瞬間でした☆
宇宙人と地球人のあいだに、確かな友情が芽生えたのです!!
そうと分かれば、周りを見渡す心の余裕も生まれます。
ちゃあんと女の人もいますし(男の方がケバイので目立たないのです)
普通のカッコをしたイケメンも、ちらほらいるようです♪
はっっ!!
そうだ!! 誰かイケメンを紹介してもらおう!!
いくらE.T.氏が私のタイプではないとはいえ、そもそも二人が知り合った
いきさつ(ナンパ)を無視し、イイ男を紹介してもらおーというこの根性!!
我ながらさすがです(笑)
タイミングよく、背後からE.T.の声。
「○○さん、紹介したい人がいますんで!」
ほ〜ら来た来た♪
さすがE.T.友を裏切らない。
振り返るとはたしてそこには、超・超・超カッコイイ人がっ!!
ドラッグクィーンじゃござんせん。
ちゃんとした、人間の「オトコ」です!
塚本貴史クンに、そっくしでした!!!!
感激と喜びのあまり口もきけないでいる私に、E.T.がひとこと。
「僕の、彼氏なんです。」
・・・・・・☆□?!●△×★!!???
なにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!????
なんつったーーーーーーーーーーー今ーーーーーーーーーー?!
アンタの彼氏? このイケメンが?!
ちょっと待って人間だよ? ていうかその前に男だよ?!
ただの仮装じゃなかったの?
あたしに紹介してくれるんじゃないワケ? どゆこと?
完全に頭スパークです。
見るとニコッと微笑む彼は、やはりまぎれもないイケメンです。
こんなカッコイイ人がE.T.なんかと。。
よよと泣き崩れそうになりました(><)
ってことは、私は何でここにいるわけ?
何しに来たの一体状態な私を見ながら、E.T.が 「彼氏」 に言いました。
「彼女、オトコだったらちょっと可愛いと思わない?!
絶対いいと思うなー。 僕、タイプだもん。浮気しちゃうかもぉ〜キャッ☆」
・・・ちょっと、待て。
「オトコだったら可愛い」って、どゆこと?
私、女なんですけど。てことはダメってこと?
ていうかほほ染めるな!! はしゃいでんじゃねーー!!(怒)
−もう、限界でした。
よく頑張りました。私。ほんとに。
要するにこういうことです。
ナンパしてきた男は、アブないゲイの宇宙人。
女には興味がないくせに、オトコだったらタイプかもって
いうありえない理由で女の私に声をかけ、そうとは知らず
今後の進展に胸ときめかせていた無垢な私をだまして、
狂気の世界に連れ込んだのです!
私に、超イケメンの 「彼氏」 を自慢するために。
ちくしょーーーーー!!!
人体実験されちゃうかもお〜☆なんて心配してた自分が心底バカみたいだあーーー!!
イケメンは女に譲れーーーーーーーーーーーー!!!
オマエとの友情なんてくそくらえだあーーーードブに捨ててやるうーーーーーーー!!
THE END ?(←「また遊びましょう♪」と言われたので続くかも?!)
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