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3月のシナによるチベット人虐殺以降、世界各地で北京オリンピックの聖火リレーへの抗議活動が続けられていましたが、聖火リレーがシナ国内に移行したことと、四川大地震の甚大な被害によってシナへの抗議の気運はかき消されてしまいました。ダライラマ猊下側とシナ当局との折衝は2度行われましたが、内容は平行線だったと思われます。次回はの期日は10月で、オリンピックまでの時間稼ぎの感は否めません。当然、猊下側の求める高度な自治も、シナは認めることはないでしょう。
シナは猊下側と形式的な時間稼ぎのための対話をしたに過ぎないにも関わらず、フランスのサルコジ大統領は一時は開会式ボイコットを声高に叫んでいましたが、態度を一変させて開会式に参加することになりました。一体何かチベットを巡る問題で進展はあったでしょうか?シナは変わったのでしょうか?私には、シナは何も変わっていませんし、フランスは逆に相次ぐフランススーパーの襲撃やフランスへの旅行のキャンセルなどシナの圧力に屈したのだと思っています。サルコジは、その変節を野党から追及されて、フランスのテレビ・F2はこうサルコジの開会式参加の理由を伝えています。「世界の人口の4分の1を占めるシナ人を無視するわけにはいかない」またシナに屈したと見られないように、「シナに行ったらコキントウへも率直に意見する」とか「ダライラマ猊下に会わないこともない」・・・・本当ですか?サルコジさん、ダライラマ猊下に会うことが出来るのですか?きちんと意見出来るのですか?
まあ、今回分かったことは、フランスにとって人権などは経済的な利益には優先しないことということです。
私もフランスのサルコジ大統領を批判していますが、日本のフクダ総理にも同様の批判は当てはまります。シナの人権侵害(例えば、ネットでシナ当局に好ましくないことを書いただけで懲役10年、その追跡にはyahooが当局に協力していました)へは目をそむけて、一方では、地震への支援だけはしています。また、サミットでもジンバブエの問題は取り上げられましたが、チベット問題は取り上げられませんでした。日本はサミットの議長国として、サミットの理念である「自由、個人の諸権利の尊重、および法の支配の下での平和裏の生存を求めるすべての人々の希求について、共通の信条を有している」との精神に則り、忘れ去られようとしているチベット問題に再び国際社会の関心を向けさせる役割があったのですが、それを怠った責任は重いと言わざるを得ません。
シナ当局は地震があったことをさぞ喜んでいることでしょう(チベット問題をかき消し、なおかつ同情も集められるから)。また、これをチャンスと情報も早い段階から出しています。今までが悪過ぎたから協力的な態度を取ることで、対外イメージの底上げを図っています。シナはとてもしたたかな国です。日本もシナの表面上の言葉だけでなく、その真意を汲み取らないと政策を誤り続けることになるでしょう。
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