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義務教育における歴史教科書というものは、各国のそれぞれのアイデンティティ(自己同一性)に関わるものですから、基本的にそれぞれ異なっています。歴史認識が国ごとに異なっているのは当然のことだと言えます。
例えば、アメリカの独立戦争を引き起こしたジョージ・ワシントンは、アメリカの教科書では国民的英雄です。しかし、イギリスの教科書では反乱軍の狡猾な司令官です。イギリスではアメリカの独立戦争は、植民地の反乱として扱われます。その事を侵略国イギリスの「ナショナリズム」として非難するアメリカ人は恐らく誰もいないと思います。
確かに、アメリカにとっては、イギリスは悪であり、自分らが正義であると考えます。しかし、イギリスは、決して自分たちの過去の歴史を悪として断罪する事などしません。それが、それぞれの国の歴史というものだからです。こういう大人の判断力を持つ国は、どこもそんな馬鹿な事はしないものですが、シナと韓国・北朝鮮だけは何かと日本の歴史教科書の記述に文句をつけてきます。確かに、日本人の中でそれを手引きしている不埒な輩(例えばアサヒ新聞など)がいますが、自分たちの荒唐無稽な内容の教科書を差し置いて日本の教科書だけを批判されるいわれなどありません。そういういわれなき批判には断固戦わねばなりません。そのための武器とすべく韓国の歴史教科書の内容を検証してみたいと思います。
基本的に日本と関係のある箇所の教科書の記述を検証していきたいと思っています。教科書の記述は明石書店から出ている『韓国の中学校歴史教科書―中学校国定国史』から引用しています。
第一一回目は、閔妃(韓国では明成皇后と呼びます)の殺害事件である「乙未事件」の記述を見ていきたいと思います。*赤字が教科書の記述
朝鮮に対する侵略政策をおし進めていた日本は朝鮮のこのような動き(=ロシアへの接近、つまりは事大主義)にひどく当惑し、明成皇后は日本の朝鮮侵略に妨害となる人物と見られた。
そうして日本公使は日本軍と日本人のごろつきを動員して王宮に侵入し、明成皇后を殺害するという蛮行を犯した。これを乙未事件という(1895年)。
日本の野蛮な行為は朝鮮の主権を踏みにじるもので、国際社会でも日本に対する非難が高まった。それにもかかわらず、日本政府はこの事実を知らないとして言い逃れた。
→近代の記述から「日本の侵略」「日帝」という単語がたくさん出てきます。日清戦争の前後は韓国を併合したいという思惑はなく、清の影響を逃れしめ、白人の植民地になることを何としても防ぎたかったのです。本当に日本が朝鮮を「侵略」するつもりであったならば、日清戦争に勝った時点で植民地にしていたでしょう。日本の戦争目的は、清国と朝鮮の宗属関係を断ち切り、朝鮮に本当の意味での自主独立国になってもらいたかったのです。それ故、下関条約の第一条には、「清国は、朝鮮国の完全無欠なる独立・自主の国である事を確認する。よって右独立・自主を損う朝鮮国より清国に対する貢献・典礼等は、将来、全く之を廃すべし」と、明記されたのです。
これにより、清国への朝貢は全て廃止され、千数百年にわたり朝鮮を従属国の位置に貶め、その自主・独立を蝕んできた元凶としての中華秩序は、はじめて音を立て瓦解するに至りました。それを為したのは韓国が日帝と呼んで非難する日本です。
まず、閔妃殺害の実行犯は記述だけをみると日本人のみが行ったようにしか読めませんが、実際は朝鮮人も参加していました。また、誰が殺害したかの明確な史料もないのに日本人が殺害したとどうして言えるのでしょうか?嘘も大概にして欲しいです。閔妃の殺害後、遺体を焼却している点は日本人が殺害したとは考え難いことです。朝鮮では仇敵の墓を暴き、遺骨を海に棄てるということが行われていますから、それを考えると朝鮮人が行ったと考えるのが普通です。
また、「国際社会でも日本に対する非難が高まった」とありますが、外交問題になるほど非難があったとは初耳です、嘘は止めましょう。
全体的に見て、「ごろつき」「蛮行」「野蛮な行為」という表現を使っていることからも分かるように、悪意が見えます。えらい言われようです。
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