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オバマ大統領がチェコ・プラハで行った核兵器廃絶宣言を受けての、国内の左派・リベラル勢力のはしゃぎ様は、傍から見ていてとても気持ちが悪いです。特に広島の秋葉市長の倒錯ぶりには失笑を隠しきれません。8月6日の原爆投下の慰霊式典では、オバマ大統領の例のフレーズ「Yes,We can」まで使っています・・・。
こうした彼らを見て、私はふと古代ローマのカエサル(ユリウス・シーザー)の言葉を思い出しました。「人は自分の見たいものしか見ない」
この言葉はまさに彼らのためにあると言えるのではないでしょうか。
確かに、オバマ大統領はチェコ・プラハで核なき世界の構築を訴え、米国は核兵器を使用した唯一の核保有国として行動する道義的責任があるとまで言っていますが、一方で自分の生きているうちには無理であえるとも言っています。
しかし、現実問題、核保有国がその優越的な地位を手放すとはとても思えず、チェコ・プラハでのオバマ大統領の発言は、あくまでも楽観的な願望に過ぎないことを彼(秋葉市長)は理解すべきです。それを自分の都合の良いように解釈するのは、とても愚かなことです。アメリカは今でも、イラク・アフガニスタンで戦争(戦闘)しています。そのことを彼はどう思っているのでしょうか?戦争反対と言っていましたけど、オバマ大統領を全面的に支援しているのですよね。それとの整合性は?
麻生総理が仰っていたようにある日突然核が無くなりました、ということはありません(核よりも強力なものを日本が作れば、核が無意味になるのかもしれません)。それに、平和は保つものであり、そのためには不断の努力が必要です。口先だけで核廃絶・軍縮と言っても、永遠に平和は訪れません。どうしてそのことがお分かりにならにのでしょうか。いみじくも冷戦時代の日本の平和を守ったのは憲法9条などではなく日米同盟(核の傘を含む)に他なりませんが、このことにも彼は目を背けています。まさに前述のカエサルの言葉通りです。
国の安全を守るために、自らのとれる手段を制限すべきではありません。まして周囲を核保有国に囲まれている日本はなおさらです。(いち首長ではありますが)いやしくも日本の政治家であるのなら、こうした日本の現状を理解せず、逆に日本の手足をもごうとするようなことは即刻止めるべきです。
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