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クラスター爆弾禁止会議が閉幕、推進派と保有国で意見相違
【リオデジャネイロ=中島慎一郎】多数の子爆弾を搭載し、不発弾による一般市民の被害などが問題視されているクラスター(集束)爆弾の禁止を目指す国際会議が25日、ペルーの首都リマで3日間の協議を終え閉幕した。
会議は2008年末までの禁止条約制定を宣言した今年2月のオスロ会議に続く「オスロ・プロセス」の一環で、議長国のペルーはクラスター爆弾の使用、生産、開発、貯蔵などの禁止を盛り込んだ条約のたたき台を提示。保有国の英国、フランス、ドイツなどが不発弾率の低いクラスター爆弾は禁止対象から除外すべきなどと主張、禁止推進派のノルウェーやオーストリアなどとの意見の相違が露呈した。
保有国の日本は、米国、中国、ロシアなどの主要生産・保有国が参加する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みでの議論を重視すべきとの立場を主張した。
会議にはオスロ会議の49か国を上回る68か国が参加したが、米露中やイスラエル、インド、パキスタン、ブラジルなどは参加を見合わせた。次回会議は12月にウィーンで開かれる。
(2007年5月26日11時18分 読売新聞)より
*日本はクラスター爆弾を保有している。それは国防上の理由と日本特有の地形のためだ。日本は海岸線が長く、海岸線全部を守るのは難しい。敵が上陸して来るところに、確実に打撃を与えるためには、広範囲を攻撃できるクラスター爆弾は有効とされているからです。
少なくても民主主義も未成熟な(民主国家は日本以外ない)北東アジアの情勢からして、日本が安全保障上の抑止力を持つことは独立国家として当然です。また、米露シナという軍事大国も軒並み保有していること、侵略国家がロシア以外いないヨーロッパとは事情が全く違うことをマスコミは国民に説明すべきです。
それなのに、テレ朝とTBSの報道の仕方はやり口が卑劣。ペルーでの会議で日本がクラスター爆弾の使用などの禁止に慎重な立場であることを伝えて、クラスター爆弾の爆発させる映像を見せ、そしてそのあと、レバノンでイスラエルが使用した不発のクラスター爆弾を踏んで手足を失った少年の映像を流し、手術風景を流していかにクラスター爆弾が危険かを視聴者の情緒に訴えようとしている。
確かに不発弾を踏んだレバノンの少年は痛ましいとは思います。それは感情論としてです。国家の安全保障を考える立場の人たちは、感情論ではなく冷静に日本を取り巻く周辺状況を鑑みてクラスター爆弾保有を判断していると思います。
マスコミは、国民の感情論に投げかけるような報道は厳に慎むべきです。感情に任せて情緒的に物事を判断しては事態を見誤らせますから。
無防備になることが、決して他国の侵略の抑止になることなどありえません。私はそこに、マスコミの邪まな意図を感じずにはいられません。
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