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また、今年もあの映像を見るのかと、いやな気持ちになります。成人式での新成人の傍若無人の振る舞いを。彼らの親はどういう躾をしているのか、と怒りたくなりますが、モラル低下は若者に限ったことではなく中年の人や、高齢者の人も例外はなく、全体的なモラルの低下ということなのでしょう。
今の日本は悲しいかな、道徳や社会規範の意識低下が深刻な問題になっている。寺や仏閣、名所旧跡に落書きがされていたり、図書館の本を破損する、雑誌を買わずに内容だけを携帯のカメラで撮る、電車やバスなどの公共機関でのマナー違反、公教育現場の荒廃、給食費を払わない親たち、ゴミやタバコのポイ捨てなど・・・。だから、本来なら個人のモラルで防げそうなことも、条例などで罰則を設けて取り締まらなければいけない有様だ。何とも情けないことではないでしょうか。
日本はどうしてこんなことになってしまったのか。やはり、戦後の左翼教育に原因があるようだ。戦後の教育は、極度の個人主義に奔り、公共性や愛国心などは戦前のようなことになるのですべて排除された。結果、与えられた自由を何をしても良いと勘違いする輩が増えた悲しい現状になった。
安倍首相は、こうした現状を踏まえて、「国や郷土、家族を愛する気持ちを養う」「伝統の継承」などに取り組もうとし、59年ぶりに教育基本法を改正した。そこでは、「個人の尊重から公共の精神尊重」へと転換をする。今後の公教育再生の議論を加速して行ってもらいたいです。
ただ、こうした動きに左翼勢力は、「子供を戦争に行かせる」のか、「国の言うことを何でも聞く子供を育てる」のかと、意味もない批判をしているが、日本は民主主義国家である。つまり、国の枠組みを国民(から選ばれた代表)が決めるシステムであり、国家を国民と相対立する存在のように考えるのは大きな間違いだ。そういう懸念を抱くのは、非民主主義国家の国に対してである。
教育改革が実を結ぶのは、20年、30年先である。すぐには結果が出ない難しいものではあるが、誰かがやらなくてはいけないことなのだ。
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