|
今日、紹介する絵本は、
『どろんこおそうじ』
(さとう わきこ さく・え 福音館書店)
この表紙だけを見ると、こねことこいぬが散らかし放題、
さらに泥んこ遊びでもして、汚くしたので、おばあちゃんに叱られて掃除をする・・
という感じですよね(*^_^*)
ところが、読み進めていくと、あらっ あらっ あらっ・・大丈夫?・・みたいな(*^_^*)
意外な展開で、お話の中へ引き込んでいきます。
この絵本は、さとう わきこさんの「ばばばあちゃんのおはなし」シリーズの中の1冊です。
幼稚園や保育園では、この「ばばばあちゃん」人気ありますよヽ(^o^)丿
さて、内容です。
ちらかしやの こいぬと こねこに、ばばばあちゃんが言います。
「いつまでたっても おそうじしないなら、しまいに ばあちゃんは どこかへ 行っちゃうよ」と。
すると、二匹は「そうじなんて かんたん かんたん」と掃除をはじまます。
しかし、こいぬは ほうきをもって バットみたいに振り回し、
こねこは 雑巾を絞って丸めると、「これ、野球の球みたい」とこいぬの方へ投げます。
その雑巾の球を、こいぬはポーンと当ててしまい、勢いよく森へ飛んで行った。
こいぬと こねこは「ホームランだ!」と喜んで庭を飛び出してしまします。
その雑巾は、森でニンジンを食べようと、うさぎがあんぐり口をあけた時、口の中に入ってきました。
うさぎは怒って、雑巾をこいぬとこねこめがけて 投げ返した。
するとまた、こいぬはその雑巾を、ほうきのバットで打ち返します。
すると今度は、ひげの手入れをしているきつねにぶつかって、きつねはびっくりして
ひげを1本抜いてしまった。
起こったきつねも、また雑巾を投げ返してきた。
またまた、その雑巾をこいぬが打ち返したら、今度は昼寝をしていた、たぬきの鼻にぶつかり、
またたぬきが、投げ返してきたのを、こいぬが打つを繰り返し、
雑巾が森へ行くたびに、誰かが怒って、雑巾を投げ返してきます。
みんな集まり、「あったまにきた」と喧嘩がはじまってしまいます。
ジャア ジャア 水をかけるし、バケツをひっくり返すし、雑巾はあっちへ こっちへ飛び、
みんな 泥んこの 泥まみれ。
その大騒ぎをしているところを、ばばばあちゃんは 窓からのぞいていた。
おばあちゃんは、しばらく眺めてから「面白そうじゃないか!!あたしも やろう!!」と
仲間に加わります。
おばあちゃんは、一緒になってどこんこ遊びをします。
こいぬと こにこが 掃除の途中なんだと言っても、言うことは聞きません。
おばあちゃんは「こんなに面白いじゃないか。なぜ、やめるんだい」と聞くと
みんなは、そんなんじゃないのに・・とすっかりあきれ顔
こいぬと こねこが 家の中をすっかりかたづけても。ばばばあちゃんは まだ どろんこ遊びを
つづけています。
「ほんとうに ばあちゃんたら いつまで あそんでいるのかな!」と
こいぬと こねこは プリプリして家じゅうをピカピカに雑巾がけをしてしまった。
それでも、まだ ばあちゃんは遊んでいる。
夕御飯の時間になっても、まだ 泥んこ遊びをしているので、
「ばあちゃん、ゆうごはん まだあ・・」と言いに行くと、
ばばばあちゃんは、山もりの泥んこの お団子を差し出していった
「はい、ゆうごはんだよ」
こんなお話。
片付けなさい、片付けなさいと言っても、なかなか片付かない。
それなら・・と、一緒に遊んで、さらにおばあちゃんの立場と、こいぬこねこの
立場が逆転してしまう。
すると、ぴっかぴっかになるくらい、お掃除できちゃうんですよね。
こいぬも こねこも おばあちゃんのありがたさがわかったのではないでしょうかね。
誰でも、その人の立場になってみないとわからない!ということがありますよね。
親として、案外、親の立場から目線でものを言ってしまう傾向があるかと思います。
「早く○○しなさい」とかね(^_-)-☆
これって、親の立場からのことなので、なかなか子供はわかってもらえないというか・・・。
なので、逆転の発想で、こっちの立場がわからないのだから
親が子どもの立場になって、「なぜ、できないのか」を経験したらよいかもしれませんね。
このばばばあちゃんのように(*^_^*)
かなり、勇気がいりますけどね・・・。
|