naomiの勝手に絵本の紹介

ライフワーク(自称)の絵本の紹介と乳がん体験記

日本の絵本

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全22ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

どろんこおそうじ

イメージ 1

イメージ 2

今日、紹介する絵本は、
『どろんこおそうじ』
(さとう わきこ さく・え  福音館書店)

この表紙だけを見ると、こねことこいぬが散らかし放題、
さらに泥んこ遊びでもして、汚くしたので、おばあちゃんに叱られて掃除をする・・
という感じですよね(*^_^*)
ところが、読み進めていくと、あらっ あらっ あらっ・・大丈夫?・・みたいな(*^_^*)
意外な展開で、お話の中へ引き込んでいきます。

この絵本は、さとう わきこさんの「ばばばあちゃんのおはなし」シリーズの中の1冊です。
幼稚園や保育園では、この「ばばばあちゃん」人気ありますよヽ(^o^)丿

さて、内容です。

ちらかしやの こいぬと こねこに、ばばばあちゃんが言います。
「いつまでたっても おそうじしないなら、しまいに ばあちゃんは どこかへ 行っちゃうよ」と。
すると、二匹は「そうじなんて かんたん かんたん」と掃除をはじまます。
しかし、こいぬは ほうきをもって バットみたいに振り回し、
こねこは 雑巾を絞って丸めると、「これ、野球の球みたい」とこいぬの方へ投げます。
その雑巾の球を、こいぬはポーンと当ててしまい、勢いよく森へ飛んで行った。
こいぬと こねこは「ホームランだ!」と喜んで庭を飛び出してしまします。

その雑巾は、森でニンジンを食べようと、うさぎがあんぐり口をあけた時、口の中に入ってきました。
うさぎは怒って、雑巾をこいぬとこねこめがけて 投げ返した。
するとまた、こいぬはその雑巾を、ほうきのバットで打ち返します。
すると今度は、ひげの手入れをしているきつねにぶつかって、きつねはびっくりして
ひげを1本抜いてしまった。
起こったきつねも、また雑巾を投げ返してきた。
またまた、その雑巾をこいぬが打ち返したら、今度は昼寝をしていた、たぬきの鼻にぶつかり、
またたぬきが、投げ返してきたのを、こいぬが打つを繰り返し、
雑巾が森へ行くたびに、誰かが怒って、雑巾を投げ返してきます。

みんな集まり、「あったまにきた」と喧嘩がはじまってしまいます。
ジャア ジャア 水をかけるし、バケツをひっくり返すし、雑巾はあっちへ こっちへ飛び、
みんな 泥んこの 泥まみれ。
その大騒ぎをしているところを、ばばばあちゃんは 窓からのぞいていた。
おばあちゃんは、しばらく眺めてから「面白そうじゃないか!!あたしも やろう!!」と
仲間に加わります。
おばあちゃんは、一緒になってどこんこ遊びをします。
こいぬと こにこが 掃除の途中なんだと言っても、言うことは聞きません。
おばあちゃんは「こんなに面白いじゃないか。なぜ、やめるんだい」と聞くと
みんなは、そんなんじゃないのに・・とすっかりあきれ顔 

こいぬと こねこが 家の中をすっかりかたづけても。ばばばあちゃんは まだ どろんこ遊びを
つづけています。
「ほんとうに ばあちゃんたら いつまで あそんでいるのかな!」と
こいぬと こねこは プリプリして家じゅうをピカピカに雑巾がけをしてしまった。
それでも、まだ ばあちゃんは遊んでいる。
夕御飯の時間になっても、まだ 泥んこ遊びをしているので、
「ばあちゃん、ゆうごはん まだあ・・」と言いに行くと、
ばばばあちゃんは、山もりの泥んこの お団子を差し出していった
「はい、ゆうごはんだよ」

こんなお話。

片付けなさい、片付けなさいと言っても、なかなか片付かない。
それなら・・と、一緒に遊んで、さらにおばあちゃんの立場と、こいぬこねこの
立場が逆転してしまう。
すると、ぴっかぴっかになるくらい、お掃除できちゃうんですよね。

こいぬも こねこも おばあちゃんのありがたさがわかったのではないでしょうかね。

誰でも、その人の立場になってみないとわからない!ということがありますよね。
親として、案外、親の立場から目線でものを言ってしまう傾向があるかと思います。
「早く○○しなさい」とかね(^_-)-☆
これって、親の立場からのことなので、なかなか子供はわかってもらえないというか・・・。
なので、逆転の発想で、こっちの立場がわからないのだから
親が子どもの立場になって、「なぜ、できないのか」を経験したらよいかもしれませんね。
このばばばあちゃんのように(*^_^*)
かなり、勇気がいりますけどね・・・。

   

おかえし

イメージ 1

イメージ 2

今日、紹介する絵本は
『おかえし』
(村山 桂子 さく  織茂 恭子 え  福音館書店)


この時期、引っ越しシーズン真っ盛り!
そろそろ落ち着いたころでしょうか・・・。
今日の絵本は、そんなお引越しのごあいさつに行っての「おかえし」のお話です。

さて、内容です。

ある日、たぬきの いえの となりへ、 きつねが 引っ越してきました。
引越しの荷物が かたつくと、きつねの奥さんが、さっそく たぬきの おくさんの ところへ
あいさつに いきました。
「今度、となりへ 越してきた きつねです。どうぞ よろしく お願いします。
 これは、ほんの つならないものですが・・」
と、かごいっぱいの いちごを 差し出しました。
たぬきのおくさんは、よろこんで受け取りました。

たぬきのおくさんは、
「まあ、なんて おいしそうな いちごでしょう。
 おまけに、こんなに たくさん・・・」
「それじゃ、わたしも なにか おかえししなくっちゃ・・・
 そうだ、ほりたての たけのこが あたわ」
そういって、となりのきつねのおくさんのところへ持っていきました。
「さきほどは、けっこうなものを ありがとうございました。
 これは、ほんの つまらないものですが、いただいた いちごの おかえしです」
きつねのおくさんは 喜んで受け取りました。

しばらくすると、また、きつねのおくさんが やってきて
「さきほどは、けっこうなものを・・・。
 これは、ほんの つまらないものですが、おかえしの おかえしです。」
と、花瓶にはいった綺麗な花をおいてきました。
喜んだたぬきのおくさん、それじゃ・・、と 壺をもってきつねのうちに行きます。
「さきほどは、けっこうなものを・・。
 これは、ほんのつまらないものですが、おかえしの おかえしの おかえしです。

そういって、お互いに 「ほんのつまらないものですが、おかえしの おかえしの・・」
といって、家の中のものがすべて入れ替わるくらい、おかえし合戦です。
気づいた時には、いただいたものばかりで、あげるものがなくなっていました。

たぬきのおくさんは、「そうだ。それじゃ しかたないわ」と
そばにいたぼうやをつれて「これは、ほんのつまらないものですが、
おかえしの おかえしの おかえしの おかえしの おかえしの おかえしの おかえしの
おかえしの おかえしです」といってわたしてきました。
きつねのおくさんも、かえすものがなく、じぶんの坊やをおなじく おかえしに使います。
こんどはいよいよ何もなくなって、本人同士をおかえしにつかいます。
「あーら、いやだ。ここは まるで わたしのうちと おなじだわ」
「わたしのあげたもの ぜーんぶ あって、おまけに ぼうやがちゃんといて・・・。
 なあんだ、それじゃ、こんどは、わたしたち、このうちへ 引っ越してきたっていうわけだわ。
 それじゃ、また、引っ越しのあいさつに いかなくっちゃ。でも なにをもって行こうかしら。」
と、きつねのおくさんは かんがえました。
「そうだ、もりの いちごを つんで 持っていきましょう」

きつねのおくさんが、ぼうやを連れて森へ行くと、たぬきのおくさんも ぼうやを連れて
いちごつもをしていました。
「まあ、たぬきのおくさんも いつごつみですか?」
「ええ、わたし 新たしい家へ 越したでしょう。ですから いちごをつんで
 お宅へ 挨拶に 以降と思って」
「あら、まあ 実は 私もそうなんです」と、笑いながら いいました。
そこで、みんなで仲良く いちごをつんで たべました。

夜になると、きつねの家でも たぬきの家でも いつもと同じように
楽しい ごはんが 始まりました。

このようなお話です。

この、たぬきときつねの、だんだんエスカレートしていく「おかえし」合戦の
「ほんのつまらないものですが、おかえしの おかえしの・・」と
繰り返される言葉遊びが、子供たちの心をくすぐるんでしょうね〜。
読んでいても、楽しそうに聞いてくれますし、「おかえしの おかえしの」のフレーズを
一緒に言うようになります。
さらに、「もう1回読んで!」というアンコールまでかかる絵本です(*^_^*)

でもね、話の内容としては、あり得ないでしょう(~o~)
子供まで「ほんのつまらないもの・・」ってあげるのはどうよぉ???と思っちゃいますが(>_<)

それにしても、「おかえし」物とか、プレゼントって、本当に気を使いますよねぇ〜
相手に気を使わせないもの・・とか思うでしょう。
先日も、乳がん仲間のお見舞いに、それこそ後から気を使わせないようにと思って、
病室の人数分で分けて食べれるように・・って、morimotoのパンを買っていったの。
病院食じゃ飽きるでしょう・・って。
そしたら、その方退院して、「いや〜あの時、わざわざ来てくれて すっごく嬉しかった」と
かま栄のかまぼこいっぱい買って持ってきてくれたの(*^_^*)
私なんか、千円もしないのに、返って申し訳なさでいっぱいでした。
そう言いながら、おいしくいただきましたがねっ(*^_^*)
さらに、申し訳なく思っただけで、おかえしの おかえしはしていません(>_<)



 

おばあさんのすぷーん

イメージ 1

イメージ 2

今日、紹介する絵本は・・
『おばあさんのすぷーん』
(神沢利子 さく  富山妙子 え  福音館書店)

この絵本、パット見
「このおばあさん、マジ怖ぇ〜〜〜!」って感じでしょうか(*^_^*)
絵だけをみると、日本の絵本じゃなく、海外物っぽいのですが、純日本です。

さて、お話の内容ですが、

山の中の小さな家に ひとりで住んでいたおばあさん。
いつもひとりで パンを焼いて すぷーんでスープを飲んでいた。
おばあさんのすぷーんは古いけど、いつも磨いていたのでピカピカ。

ところがある日 おがわで洗っていたすぷーんをおとしたその時、
からすが、そのすぷーんを盗んでいってしまった。
からすは自分のお宝だと、秘密の場所の木のまたに隠しておいたが、
のんきなからすは、それっきいりすぷーんのことなど忘れてしまった。
やがて、木の葉が落ち、雪が降り、ある日大風がふいた時、
木が揺れてすぷーんが下におっこちた。

ねずみが3びきやってきて、きらきらしたすぷーんを見つけた。
おそるおそる覗き込んでみた。
でぶちんねずみが覗き込むと、自分よりもっとでぶちんなねずみがさかさまになって覗き込んでいる。
やせっぽのねずみが除くと、自分よりもやせっぽのねずみが、やはりさかさまになってのぞいていた。
ちびすけねずみが、どうしてさかさまなんだろう?と逆立ちをして覗き込みと
くるんと宙返りして、すぷーんの中におっこちた。
すぷーんははずんで滑り出し、2匹もあわててすぷーんのえを捕まえた。
けれどすぷーんは止まらない。

すぷーんのそりは、どこまでもどこまでも滑って行く。
3びきのねずみも楽しくて大喜び。
やがて、すぷーんはやまを滑ってジャンプして・・・
おばあさんの家に飛び込んだ。
おばあさんはたまげて目をぱちくり。
ねずみは おばあさんに「ごめんなさい」とあやまったが
乗ってきたすぷーんが自分の無くしたスプーンに気づき、おばあさんとねずみは大笑い。

ごはんをたべて スープお飲んで、おばあさんとねずみは おはなししたよ。
すぷーんは だまってしゃべらなかったけれど
すぷーんだって 嬉しかったろうね
ねずみたちと遊んで また おばあさんのところに 帰ってこれたんだものねえ・・。

このようなお話です。

絵も、鉛筆画のデッサン調、色もオレンジとグリーン
もしくは、黄土色と淡いブルーといった単調な色合いの濃淡で表わし、
ほのぼのとしたイメージの絵になっています。

が、このおばあさん、絶対に怖いよ(>_<)
こんなおばあさん、山の中に一人でいたら、魔女か山姥に間違えられるって!

おばあさんって言っても、今の子供たちは、きっとかなり年齢の行ったおばあさんを
想像するんでしょうねぇ〜。
今のおばあさんって60歳でもかなり若いですから(~o~)
へたしたら、自分の子供っていってもおかしくない人がいるもんねぇ〜。
ご近所に、私の4つ上ぐらいの方が孫が今年1年生だって(^_^;)
私、まだ4年生の子供がいるんですけど!!って思っちゃいました。

話はそれましたが、このお話、
ほのぼのとして温かみのあるお話です。
最後、さみしかったおばあさんも、すぷーんがお話相手までつれて
戻ってきてくれる。
最後の説明のところは、本の文章そのまま載せてありますが、
「すぷーんは何もしゃべらなかったけど・・」と
いきものでないものまでの気持ちの理解を促し、
子供たちの想像力を沸き立たせてくれるお話です。
さらに、画像にはありませんが、最後のページには
おばあさんとねずみたちが楽しく食事をしているところに
窓の外にカラスがそれを見ている絵になっています。
なので、文章にはないですが、カラスのその時の気持ちまで考えられる設定になっています。
想像力UPにはもってこいの絵本ですねヽ(^o^)丿

ぐりとぐら

イメージ 1

イメージ 2

久々に、絵本の紹介ですヽ(^o^)丿
読み聞かせはつづけていたのですが、今まで自分が読んできた絵本などを
使っていたので、自分の中での新作がなかったもので・・・なかなか紹介まで至りませんでした。

さて、今日紹介する絵本は
『ぐりとぐら 』
(なかがわ えりこ と おおむら ゆりこ 福音館書店)

いわずと知れた超ロングセラーの名作ですよね。
1967年の作品なので、自分が子供の頃好きだったという方も多いのではないでしょうか。
素朴なおはなしと素朴な絵。
そして何よりも大きなかすてらのおいしそうなこと!
こんなカステラが食べたい!と思った人は多いはず(^_-)-☆

さて内容です。

のねずみの ぐりと ぐらは、大きなカゴをもって森の奥へどんぐりや、栗の実を
拾いに出かけます。
二匹とも料理が大好きなのです。
♪ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
 このよで  いちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐり ぐら ぐり ぐら ♪

すると、道の真ん中に大きなたまごが落ちていました。
二人はこれで 朝から晩まで食べてもまだ残るくらい大きなカステラをつくることにしました。
大きなたまごを持ち帰ろうとしましたが、大きすぎて運べません。
二匹はしばらく考えて、「お鍋をもってきて、ここでつくろう!」ということになります。

二匹は急いでおうちへ帰り、大きなお鍋などを用意し、現地へ。
ぐりと ぐらは、まずエプロンをしめました。
そして、たまごをわろうとしましたが、固くてわれません。
そこで石で叩いてわりました。

たなごはようやく割れ、急いでたまごをボールへ流し込むと、
おさとうと いっしょに あわたてきでかき混ぜて、牛乳と小麦粉を入れました。
お鍋にバターを よく ぬって、ボールの中の材料を入れて、ふたをしてかまどにかけます。
二匹は、歌いながら焼けるのを待ちました。

すると、「カステラを作っているんでしょう!とてもいい匂いがするもの」と
森中の動物たちが、鼻を動かしながら集まってきました。
♪ カステラづくりの ぐりと ぐら
  けちじゃないよ ぐりと ぐら
  ごちそうするから まっていて ♪

ぐらが、おなべのふたを取ると、きいろいカステラが、ふわりと顔を出しました。
みんなで仲良く分け合って食へました。
その、おいしかったこと!
あとに残ったのは、空っぽの大きなおなべと、たまごの殻だけでした。
その残った殻で、ぐりと ぐらは 何を作ったと思いますか?
(二人も、道具も入れて走れる車)


このような内容です。
このお話は、このおいしそうなカステラを、たくさんの動物たちがわけへだてなくかすてらを分け合って食べる姿に、子供たちは安心感を覚えるのではないでしょうか。
大勢で分け合って食べる・・ということが、今 あまりないかもしれませんね。
一昔前でしたら、兄弟が多く、生存競争が激しかった・・というのもあったかもしれませんが・・。

ちょっと前になりますが、こちらの地方新聞に掲載されていましたが、
「親子でえほんの中のお菓子を作ってみよう!」という企画があった町の紹介がありました。
テーブルの上にあったレシピ用紙には、この、ぐりと ぐらの絵がついていたので、
ぐりぐらカステラだったと思います。ヽ(^o^)丿

さて、なぜ今頃・・こんな絵本?と思うかもしれませんね〜。
実は、このたび市民ボランティアの方の読み聞かせの代表になりまして・・(>_<)
前任の方と立ち上げからいっしょだったのですが、前任のかたが仕事を始めるので・・ということで、
力不足なんですが、一応、私が代表を引き継ぎました。
もう、7年もやっているんですよ(*^_^*)
そこで、市の子育て支援課から、日頃の活動が認められ(?)
一万円あたいの絵本を買っていただきました。
ぶ厚いカタログから、私が選ばせていただき、質も量も!とよくばり12冊買わせていただきました。
その中の一つが、この「ぐりと ぐら」だったんです(*^_^*)
読み聞かせには、もってこいでしょ!

この他にも、今までに紹介したことのある絵本も4冊購入の中に入っています。
・こすずめのぼうけん(http://blogs.yahoo.co.jp/dxnaomi/49336504.html
・きょだいなきょだいな(http://blogs.yahoo.co.jp/dxnaomi/42773995.html
・おおきなかぶ (http://blogs.yahoo.co.jp/dxnaomi/26826050.html
・ぼくのおとうさんは はげ だぞ ( http://blogs.yahoo.co.jp/dxnaomi/38445191.html

ずいぶん前の紹介になりますので、興味のあるかたはどうぞ(*^_^*)

残り7冊は、今まで紹介したことのない絵本です。
が、みんなが知っている絵本でもあります。
これからまた残り7冊紹介していきたいと思います。

せんたくかあちゃん

イメージ 1

イメージ 2

毎日、暑い日が続きますね(*^_^*)
みなさん、いかがお過ごしですか?
お盆休みに突入し、オリンピック観戦にも忙しくしているのではないでしょうか?

今日はこの絵本を紹介しますね。

『せんたくかあちゃん』
(さとう わきこ さく・え 福音館書店)

このお話は、せんたくが大好きな肝っ玉かあちゃんのお話です。
シリーズでも出ていますが、この豪快なかあちゃん、なぜかホッとするんです。(*^_^*)
昭和の時代のたくましかったお母さん・・という感じですね。
きっと、世の中こんなお母さんがいっぱいだったら、今ある子供たちの問題も半減するんだろうな・・
そう思います。

さて、内容です。

洗濯の大好きなかあちゃんがいました。
「きょうもいい天気だね」
かあちゃんは、くるくる腕まくりをして、パッとカーテンを外すと、
太い腕で たちまち洗ってしまいました。
家じゅうのものも、みんなあっという間に たらいに放り込み 洗ってしまいます。

家じゅうのものを洗ってしまったかあちゃんは、
子供たちに言います。
「なにか 洗うものを探しておいで」
子供たちがそこらじゅうを見渡すと、猫がいました。
猫は「いつもなめてるからきれいだよ!」と逃げ回ります。
その横に犬がいて、犬も「大変だ、洗濯されちゃう」と逃げます。
鳥小屋の鳥たちも、下駄箱の中の靴やげたたちも、傘も、ネズミもカエルも
騒ぎを聞いて逃げ出します。
かあちゃんは、それをみて 大声で叫びます。
「とまれ!」
みんな心臓がドッキリして、魔法にかかったように 体がしびれて動けなくなります。
かあちゃんは、みんなたらいに放り込んで、あっという間に洗ってしまいました。

洗濯が終わると、かあちゃんは庭の木から木へ、物干し縄を張りました。
その縄に、洗濯ものをどんどん干していきます。
ねこも、犬も、子供達も、みんな干して、洗濯バサミで止めました。
かあちゃんはご機嫌で言いました。
「洗濯物を干した後は、ラムネ飲んだみたいに すっきりするね」

ちょうど、そのころ、空のひとすみで、かみなりさまの雲が動きました。
空の上から、たくさんのへそが干してあるのが見えます。
かみなりさまは、よだれを飲み込みながら、全速力で洗濯物に近づきました。
空が急に暗くなったので、かあちゃんはあわてて洗濯物を取り込みます。
するといきなり、ピカッ バリバリとひかり、かみなりさまが落ちてきました。
かみなりさまは、物干し縄にひっかかっています。
かあちゃんは「何しに来たんだい?」と聞くと、へそを取りにきたというのです。
「なんだって、おへそを取りにきたんだって!::
かあちゃんは、かんかんになって
「ほんとうに 生意気な かみなりだよ」というと、
かみなりさまの首をぐぎっとつかんで、たらいに放り込みました。

「やれやれ、本当に汚い かみなりだったね。あれ、まあ!」
洗い終わったかみなりさまを、広げてびっくり。
かみなりさまは、しわくちゃで、おまけに眼も鼻も口もなくなってしまいました。
「案外だらしがないんだねえ」と、かあちゃんは洗濯バサミで止めてから
ぴんぴんたたいて しわを伸ばしました。
かみなりさまが、すっかり乾くと、かあちゃんはこれじゃ前だか後ろだかわからないから
子供たちにクレヨンで顔を書いてやるようにいいました。

かみなりさまは、鏡をみてびっくり
「これが 俺様かい?なんだかいい男になっちまったぜ」
かあちゃんは、「気に入らなきゃ、もういっぺん洗ってあげるよ」というと
「これがいいよ」とあわてて空へ逃げ帰りました

次の朝、かあちゃんは「今日もいい天気だね!」といってたらいを持ち出しました。
突然、雲がいっぱい出てきて ぐんぐんかあちゃんの方へ近づいてきました。
ピカッ ガラガラ ドシーン ドンガラ ドッシーン
かあちゃんがびっくりして周りを見渡すと
そこらじゅうが、薄汚れたかみなりさまでいっぱい。
そして、そのかみなりさまたちがそろって
「洗濯してくれ、洗っておくれ」
「書き直してくれ、いい男にしてくれ」というのです。
そこでかあちゃんは はりきって言いました。
「よしきた まかしときい」!

こんなお話です。

せんたくの、だいのだいのだいすきな”たくましいかあちゃんと、
ユーモラスなかみなりとの間に繰り広げられる、けたはずれに楽しくて元気のいいお話でしょう。

このかあちゃん、凄いでしょう。
洗濯したいものは、物だろうが生き物だろうが、
問答無用にたらいの中に放り込んで洗濯してしま。
そして、子供に口をはさむ余地を与えさせない素早さ、
いとも簡単に大量の仕事をこなしてしまうバイタリティの豊富さに圧倒されてしまいます。
「母は強し!」まさしくこの言葉がぴったりのお話で、
こんなかあちゃんだからこそ、子供たちが安心していられるのではないでしょうか?

私も実は目指すところは、こんなかあちゃんです。
自分が死んだときに「うちのかあちゃんは凄い人だった」と子供たちに言ってもらえたら、
最高の人生だったといえるのではないかと思っております。

子育ての大先輩に以前言われたことがあります。
「子育ては、振り回されるのではなく、振り回していきなさい」
このせんたくかあちゃんのように、たくましく、そして慈愛いっぱいのかあちゃん目指して
がんばろう!(*^_^*)

全22ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
naomi
naomi
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事