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今日はこの絵本を紹介しますね(*^_^*)
『ちかみち』
(マイケル・グレイニエツ さく、 ほその あやこ やく、ポプラ社)
迫力のある絵がまるで「読め!」といっているような、
そんな感じさえ受ける、この絵本。
知る人ぞ知る、マイケル・グイイニエツの絵本です。
さて、この表紙の絵、なんだかわかります?
これは、虫です。
虫が急いで一本橋を通っていると、向こうからも虫が来て、どちらも譲らない・・
というようなお話しなんです。
でも、パッと見、なんだか解らないよね(*^_^*)
で、背表紙は反対側から来た虫になっています。
この絵本は、文章も短く、簡潔になっています。
絵本自体は大きなつくりの絵本で(収納に困るのよね・・この手の絵本(~_~;))
とにかく、絵を楽しんでいただければ・・と思います。
ちょっと美味い幼稚園児の絵に近いかも(*^_^*)
でも、この絵に影響を受けて、
こんな風に子供達が自分で絵本を作り始めたら、嬉しいなぁ〜と思います。
さて、内容です。
先に言いましたが、虫が急いで一本橋を通ろうと思ったら、向こう側からも来て、
どちらも道を譲らない・・。これで終了なんですけどね(~_~;)
青い虫が
「たいへんだ、ちかみちしないと、おくれるよ」 「とことこ とことこ・・。」
深い川底の川に一本橋がかかっている
「ちょっと怖いな・・」
「うまく渡れるかな・・?」
「そろり・・ そろり・・ そろり・・」
そこで向かい側から紫の虫がやってきた
「む!?」
二匹とも「ちょっと!そこ!どいてちょうだい!」
「ギリ ギリ ギリ ギリ・・」(画像参照)
「ガリガリガリ」とお互い頭で押し合い
「ばばばばばばば」とお互い足で押し合い
「えいやっ」紫の虫は青い方の虫を頭で落としてしまう
「やった!」紫の虫は勝利に大満足。そして、「えっへん!」と悠々と一本橋を渡っていく。
紫の虫が渡り終わった一本橋は、「しーーーん」と静まりかえっている。
と、そこへ「へへへ ちょっぴりこわかったけど」
と、青い虫が一本橋の裏に捉まっていて、その後ゆっくりと一本橋を渡る。
そして、青い虫は「あしたも ちかみちしようっと!」と思うのであった。
「 」内の言葉はこの絵本に出てくる言葉すべてです。
青い虫は負けたように見えたけど、じつは負けてない・・。
こんなお話しもいいでしょう(*^_^*)
白黒はっきりさせないと気のすまない世の中。
「負けるが勝」という言葉もあるのですが、やはり心理的に負けはイヤですもんね。
この青い方の虫が、もし、この負けが悔しくて、悔しくてたまらなかったら
きっと、この青い方の虫は前に進めていなかったのではないかと思います。
実際に負けはしたけど・・って言うことあるでしょう(*^_^*)
私もそうです。
乳がんになり、病に身体は侵されてしまい病気ににはなりましたが、
心まで病には負けていません。
って、いうか、以前よりももっと強くなったかもしれない(*^_^*)
毎日が楽しいから。
この絵本の最後、普通負けたら「もう、二度と通りたくない!」ってなるでしょう。
でも、このお話しは「あしたもちかみちしょう!」と前向きなのよ(*^_^*)
この絵本は、そんなたわいのない勝ち負けに執着することなく、もっと次元を大きく!
視野を大きく!そんなメッセージがこめられていると思います。
要は、他人との勝ち負けじゃなくって、自分自身との勝ち負けが大事なんだよね。
自分に勝ってこそ、本当の勝利者になるのです。
そこで自信もつくわけです。(*^_^*)
子供達にもそうやって、いっぱいいっぱい自信を持たせてあげたいですね。
大きな自信でなくてもいいんです。
ちいさな自信をいっぱい、いっぱい作ってあげてください。
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