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ビャウォヴィエジャの原生林 Puszcza Białowieska
ここはポーランドの自然の豊かさと多様性とを表す独自の象徴ですが、ユネスコはその意味を正しく評価して、ビャウォヴィエジャの原生林を世界自然文化遺産リストと世界生物圏保護区リストの両方に登録しました。
この広大な天然の森林複合体は、ポーランドの東部、ベラルーシとの国境付近にあり(ビャウォヴィエジャ原生林のベラルーシ側の部分もユネスコのリストに登録されています)、あるがままの自然の木立を残した地帯、また植物相や動物相の標準的な種が生息する地帯としてはヨーロッパでも類を見ないものとなっています。ここには、人間の手が入っていないマツやオークの森、湿原林、そして水に浸かったハンノキやトネリコの森が残されており、今では希少になってしまった種も多数あります。
原生林の中で、自然という観点から何よりも価値のある部分は国立公園として保護の区域に入れられており、これによって、ほぼ半分が厳重な保護の下に置かれました。保護区を訪れることができるのは、定められた道を徒歩で行く場合、あるいは観光ルートを馬車で進む場合のみとなっています。国立公園には、その他に、宮殿公園、自然森林博物館 Muzeum Przyrodniczo-Leśne、さらには希少動物の飼育センターが含まれています。この飼育センター最大の呼び物は、原生林の最も素晴らしい動物ジュブル(ヨーロッパ・バイソン)の群れで、その大半が放し飼いにされています。
ここには毎年約10万人の観光客がやって来て、原生林のちょうど中央にある小さな村ビャウォヴィエジャに滞在します。村には一般の観光客だけではなく、コンベンションやインセンティブツアーのお客様を受け入れる施設が整っています。
ビャウォヴィエジャ地区は、自然の豊かさだけでなく、国境地帯の異国情緒あふれる景観、多様な文化、ほとんど知られていない東方民俗、そして稀な美しさのある村の木造建築でも引きつけてくれます。
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