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ヨーロッパで一番歴史の浅い国家元首の城がポズナンにあります。「皇帝の城」といいます。
この城を建てたのはプロイセンの皇帝ヴィルヘルム2世。
プロイセンの名建築家フランツ・シュヴェヒテンが設計し、1905年に着工して1910年まで5年をかけて完成したヨーロッパで一番新しい国家元首の居城です。ヴィルヘルム2世は、不規則な多角形でこの城をどこよりもドイツ的な城と評価して設計と建築にものすごく深い思い入れをもってかかわっていました。
ところでこの城の建設工事にはこんな逸話があったそうです。
町の真ん中に城の工事が始まると、毎日たくさんのポズナニ市民が興味半分で見物に来ていました。そんなな町はずれから通ってくるひとりの農夫がいました。ポーランド人の農民で見物をしているのではなく、連日必死になって工事現場で重労働をしているのです。その姿に気づいたポズナン市長は不思議に思って農夫を呼び止めました。不思議なのはその農夫が一生懸命働くだけでなく、周囲のドイツ人労働者にも頑張るようにしきりに促していることでした。
市長の問いに対して、男は神妙な顔をして答えます。
「昔から皇帝様の城がポズナンに建てば、ポーランドの国が甦るって言いますもんで・・・」
その予言めいた言葉の通り、ヴィルヘルム二世が深い思い入れとともに完成を待った城の完成から数年後、サラエヴォ事件がきっかけとなって第1次世界大戦が勃発、ヨーロッパは戦争の嵐に巻き込まれ、終戦後、ポーランドは新生国家として独立を果たしたのでした。
第2次大戦中に再びドイツによって占領されたこの城を、ヒトラーの総統官邸やニュルンベルクのナチスの党大会会場を手掛けた建築家アルベルト・シュペーアが改築しています。1945年に大破されたものの、ヒトラーの演説用に増築されたバルコニー、ベルリンの総統官邸を模した床や壁が全部石造りの執務室は戦災を免れました。 戦後、ポズナン大学を経て、現在は文化センターとして利用されており、中の見学もできます。 名称 "Zamek" Centrum Kultury
住所 ul. sw Marcina 80/82, 61-001 Poznan, Polska tel. +48 61 646 52 00 |

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10月20日より26日まで、国際親善協会のジャパンウィーク2013年でポーランド、ポズナンへ行きます。どんなところなのか楽しみで、時々、記事を参考に勉強?してました。
2013/10/8(火) 午前 0:12
こんばんは。ジャパンウィークでは千数百人の方がポズナンを訪れるそうですね。ポズナンについてはこちらにも記事を掲載しています。よろしければご覧ください。
http://www.metroguide.jp/test/metroguide/poland_west/vol1.html
2013/10/8(火) 午前 1:10