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これはヴロツワフにある世界遺産百年記念会館。 1913年にナポレオンとのライプツィヒの戦い100周年を記念して建てられた巨大なコンクリートドームでそれが百年記念会館の名の由来です。 西にある庭園では噴水のショーを見ながらひと休み。ショーは夜がおすすめです。 十分な重機がない時代に世界最大のコンクリートドームを作り上げるのは大変なことでした。どんな技術を駆使してこの建物ができたのか…。その答えは中にあるディスカバリーセンターでごらんいただけます。 この建物は多目的娯楽用建築物で、中心軸を置いた設計で「展覧会場Exhibition Grounds」として建造されました。
構造は、約6,000人収容の巨大な円形空間(直径65 m、高さ42 m)を中央に配した左右対称の四葉型です。高さ23 mの円蓋の頂は、スチールとガラスで出来た明かり窓になっており、建物の窓は外国産の堅木で作られています。 また、音響効果を良くするために、壁は木材またはコルクと混ぜたコンクリートの遮音層で覆われています。そして高所には装飾は一切なく、むき出しのコンクリート肌が木製の型枠の跡を残しています。 百年記念会館の西には、古代の公会場を模して造られた大きな広場があります。
北側には、歴史的展示物を収めるために、1912年に建築家ハンス・ペルツィヒHans Poelzigによって設計された「四円蓋展示館Four-Dome Pavilion」と人工池を囲むコンクリートのパーゴラがあります。入り口に隣接して、展覧会場を管理している会社(ブレスラウアー・メッセ株式会社Breslauer Messe A.G.)の事務所ビルがありますが、リヒャルト・コンヴィアルツRichard Konwiarzによる設計どおりに1937年に建てられたものです。公会場へと続く大きな道は、マックス・ベルクによって1924年に設計され、鉄筋コンクリートの柱を配した柱廊の形になっています。
百年記念会館は、近代工学と建築学の草分け的な作品であり、20世紀の初頭に、鉄筋コンクリート建造物のその後の発展の中で大切な参考となっています。 夏(4-10月)
月-木 9:00-18:00 金-土 9:00-19:00 日 9:00-18:00 |
ヴロツワフ周辺



