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世界遺産中世都市トルンの街角にこんな建物があります。 通路になっていますが、これは実は後から作ったものなのです。真ん中の白い建物はツェザールのアーチとよばれ写真は西側のファサードです。 以前は普通の建物だったのをいつ、だれが、どうしてこんな風に改築したのでしょうか? 答えは、交通の便をよくするためで、1911年にドイツ人建築士カール・ツェザールが建物の1階を改築してこうなったのです。それ以来、その建築士の名から「ツェザールのアーチ」Łuk Cezaraと呼ばれ、親しまれています。 その後、1936年にはここを路面電車が走ることになり、歩行者と車両のために左右の建物の1階にも通路を作ったので今のような形になりました。地震がないからこそこういう形の設計が可能だったのかなと通路を歩くとしみじみ思います。ところが、路面電車の振動によって実際には旧市街の市庁舎の壁にひびが入るなどの損害が出ていました。そのために1971年に旧市街と新市街の周囲に新路線ができたのを機にこの路線は廃止され、今では通路の地面に路面電車の線路の一部と記念のプレートが残っています。 また反対側から見ると真ん中の建物はファサードの装飾が非常に繊細なバロック様式になっているのがわかりますよ。あいにく写真が撮れませんでしたが、グーグルマップでご覧いただけます。 コチラ→https://goo.gl/tZ7X7J |
グダンスク・トルンと近郊


