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ポーランド西部に位置するポズナンは、ポーランド最古の都市のひとつです。ヴィエルコポルスカ(大ポーランド)地方(ポーランドの中心部)にあることが象徴しているように、ポズナンはポーランドという国家、そして初代ポーランド王朝の発祥の地なのです。 首都のワルシャワとドイツのベルリンを結ぶ幹線道路の中間地点に位置することからも、両国の交易・文化交流の中心地として昔から栄えてきました。 スラヴ民族のポラーニェ族は、9世紀に最初の砦をポズナン、グニェズノに造り、10世紀にはミェシュコ1世がポズナンを最初の首都に定めたのです。 一方、チュートン騎士団の当方進出にともなってドイツ人の入植も盛んになってきました。その後、遷都で古都になったポズナンですが、15世紀には、現在にも続く国際見本市会場としてその名が知られるようになりました。第一次ポーランド分割の結果、ポズナンは1772年から1918年までドイツの西プロイセン州の州都になりました。1847年にはのちにドイツ大統領となったヒンデンブルクが生まれています。 ポズナンの旧市街はコンパクトで、数時間の間にすべての名所を見ることができます。中央広場でまず目を奪われるのは、ルネサンス芸術の粋である旧市庁舎。12時になると塔の上にこの町のシンボルマークである角を合わせる2頭の子ヤギのからくり人形が現れます。 さらに、旧市街エリアにあるイエズス会の聖スタニスワフ教区教会(写真上)は国内屈指といわれる美しいバロック建築。その近くにはナポレオンが宿泊し、またショパンが演奏をしたことでもしられる旧コレギウム(現在の市役所)の建物があります。 そのほか、ポズナンは美食の町としても知られていて、ヴィエルコポルスカ地方の伝統料理やポーランド料理、自家製ビールを楽しめる各種レストランなど、本格的なグルメからプチグルメまでお手頃価格で楽しめますよ。ご当地名物の菓子パン「聖マルティンのロガル」(下の写真。クロワッサンのような形をしてます)作りを体験し、見て、試食して楽しめるロガルミュージアムも広場近くにありますよ。 右は市庁舎。(写真提供:Jakub Pindych) 歴史とフォトジェニックな街並みが続くポズナンにぜひお立ち寄りください。当局ではポズナンの見どころを掲載したこんなA3サイズの観光 マップを差し上げています。 テキストおよび写真の無断転用・転載はご遠慮ください。 |
ポズナン



