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「私が貴方の彼女じゃダメだったの?」 それを聞いた湘南は急に胸が締め付けられるようなものを感じた。 今までずっと接してきた。 湘子とは幼い時から屋根一つ下のごとく過ごしてきた。 だから俺と湘子・・・いや、大宮さんには何も隠し事は無いはず・・・ 「い、いきなりどうした・・・」 「だからダメだったの?」 ダメだったの?を聞くたびに泣きたくなってくる。 ダメじゃない。良かった。 言葉では嫌々言っているが本当は・・・ でも今は泉美がいる。彼女がいる。 「ダメ・・・・・・ではなかった。」 「なかったってことは、今は・・・」 「だって・・・泉美さんが・・・」 他でもないお前がきっかけを作ってくれたんだ・・・ なんでお前は自分自身の心の内を打ち明けなかったんだ。 「だよね・・・そうだよね。」 「気持ちだけでも良かったら受け取っておくよ。」 これで一件落着かと思った。 電車は動き出し、家の最寄駅へとゆっくり動いていく。 車内はもう貸しきり状態。 「じゃ・・・」 じゃ・・・ってなんだよ!?じゃ、って・・・ 「浮気でもダメなの?」 「あ、・・あったりまえだろうが!!」 あまりにも呆れた意見に思わず大声が出てしまった。 隣の車両にも聞こえるほどかと思ったが、走行中だし・・・大丈夫だろう。 「ご、ごめん・・・つい感情的に。」 「そう・・・・・・でもね。」 「でもって・・・」 「私はこれからも好きでいるつもりよ。」 「ま、まあ気持ちだけは受け取りますけど」 「抱きつきますよ?」 「なんでだよ。泉美さんに迷惑がかかるからやめろって。」 「・・・やめないよ」 「へ・・・・・・?」 これは一体どう言うことか・・・ 「たとえ君に相手がいても、私は恋人同然に貴方に近づきます」 「だから分からないな!やめ・・・・」 言おうとした瞬間に口がふさがれた。 何かで・・・・・・・ 体制が崩れたまましゃべっていたのを戻し、席に座りなおす湘子。 「正直貴方と川口さんとをくっつけようとしたのは事実よ。でもね・・・・でもね・・・・」 「あ・・・あぁ」 「つっくけようとしていた私が貴方のことが気になってきたのよ。何故かはわからないけど、自分でも信じたくなかったもの。本気でくっつけようとしていたのよ。でも結局貴方たちが付き合い始めたのを見て私は嫉妬心が湧いてきた。自分でも許せなかった。でも無理だった。無理だから言ってみた。これでも勇気を振り絞って言ってみたの。でも貴方は当然のように断る。断られたら落ち着くだろうと思った。でも今になってもおかしいの。叶わぬ恋はないの。だから好きでい続けるのもダメではないでしょ」 「誰も批判はしないけど・・・」 「だから・・・君と私は恋人だと思って接するのも悪くないよね」 先ほどされたことがあいまって何も言い返せない。 悪い・・・悪い・・・悪くない・・・のかな? 「片思いなのは勝手だけど・・・迷惑かけなきゃいいんじゃないのかな」 「言ったわね?」 「言いましたが」 「はーい!それじゃっ!」 「ちょー・・・・・・(ご想像におまかせを)」 「ふふっ、今日はお疲れ様。精神的にも疲れが取れたし、張り切って帰りましょうー!」 一体何駅乗り過ごしたのだろうか。 やっと家のある駅について、電車を降りた。 帰宅中のことはあえて書かない。
翌日どうなるのか・・・・・・ |
小説「恋愛思想物語」



続き待ってました♪自分でも気付かないうちに好きになっていたって事はやっぱりよくあると思いますね。
2008/1/14(月) 午後 5:50
あずささん>
すいませんでしたっ!全く書く気が起きませんでしたので^^;
いや〜結構ありますよね・・・きっと。
[ ひだしょー ]
2008/1/14(月) 午後 11:55
電車の中での出来事
こんなことが実際に起これば、自分の恋も楽なんでしょうなぁ…
slowslowslow16話目を更新しましたので、TBします☆
2008/2/4(月) 午後 10:45
未来さん>
もうその人一本で・・・
ま〜1億人に1人の確立で起きるでしょうけど・・・ね^^;
[ ひだしょー ]
2008/2/4(月) 午後 11:40