words

♀ = Alice’s !!=泪瀬?=吉瀬?

STORY

[ リスト | 詳細 ]

日本人は 感情を表現する ”文字”を何種類も持っている
漢字 ひらがな カタカナ ローマ字 英語 ・・・

ほとんどが 輸入もん RE−MIX 
で できたものは ORIGIN !!

どうして ”オリジナル” といえるかというと
”通用”するから 日本国内では

”意味”を 共有できるから
その作者の 選択し使った ”文字”の種類で

作者の”感情”を読み取ることができるから 

最近じゃ 韓国映画の影響か 韓国語覚えてる人も多い
そのうち TVCMに ひょっこり現われそうだ

外国人の方 うらやましいでしょ?
とくに 詩人のかたには !!
記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

 {おれがなにもはなさないのはそれによってえいきょうされるやつがでてくるからだ おれのはなしをすべてしんじこんでしまう そういうやつは生きのこれない
 
じぶんのはんだんができないからだ すべてマニュアルどうりだとおもいこむ そしてマニュアルどうりじゃないとパニックをおこす そういうやつはなかまをもころす
 
じぶんがきずをおったり 死ぬぶんにはもんだいがない だがしんじてるなかまをころす これはじゅうだいなことだ だがおまえがもしここをでていきたかったらいつでもすきなときに じぶんでじゅんびができたと思ったら 出ていってみればいい・・・
 
そとの世界はおれにとってあまりこことかわらなかったような気がする やはり日がのぼりしずんでいった そしていちにちは24じかんだった けしきやきおん しきさい どうしょくぶつ それらはじゃっかんのちがいはあったがおれの想像どうりだった
 
3日もいればそれがあたりまえにおもえた それはしょうがないのかもしれない おなじ地球にすむものたちなのだから}

 「おじさんはここにもどってきてから うたをうたったり 森のなかをあるきまわったりしてるけど なにかもくてきがあるの?からだをきたえてるって気もするけど?」

 {これはおまえだからはなす おまえはまだわかいし まだ無限のイマジネェーションにもふたをしていない いまはまだなににでもなれるってわけだ おれはこの星を出る そしてみてくる そしてもちろんもどってくる
 
それはたぶんこの星のよさをさいかくにんするためでもあるんだろう そしてこの森のすばらしさと この森をどうすればもっといいじょうたいにすることができるのかを知るために}

 「それはここにいてはできないことなの?ここにいてこの森をふかくついきゅうすることによってはわからないことなの?」

 {それはむりだ!にんげんのイマジネーションはそれほど無限ではない どうしても情報にさゆされる おれたちはがいぶの情報をインプットされないとあたらしいイマジネーションはわかない
 
気がつけばいつもどうどうめぐりをしているもんだ としをとるとそれに気がつかない だからろうじんは同じことばかりやっている それで時がたつのがはやくかんじる てなれたことだから無意識にやってるからだ
 
それがわるいわけではない そうやってだんだんと無意識の時間がながくなっていく そしてすこしづつそとからのじょうほうをしゃだんしていく それは食べ物をとらなくなっていくことからもわかる
    
そしてゆっくりと脳がすべての情報を遮断していくそしていたみのかんかくもなくなり死をむかえる これが老衰というもので自然死だ}

 「にんげんにじゅみょうがあるようにこの森がなくなることはあるのかしら?」

 {それはあるだろう にんげんはみがってないきものだ それは地球にたいしてといういみだ だがそうしてやっとのおもいでいきのびてきた はやくはしることも 飛ぶことも するどいきばやつめもない うすくやぶれやすいひふ みごもってるおんなはろくに歩けずしゅっさんのあとはうごけもしない
 
たのどうぶつにくらべておとっている そんなそせんたちが生きのびるために森をなくしたとしてもおれはひはんするつもりはない だがいまおれたちはかがくというぶきを手にした こいつはもちろんばんのうではないしかしつかえる そしてこいつをつかいこなせるのはおれたちにんげんしかいない
    
 かがくとは知ることだ この森も森とよばれるようになってはじめて森となった いわばにんげんがつくりだしたとじられた空間だ だからこの森のありようはまわりとのかんけいによってきまってくる そのことをわすれたぎろんは無意味だ
 
せかいのどこでどれだけの温暖化ガスがはいしゅつされ それをせかいのどの森でどれだけきゅうしゅうできるか いま地球の未来をかんがえるならせかいきぼでそのことをかんがえなくてはならない そしてだれがその森をまもっていくかをも}


                 TO BE CONTINUED

イメージ 1

 
 「おじさん えものはどうとればいいの?」

 {あわてることはない むこうからやってくる)

 「それはそのどうぶつたちは私たちに食べられるために生きてきたってこと?そのどうぶつたちのうんめいは はじめからきまっていたってこと?」

 {それはちがう!永久不変のきめられたうんめいなんてない おれたちは一瞬一瞬決断していく そのひとつひとつでうんめいはかわっていく だからこれだけはわすれるな!どんなときでもまず生きのこることをいちばんに考えろ 失敗してもいいまちがってもいい やりなおすことさえできればまなぶことができる それがなにかを知るということだ}

 「でも なにかを知ることにいったいどういう価値があるの?わたしはもうなんでもすべて知ってる気がする」

 {そう たぶんおれたちはすべてを知っている 生まれてきたときからもうすべてDNAのなかにインプットされている だからだれかに何かを教えられたときに そんなこと前から知ってたって思う 

そうそんなことはよくあることだ だが知るということはあたまでわかっていることを いちど言葉におきかえて自分のからだから 外にだしてそれを自分でもういちどたしかめる ということだ そうすることであたまのなかでただあいまいに知ってる と思っていたことがきれいにせいりされていく 

それが知るということで理解するということだ だから狩のときけいけんのないやつはうごけない あとからかんがえると どううごけばいいのかすぐにわかる だがその一瞬にえものはもうすがたをけしている 

だからおまえもひとからなにかを教えられたとき そんなこと知ってるって思うんじゃなくまねでもいいからやってみろ きっと完璧なまねはできない 完璧におなじことなんてできない だがそれでいい それが個性というものだ だが本質はけしてまちがうな なぜそうするのかその一番おおもとの意味だけはけっしてとりちがえるな
 
 それをまちがえていたらそれはもう個性でもなんでもない ただのいきあたりばったりだ 長くはつづかない 自分の実にはならない}

 「わたしたちは歴史になれるかしら?ずっとずっと先の人たちがいまの私たちを見てどうおもうかしら?わたしたちはなにかのこしたほうがいいのかしら?たとえば石の山とか土の人形とか・・・」

 (そんなもののこすひつようはない ただのこしておかなければならないのは おれたちの意志だ!おれたちがこの森でくらしてきた その意志だ おれたちはどこに行けばなにがとれるのか知ってるし それをどれだけとればつぎの年にも同じようにとれるのか知っている 

そうしておれたちはもう何万年も生きつづけてきた そしてこの森といっしょに暮らしている この森にはすべてがある ここではおれたちにひつようなものはすべてそろっている これでおれたちはまんぞくしなくてはならない}

 「でも おじさんはむかしここを出ていったんでしょ?そして遠くをみてきたんでしょ?何十年も そしてぼろぼろになってやっとここにたどりついたんでしょ?」

 (むかしのはなしだ}

 「おじさんはそのことについてなにもはなさないって みんな言ってるわ いったいなにがあったの いったいなにをみてきたの おもいだしたくないはなし? それともあまりにステキすぎてだれにもはなしたくないの?」



             TO BE CONTINUED

イメージ 1

 吉野から電話があったのはその夜のことだった

 「長崎か?おれだよ」

 「ああおまえか?」

 「おまえか?はないだろ それより今日もさぼったな!浩子だって心配してるんだぜどうしちまったんだよ?オイ!浩子はおまえのこと嫌ってるわけじゃないんだおまえらふたりともごかいしてるんだよオイ聞いてるか?浩子だっておまえのこと好きなんだって言ってるんだよ!」

 「そうかそんならよろしく言っといてくれおれは元気だってそう言っといてくれ」

 「なんだって!それはないだろ?おまえまたどうにかなったのか?オイ!またどうにかなったんじゃないのか?」

 「別にどうってことないよやっぱり浩子もそうだったんだよいつもの癖さただのおんなだよ」

 「そんな言い方ってないだろ?彼女があれだけ心配してるのに」

 「なんだよ吉野!おまえいつも言ってたじゃないか?一人の女を好きになるのは不自由だっておまえもおれの言ったことにうなづいたじゃないか!」

 「そっそれはそうだけど今は違うよ!別さ彼女があんなに心配してるんだぜオイ!彼女はおまえのこと心配してるんだぜ好きだって言ってるんだぜ!」

 「わかったよわかったじゃあな切るからな」

 「オイどうするんだよ浩子のことは」

 「どうでもいいじゃないかどうでもおまえの好きなように言っといてくれジャアナ」

 かれはそこで電話を切ったそして昼間ジュンの言ったことを考えた

『人の真似かぁ?全て人の真似!何も知らずにただ流されて行くただそれだけか!“何も出来ない”って言って考えてる間でも一歩踏み出せるはずなのになんてこった・・・
でもいいじゃないかどう生きたって勝手さジュンだってそうさあいつだって人の真似しているだけさそうだよ!そうだ!ウンおれは勝手に生きるよ!もういいじゃないか・・・
でもなにがもういいんだろう?イッタイおれは何がしたいんだろう?アハッ!考えたくもないよもう何も考えたくないジュンのことも浩子も学校も将来も・・・
みんな流れていけばいいんだそうさ白痴にでもなろうかそれとも死のうかもし今死んだらみんなに騒がれるかもしれないぞ“高2の男子自由を求め続けて死を選んだ!”なんて週刊誌やなんかに取り上げられてもしかしたらおれの作った曲がレコードになるかもしれんそれに詩集が出版されておれは一躍スターだ!“早すぎた天才”なんてキャッチフレーズつけられて・・・
でも死にかたも格好良くないといかんな死ぬ前になにかどでかいことせんといかん!・・・
馬鹿らしい!なんでこんなことばっかり考えるんやろ?夢みたいなことばかり考えてアホらしいおれやっぱりダメな男なんよ本当の気狂いだよ・・・
でももしかしたら天才かもしれん早く生まれすぎたのかも?アーア!本当にアホ丸出しだぜフフッ!いまだに魔法を信じてなんてやつだよどうにかしてくれオイ!誰か居らんのかオイ!・・・』

かれはへやの中をグルグル歩きながら叫び続けたその叫びは何処から来るのか?そして何処へ行くのか?そんなことどうでもよかったただやたらと叫びたかった眼の前の現実を無視してそしてそれから逃げて待っているのは墓場だという事は理解っていたのだけれど・・・
夜はだんだんと更けていき疲れは足を止めさせた
『馬鹿らしいこんなことやっていても仕方ないもう寝たほうがましさそうさイライラするのは今だけさ明日の朝はきっと良くなってるよそうだ寝たほうがましさ・・・』
そう言ってかれはいつも寝床にはいるのだったすべては寝れば終わる明日の朝はきっと良くなってるきっと風向き変わってるそんな考えがかれをひとつのことに熱中させないのだしかし考えようによってはいい事もあるなぜならこれ以上思いつめたら残された余地は自殺しかなかったかもしれないのだから・・・・

      第一部 完



画 : 鍋島哲治 ”Ghost&Children Garden”より

イメージ 1

 「知っているよ“いちご白書”に載っていたよ戦争反対だろ?アメリカで徴兵のときはGIカットだからそれでそれに対抗してのばしはじめたんだろ?」

 「ホー!おまえ“いちご白書”読んだのか?」

 「ああ読んだよでもあれは理解りにくいんだよなんだか特殊な言葉が出てきて理解しがたいんだ」

 店にはかれが来て最初の客が入ってきたジュンは客と応対を始めたかれは考えていた何を考えているのか理解らなかったその思考はとぎれとぎれで瞬間的だったしかしそれらは皆ひとつの結論に達したその結論かれはそれをひどく恐ろしがったその結論とは自分が何も知らないということでありまた自分があまりにも無気力な人間であるということだったそれはかれを憂鬱にした

 『おれはいったい何を望んでいるんだ?いったいなにがしたいんだ?えらそうな事言ってこの世を批判して世捨て人のような顔をしてもそれはただ真似にすぎないじゃないか!
本で読んだただのあこがれにすぎないじゃないか?おれは何も知っちゃいないいや知ろうとしていないガリ勉のやつらを批判してみてもそれは妬みだけじゃなかったんだろうか?今の受験制度が悪いなんて言ってそしてそれに便乗して必死に勉強したこともない癖してなまけるための口実にしていたんじゃないんだろうか!なんだ!人間的じゃないって言ってみても
もっと自由にって言ってみてもそれは誰かの真似だったんだ誰かが汗まみれになって経験したことをただ自分を自分の体裁をとるための口実にしていたんだ何が自由だ!何が人間的だ!おれは甘えてる!親を否定して養ってもらって学校を馬鹿にしていまだに通っている
言ってる事とやってることの違うことといったらいったい何だ!おれは嘘の名人だよ他人をだまし自分をだましてそれで一生を終わろうとしてるのか?夢ばかりみて足が地面についてもいないのにおれは何をしてるんだ?今日も学校へ行かないで何を求めているんだ?
ただ街をほっつき歩いてそれでえらくなったように思ってる自分が学校を休んだことに誇りに思ってる仲間がおれを心配してくれることを望んでるなんてあまちゃんなんだこれじゃ高校生どころか乳母車の赤子と同じじゃないかなにが自由だなにが真実だおれは何も知らないくせして!
おれは何も知らないくせして一人前のような顔してなんていう人間だ!人間?いや人間じゃないとすればいったいおれは何だ?何のために生きてきたんだ?十七年も何をしてきたんだ?
なにか胸を張って言えることがあるか?ない!!ないよ!あるはずがない!なんて馬鹿なんだ!あまちゃんだよおれは!それさえ気付かずにいるなんてあぁなんておれは・・・』

 「ヨウメイ」

 「・・・・」

 「ヨウメイ!」

 「んーっ!何か云った?」

 「どうした?ぼけっとして考え深そうな顔して」

 「なんでもないよ!チョット自己嫌悪に陥っただけだよ」

 「そうか・・・まっいいじゃないかそんなに自分を悪く見つめるのはよせよ今からだって何でも出来るじゃないか!まだ若いよまだ行きたい所にも行けるしやりたいことだって出来るさまだこれからだよ大切なのは何かをやろうということさ」

 「理解ったよおれ考えてみるよおれの今一番やりたいことをネ!」

 「そうかうん!じゃあ暇なときは来いよもしここにいなかったら“ミッキー”にいるから“ミッキー”知ってるだろ?あのバス停の横の茶店だよ」

 「うん知ってる!前から一度行ってみたいと思ってたんだけどなんとなく入りづらくて・・・でも行ってみるよ今度会ったらいろいろ話聞かせてくれよネ!ニールのこととかカリフォルニアのこととか旅のこととか色んな話聞きたいんだおれなにも知っちゃいないからおれあまちゃんだからそれが理解ったんだよそれに気付いたんだよ!」

 「そっかじゃあ今度会ったら話をしてあげるよ9時ごろだったらいつも“ミッキー”にいるからあっニールのこと聞きたいならおれの家に来いよレコード聞かせてやるよ!」

 「うん!行くよそのうちにじゃあネまた来るよ」

 「来いよ待ってるから」

 かれはまったく違っていた入ったときと出て行くときの気分はまるっきり別だった便所に入る前と出てきたときの気分のようにそれをはっきり感じたかれは“ミッキー”に行ってみようと思ったジュンの云った“ミッキー”に入ってみようと思ったそしてふとジュンが“マールボロ”を吸っていたのを思い出したそれでタバコ屋で“マールボロ”を一箱買った
“ミッキー”の中は以外に明るかった客はかれの他にひとりそれも常連のようでカウンターの女の人と喋っていたかれがドアを開けたときその客とカウンターのふたりのおんなは一斉にかれを見つめたかれは少したじろいだそして逃げ出そうかとも思った
しかしかれはとどまりこうして今一番ドアに近い出窓のあるテーブルにとどまっているカウンターのなかのひとりが水とメニューを持って来たかれはそのメニューを受け取り眺めた別に見なくてもコーヒーを注文しようと決めていただがメニューをみたいじょうコーヒーだけを注文するのはきまりわるかったそれでピザエビピザをたのんだおんなはメニューを持ってカウンターへ引っ込んでいったオーバーオールを着ていた
かれは横の樽の上に日記帳が沢山置いてあるのに気付いたそれでその一番上のやつを手にしたそこには赤青黄色緑オレンジのようようの色で書かれた文字が並んでいたひとびとの生き様をのせて・・・その曲がりくねった文字やすっきりした文字を見つめてかれはずっとずっとぼんやりしていた


     To be continued


画 : 鍋島哲治 ”GHOST&CHILDREN GARDEN”より

イメージ 1

 長崎は今日も学校へは行かず街をさまよい歩いたその日は終業式で明日からは夏休みだったでもそんなことはどうでもよかったかれには何もかも腹立たしく思えた一体何が原因なのかも理解らないやたらと腹立たしかった浩子のこともどうでもよかったただそのことが引き金になったのは事実だったかれは街をどんどん歩き回った何がなんだか理解らない何を求めているのかも理解らない・・・・
そのうちにかれは一軒のレコード屋に入った以前から時々のぞいてた店だったいつものように店に入るとカウンターの人が違ってたいつもは30代のおじさんだったが今日は髪を伸ばした若い男だったそのひとはタバコを吸っていた外国のたばこでそれがなんだかかれには理解らなかったその人はかれが店に入ってきても関係ないような顔をして熱心にレコード聴いていた誰が歌っているのか理解らなかった外国のミュージシャンだったかれが国内のフォークの場所を見ているとその人が話しかけてきた

 「誰のか探してるの?出そうか?」

 「・・・・・」

 「なんか捜しよるんやったらこっちで調べるよ!」

 「・・・・・」

 「そう!ならいいけどでもこの曲今流れよう曲いいやろ?“ニール・ヤング”なんよこれ“out on the weekend”って言うんよいいやろ?これ俺好きなんよこの曲」

“ごらん寂しい少年を週末に外に出てむりにもとを取ろうとしてるけど喜びと関係がもてなくて・・・話そうとするでも言い出せない”“See the lonely
 Boy out on the weekend・・・“

かれはその歌の詩に胸を打たれたなにかフッと笑いが湧き出てきたなんだかその人が同類のような気がしたそれでカウンターに近づいて行った

 「どうだ?いいだろ?知ってる“ニール・ヤング”って?」

 「うん!“孤独の旅路”ぐらいだけど」

 「あっそれやったらこれに入っとうよこのアルバム“HEAVEST”って言うんよこれ俺が今一番気に入っとうアルバムなんよ」

 「あのぉタバコ一本貰っていい?」

 「ああいいよ!このタバコ知っとう?“マールボロ”って言って今カルフォルニアで一番人気あるタバコなんよ」

 この人は“JUN”と言った苗字は理解らなかったけどそうみんなに呼ばれてた

 「おまえ名前なんて言うん?」

 ジュンは訊ねた

 「うん!オレ?オレは“井上拓郎”!」

 「 “井上拓郎”?なんやそれ!本当は何や?」

 「本当は“ヒロアキ”さこう書くんだよ“洋明”ってのは」

 「なんやこれ!“ヨウメイ”って読むちゃろ?」

 「ちがうよ!“ヒロアキ”だよ“ヨウメイ”じゃないよ!」

 「そんなことはいいけど!おまえ高校生やろ?ヨウメイ!」

 「 “ヨウメイ”じゃないって言ったろ!
でもなんで理解るんだよ?おれいつも大学生と間違われるのに髪長くして背も高いし・・・」

 「それが理解るんだ俺にはおまえ妙にツッパッたところがあるよいやリーゼントとかじゃなくてなんだか世間を嫌ってるっていうか自分を守っているっていうかよく言葉じゃ言えんがオレにはワカルんだよそんなことをオレはよく感じるんだおまえが店に入ってきてオレが話しかけても返事もせんかっただろ?あんなところがさ!オレにはすぐワカルのさおまえのその眼の殺気がさ」

 "I want to live,I want to give,I‘ve been・・・・“

 「これだろ?“孤独の旅路”は!」

 「あぁ でもこの曲の本当の意味をしってるか?“Heart of Gold”っていうんだ 金の心っていうのさ」

 “That keep sarching
 for a heart of gold
 And I‘m getting old


 「いいな!この曲が流行ったときおれ確か小学生だったと思うよでもあの頃はよかったよ本当に毎日毎日なにをしてもたのしかったもんな・・・」

 「でもヨウメイ!それは違うぜそれは錯覚なんだよおまえの思い違いさ別に良くはなかったのさただ思い出すのは楽しい事だけなんだよ思い出したらすべて楽しく思えるのさ人間ってやつはおかしなもんだよおれはここに来るまでずっと流れてたんだよずっとずっと放浪とまではいかないけど旅をしてきたんだあの一番学生運動が盛んな頃は東京にいたよヘルメットかぶって角材持ってデモに行ったりしたよそれで右翼の連中に袋叩きにあったりして・・・今の若い連中はだめだぜ!妙につっぱってリーゼントしてそれでなにかやるな!と思わせといて中を開ければなにもない!って奴等の多いこと考えがないんだよやりたいことが見つからないっていうか自分で見つけようとしないっていうか自分がないんだよ自分が今どうすればいいかって事わかっちゃないんだだからおれは怖いんだもしかりにもしもだけど“CAROL”とか“COOLS”とかいるだろ?ああいう連中がリーゼントして革ジャン着てウルトラマンなんかかけてナナハンにまたがって銃でも持って『Oh!今こそ戦争のときだ今こそ銃を取れ!日本を守れ!』なんて防衛庁の宣伝でテレビに流れたりするだろそしたら今の十代の終わりの連中や二十代の始めの連中は喜んで人を殺しやしないかってねそしていったい何人が真実を見極められるってそうだろ?ファッションでも見てみろよ最近じゃリーゼントに革ジャンそしてサングラスバイク暴走族こいつらはどこに行ってもきっといるんだよ日本中何処へ行ってもいるんだよリーゼントがなんのためか何故そうなったのかも理解らずいやリーゼントだけじゃない長髪だってそうさ何故髪を伸ばし始めたか何故長髪にしたのかを知ってる連中はどれだけいるかな?ヨウメイおまえ知ってるか何故髪をのばしはじめたか?」



              To be continued


画:鍋島哲治 ”GHOST&CHILDREN GARDEN” より

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事