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♀ = Alice’s !!=泪瀬?=吉瀬?

STORY

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日本人は 感情を表現する ”文字”を何種類も持っている
漢字 ひらがな カタカナ ローマ字 英語 ・・・

ほとんどが 輸入もん RE−MIX 
で できたものは ORIGIN !!

どうして ”オリジナル” といえるかというと
”通用”するから 日本国内では

”意味”を 共有できるから
その作者の 選択し使った ”文字”の種類で

作者の”感情”を読み取ることができるから 

最近じゃ 韓国映画の影響か 韓国語覚えてる人も多い
そのうち TVCMに ひょっこり現われそうだ

外国人の方 うらやましいでしょ?
とくに 詩人のかたには !!
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 かれはいつもイライラしていたそしてビクビクしていたまるで半狂乱者みたいだったウォーウォーと声を出して走り回り他人の家の窓ガラスを割ってみたり・・・かれは本当のことを誰にも話せなかった友人の吉野にさえ嘘をついていたそれがかれをこんなにしたのである子供の頃からそうだったいつも隠し事をしてすなおに自分を見せなかったそれがかれを気狂いにしたほんとう気狂いだったかれの眼は血走りそしてかれの顔はやつれていたしかしそれを吉野が気づかぬはずはなかった

吉野は原因が浩子のことだと気付いていたしかし長崎が自分から心を打ち明けない限りどうしようもないことはわかっていた吉野は自分のことを思い出していたちょっと前に別れたのり子のことを
『あの時おれはちょうど今の長崎みたいだった誰の言葉も素直に聞けなかった今誰が何を言っても無駄なことさ今のやつにはなにかまったく新しいものが必要なんだまだ一度も経験したことのないものが・・・』
だが吉野は何もしないでただぢっと指をくわえて見ていた訳ではない吉野は原因がなにかを知っているのだ原因が浩子のことだというのははっきりしているのだそれで吉野は浩子を呼び出し話を聞いた

 「越村さん!最近長崎がおかしくなっただろ?何かあったんじゃない?きみとのあいだで?」

 「ううん!別に長崎君とはあのコンサートのあった日以来話をしてないの!道であってもあの人たらそっぽむいてるし私あの人が何を考えてるかさっぱりわからないのそしてあの人のあの死んだような眼がとっても嫌なのあの人たらまるで生きている人じゃないわあの人は気狂いみたいあの人学校へもきてないんでしょ?あの人かわいそうで・・・どうしてなの吉野君!あなた親友でしょ?なにもしてあげないの!あの人あのままじゃ駄目になっちゃうわよ!ねぇあなた・・・」

 「まっ待てよそんなにきみが興奮して言うことないだろ?原因はきみにあるんだよ!奴があんなになっちゃったのもきみのせいなんだよ!」

 「エッ!どういうことそれ?」

 「それはネそれはあいつはきみのことを好きなんだよ!この間言っただろあいつに好きな人がいるってそれがきみなのさだからおれがこうやって聞いているのさきみとあいつとの間に何かあったんじゃないかってきみがあいつを振ったんじゃないかって?」

 「ちっ違うはそんなことないわよだってあの日以来かれと話した事ないんだから・・・でも本当なの?かれが私のことすきだってこと本当にそういったの?」

 「そうさ!えーっと6月ごろだったかな?きみに一目ぼれしたって言ってたよでもなにもなかったのかい?あいつが何かしなかったか?」

 「ううん!何も・・・でもあの日かれが海に行こうって言ってからよおかしくなったのはでも何で?わたしなにか悪いこと言ったかしら?何かいけないことしたのかしらわたしあの時ただ驚いただけなのに始めて話をしてやぶから棒に言うもんだからちょっと面食らっただけなのにあたしも長崎君のこと好きよでもあのひとわたしに見向きもしないでいるんですもんわたしもうかれから嫌われたと思ってこのごろ嫌でいやで夜もろくに眠れなかったのよ!あのひとったら・・・」

 「わっわかったよきみたちはふたりとも誤解しているんだよ両方とも好きなくせにどっかで話がこじれているんだよわかったよ!おれがちゃんとしてやるよ!きみたちをくっつけてやるよ大丈夫さ!」

 浩子はなんだかとても安心した長く降り続いた雨がやっと晴れてきたという感じだったこれでふたりはしあわせになれると思ったこれでもかれのあの憂うつそうな顔を見なくでもすむと思った『長崎君はわたしを好きなんだ長崎君はわたしをすきなんだわ!』浩子は心の中でなんどもなんども繰り返した何度も何度も!


           To be continued


画 : 鍋島哲治 ”GHOST&CHILDREN GARDEN”より

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 次の朝浩子は期待してたかれがバスに乗ってくるのを昨日初めて話をしてからなんとなくかれに魅力を感じていた 期待通りかれは乗ってきたかれは浩子に気づいたようだった
なのにニコリともしないでも浩子は『まっバスの中だからかれも恥ずかしいんだわ』と思っていた今朝のバスはとても早かったまだ梅雨明け宣言はないがもう夏である日差しは朝とはいえ眩しかったいつものように電車に乗り換えるためにバス停で降り駅まで歩いていたそのとき浩子は『きっとかれが追いついて声をかけてくれるわ』と思っていたその通りかれは浩子に追いついたでも道路の向こう側だったおまけにこっちを見ようともしない確かに浩子の存在に気づいているようだったなのにわざとこっちを向かないみたいだったかれの顔には悲しみがあったそれから怒りも・・・どうしてだか浩子には理解らなかったそしてかれが可愛そうにもなった朝っぱらからしかもこんなに気持ちのいい日なのにあんなにブスーッとしてるなんて浩子は道路を渡ったそしてかれに追いつこうと足早にかれを追い駆けたでもかれの足は速かった駅のプラットホームでやっとかれに追いつくことが出来た

 「おはよう!」

 浩子は明るい声でかれに言ったかれは浩子をチラッと見てつぶやくように言った

 「おはよう・・・・」

 そしてそっぽを向いてしまった浩子は何も話せなかった自分まで悲しくなった『誰もあなたの悲しみを取り除けやしないの?なにがあなたの顔に苦しみを浮き出させているの?』かれは何も見ていなかったその視線はこの地球をはるかに越えていたでもその瞳の中にははっきりと悲しみがみえる

 「浩子!」

 「・・・・」

 「浩子ったら!」

 「エッ!」

 「このごろおかしいわよどうしたの?なにがそんなに気になっているの?」

 佐藤が心配そうに言った

 「話してよわたしにできることだったら力になるから!」

 「それがわたしにもよくわからないの!なにがなんだかちょっともわからないの長崎君はとっても悲しそうな顔して今朝も歩いているしわたしは本当のことを言えないし・・・もう駄目なの考えることが多すぎて何もわからなくなっちゃたの」

 浩子は叫ぶように言った

 「浩子落ちつくのよもっと冷静にならなくっちゃそしてねっ!ひとつづつ解いていくの!いい?あわてないでひとつづつよ!」

 佐藤は小説や何かをよく読んでいるのか?それとも人生経験が豊富なのかこんなときには頼りになるのだった

 「いい浩子!まず長崎君のことからねそのことからよく考えてまずあなたかれの事どうおもってるの?」

 「どうって?」

 「すきかきらいか!!」

 「そうねどちらかといえばすきなほうだわ」

 佐藤の言葉が効いたのか浩子も落ち着きを取り戻し始めていた

 「それじゃ恋愛感情持ってる?ずっと一緒にいたいとかかれのためなら何でも出来るとか?」

 「そんなことまで考えてないわでもかれの顔があんなに沈んでるのを見るのは悲しいの」

 佐藤は言った

 「あなた好きなのよかれの事が長崎君のことが!」

 佐藤は動揺していた彼女も長崎がすきだったからだ


     To be continued


画 : 鍋島哲治 ”GHOST&CHILDREN GARDEN”より

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 「浩子!」

 「・・・・」

 「浩子!」

 「エッ!」

 「なにぼんやりしてるのよもう帰るわよ!」

 「エエッ」

 「じゃあ吉野君バイバイ」

 佐藤が言った

 「いつでも来いよでも今度来るときはタバコ持って来てくんない?」

 吉野がおどけて言った

 「虫が良すぎるわよ!」

 佐藤が言いふたりは帰っていったその間浩子はなにも喋らなかった帰り道佐藤が浩子に言った

 「ねェ浩子長崎君の好きな人ってだれやろうね?2年かいな?」

 「・・・・」

 「浩子?」

 「・・・・」

 「浩子ったら!」

 「エッ!」

 「あんたおかしいわよ!聞いてるの?ぼけーっとして!なにかあったの?長崎君と?」

 「なにもないわよ!ねえ順子?長崎君ってどういうひと?」

 「どういうひとって!会ったじゃない」

 「それがわかんないのよ!ただ変わってるってことは理解るわ」

 「そうよその通りよかれは変わってるの人とは違うのよ話してても飽きないしおかしなひと!」

 「そんなことじゃないの性格よ!優しいとか冷たいとか?」

 浩子は少しムキになった

 「そうね優しいときもあれば冷たいときもあるし明るいときもあれば暗いときもあるしまるでこの地球みたい!朝になったり夜がきたり・・・・でもどうしてそんなこと聞くの?・・・・まさか?浩子長崎君のこと好きになったんじゃないでしょうね?」

 「違うわよ!違うわただちょっと変わってるから興味持っただけよ」

 「ほんとにそう?」

 「そうよ!この話はこれでおしまい!順子!あんみつ食べに行かない?」


         To be continued


画 : 鍋島哲治 ”GHOST&CHILDREN GARDEN” より

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 「よかった!今日のコンサート“フォーエバー”が一番よかった!それにしてもみんなもてるネ!」

 佐藤がうれしそうに言った

 「そのひと誰?」

 吉野がなにも知らない顔して聞いた

 「あっ彼女?越村浩子2年1組」

 「こっち来て座んなよ」

 吉野はまたも言ったそして浩子はどういう訳かかれの隣に座ったかれは顔が緩むのを抑えて静かに微笑んだ
 『第一印象が大切なんだいいイメージを与えなければ!』
 こういった考えがかれの脳裏をよぎった
 佐藤と吉野はもうなんやかんや盛り上がっていたかれは浩子に話しかけようと横を向いたとき浩子も同じ考えだったんだろう同時に何か言いかけたそして数秒互いに顔見合わせてた

 「プッーハハハハッ!」

 かれは大声で笑い出した浩子もそうだったこれで二人の仲がしっくりいくようになったみたいだったふたりで色んな話してるといつの間に来てたのか後藤がいたやつは浩子に向かって言った

 「気をつけたほうがいいよこの男手が早いけん!」

 「しゃーしい!おまえには負けるスケベはおまえが一番!」

 浩子は笑ってたかれは思った
 『彼女今の言葉本気にしたかな?冗談で聞き流してくれるかな?』
 かれは話題を変えようとしたが思いつかなかったまさかみんなのまえで愛の告白ってのもとうとつだったし・・・・

 「今度どっか行こう!ふたりで」

 突然かれは言った浩子は別に驚きもせず言った

 「何処行くの?」

 「海に行こう海に ネッ!いいだろ?一緒に行こうきみがお弁当作ってさ!ネッ!絶対いいよ決めた海だ海に行こう」

 「わたしたちふたりで?」

 「もちろん!」

 浩子の顔が一瞬変わった
 『もしや嫌なのでは?やっぱり彼女はおれを好きじゃないんだ』
 こう考えるともう海なんてかれにはどうでもよかった一時してかれは静かに言った

 「やっぱりやめた!ゴメンひとりで盛り上がって馬鹿みたいやったろ?おれ根が単純やけん」

 かれはひとり黙ったまま座っていた浩子は佐藤たちの話に参加していた
 『あいつには好きなやつがいるんだおれなんてお呼びじゃないんだ』

 「ハハッハ!」

 彼女たちの笑い声はますますかれを孤独にしたかれはスッーと席をたち部室を出て行った浩子の顔は見なかったでもかれは背中で感じてた浩子の軽蔑のまなざしを

 「どうしたの?長崎君なんかおこってたみたい!浩子?なんかあった?」

 「知らない海へ行こうって言ってたけどひとりでなんか考えてるみたい変わった人!」

 「あのねぇ長崎は最近すきなおんなができたんだよ」

 吉野が言った

 「だれ?そのひとこの学校?何年?」

 佐藤が聞いた

 「誰でしょうね?それはあとの楽しみ!」

 「いいじゃない!言ったってへるもんじゃないでしょ?ねぇ浩子!」

 「エエッ」

 浩子はちょっとためらって言った浩子は気づいた最近よくかれが教室に来ることそして偶然にもよく会うことでもそのときには別に気にもしていなかったというのもかれは女子生徒のなかで静かではあるが人気があった
 『あのひとがわたしを好きだなんて』
 そう考えると浩子はチョッピリうれしかったでも浩子には好きとか嫌いとかいう感情はなかったなぜなら会話したのが今日始めてだったから初めて会話した感想はかれはなんとなく変わっていたとても大人っぽいことを話したかと思うとすぐに子供のようになって浩子にはかれがどういうおとこなのかまだ理解らなかった



           To be continued

画 : 鍋島哲治 ”Ghost&Children Garden” より

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 今日は試験の最後の日で試験の後にはフォークコンサートがあったかれと吉野は他の二人とフォークグループを作っていた その名は“フォーエバー”このグループはCSN&Yを目指していた しかしコピーではないオリジナルしかやらなかった テストだというのにかれはもうコンサートの事しか頭になかった 結局テストには身が入らなくて途中で辞めて出てきた 今日出演するグループの中でかれらの人気は高かった それというのも杉というとても声が優しくて唄が上手かったやつがグループにいたからだった そういう訳で“フォーエバー”はトリだった 拓郎2世揚水3世かぐや姫4世なんかのつまらない歌が終わってついにみんなが待ちに待った(?)“フォーエバー”の登場である 講堂(この日の会場は講堂だった)が割れんばかりの拍手歓声(ちょっとおおげさ!)そんななかでかれらは歌いだした

 ♪〜 「いつかいつか僕は知るときが・・・」

 いい感じだ ちなみにこの曲の作詞作曲はかれでレコードにしたらゴールドディスクは間違いないと彼は思っていた

 ♪〜 「もしかしたらきみを傷つけていたのかも・・・」

 かれは一瞬自分の目を疑ったしかしそれは間違いなかった 確かに浩子は来ていた前から4番目の一番端の席にその隣は同じ組の佐藤だった 1曲目が終わり割れんばかりの歓声 杉は冗談を言って客を笑わせていたかれはチューニングをするふりをして吉野に言った

 「浩子が来とう!」

 「どこにおるとや?」

 「前から4番目の一番端の席たい!ホラ佐藤ち知っとろうが?そいつの隣たいよう見てんやカワイイけん」

 「♪ジャ〜ン!長崎!何コソコソやってまんねんお客様に失礼じゃあ〜りませんか!」

 杉がおどけて言ったそれを聞いて客は楽しそうに笑った
 そしてコンサートが終わりみんな帰っていき始めたかれは舞台の陰から浩子を捜したしかし彼女はもういなくなっていた 彼等はギターをかかえて写真部に帰って来た

 「どうやったや?」

 海野が言った

 「なんやおまえ見に来んかったとや?」

 「ちょっとセンコウに呼ばれとったけん」

 「またさぼったんがバレたんやないか?」

 「ちがうわい! ・・・・」

 そんなことを話していると佐藤が部室に入ってきた(この娘よく写真部に来るもしかしたら誰かに気があるのかも?)
 そしてその後ろにもうひとりおんながいた
 なっなんとそれは浩子だったかれは胸の高鳴るのを抑えて平然と振舞った吉野がかれをみてニャッとした



To be continued


画 : 鍋島哲治 ”Ghost&Children Garden” より

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