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ベットの周りで3人の足音が・・
もう30年数年位前になるか ?夏のある夜徳島県某町での仕事を終えて、翌日の現場である今治市へ行くのに途中1泊すべく宿を探した所、やっと3件目で泊めて頂く事が出来たが、その時のフロントとの電話での会話から少し変な感じがしたが疲れていたので、深く詮索せずひたすら夜道を走りました。
そして、ホテルで私のベットの周りを歩き回る足音と気配を・・・
先ずフロントとの変な通話からお話しします。
「1人ですが今晩 お願い出来ませんか ?」フロント「満室ですが3人用でも良いか ?よければ」←→「料金は ?」←→「1人分でよい」→「是非お願いします」←→「門限は12時です大丈夫ですか ?」←→「ハイ、必ず行きますので・・」←→『ホントに3人用でも良いのですネ』と念を押されて・・なんでーと思い乍ら再度「はい」返事。
11時半頃ホテルに到着、フロントが『ホントにあの部屋でいいか ?』エッ変な雰囲気だ ナァーとは思ったが、疲れていたので「いいよ」と答えてキーを受け取り501号室へ・
ドアを開けると広いスペースにベットが三つ。荷物を置き一階の自販機でビールを購入。
もう30年数年位前になるか ?夏のある夜徳島県某町での仕事を終えて、翌日の現場である今治市へ行くのに途中1泊すべく宿を探した所、やっと3件目で泊めて頂く事が出来たが、その時のフロントとの電話での会話から少し変な感じがしたが疲れていたので、深く詮索せずひたすら夜道を走りました。
そして、ホテルで私のベットの周りを歩き回る足音と気配を・・・
先ずフロントとの変な通話からお話しします。
「1人ですが今晩 お願い出来ませんか ?」フロント「満室ですが3人用でも良いか ?よければ」←→「料金は ?」←→「1人分でよい」→「是非お願いします」←→「門限は12時です大丈夫ですか ?」←→「ハイ、必ず行きますので・・」←→『ホントに3人用でも良いのですネ』と念を押されて・・なんでーと思い乍ら再度「はい」返事。
11時半頃ホテルに到着、フロントが『ホントにあの部屋でいいか ?』エッ変な雰囲気だ ナァーとは思ったが、疲れていたので「いいよ」と答えてキーを受け取り501号室へ・
ドアを開けると広いスペースにベットが三つ。荷物を置き一階の自販機でビールを購入。
部屋に戻ると鍵を掛けた筈のドアーが開いている。変だナァー ? 泥棒 ?と見渡したが異常なし、バスタブに「湯」を入れながらビールを一口・汗と埃を流すべく急ぎ入浴。
残りのビールを飲んでベットに・・スタンドの電気を消して暫くすると、複数のスリッパでベットの周りを歩き回る気配が・・ 泥棒か ?そーっと枕元の灰皿を持ち電気をつけた。
音が・気配が消えた。起き上がり ベットの周り、風呂場・トイレ等を調べたが異常なし。再びベットに入り電気を消し数分すると又スリッパで走る音が・・・電気を付けると静かになる。
2度程付けたり、消したり。少し気味が悪くなり電気を付けた儘にして気配を探っていたが、連日の激務と前日の徹夜のせいか ?そのまま 寝入ってしまった。
翌朝身支度をしてフロントへ・・昨夜と違う人がキーを受け取りながらも、料金のお釣りを出しながらも、変な感じで私を見るので「何か ?」と聞くと「いいえ何も」と言う。
感じの悪いホテルだナァーと思い乍らフロント横の喫茶室へ。
喫茶室に入ると先客が一斉に私を凝視。バーテンも同じく。何だ此の店は】と早々にオサラバして目的地へ・予定より少し早く着いたので、市役所の喫茶店で一服。
新聞を開き何気なく地方版を見ると【見出しに・自殺した母子の身元判明】とあり、
内容は[○○ホテルの五階から飛び降り自殺したのは云々]と有る。
ナヌー・昨夜のホテルではないか。私が泊まる前日・同じ部屋。驚いてしばし呆然・すべて納得したが後味の悪い一夜だった。
あのスリッパは二人の子供達が遊んでいたのか ?と思うと、やるせなくて・・悲しく切なくて・・・
その後も数回あのホテルの前を通るが、その都度「気の毒な母子」を思い片手拝みをしながら冥福を祈った思い出が有ります。
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