見る・観る・演るーお芝居おじさんのひとり言

お好きな記事をどうぞ。それぞれが1つの「読み物」です。

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すみません。お芝居の写真とお墓が、こんな形になってしまって。
ブログにうまくupできる技術がなくて、しかたなく…。


  おじさんと墓
   (おじさんはこんな人―その5―)

 タイトルを迷う。

――墓とおじさん
   ♪ ちいさな花に 口ずけをしたら
     ちいさな声で ぼくに言ったよ〜 ♪
  そういえば、70年頃のフォーク・ソングで、「花とおじさん」って
  いうのがあった。(古〜い)
  
――おじさんと墓
   何を書いてあるのか分らないのは同じ。ちょっとミステリアス。
   でも、ないか。

――おじさん、お墓をつくる
   う〜ん。ストレート。

 お芝居と、どう関係があるんだ? ということで、これは後半。


   # 朝日グランプリ! 読売大賞のゆくえ

 わたしは、古典的あるいは古い芝居は、ほとんど見ない。それが、
どんなに有名な作品で、著名な役者がでていても。
 シェークスピアは、ハムレットを1度だけ。劇団・扉座、横内謙介の
潤色・演出で。夜の公演が、横内の新作『フォンテーン・ブラス』(ハムレットに登場
するデンマーク?の王子)、その前の昼公演が『ハムレット』。

 どうも「賞味期限」と「普遍性」という問題が、お芝居にはある
ようだ。たとえば、「ロミオとジュリエット」の持つ普遍性が、「ウエストサイド・
ストーリー」で甦るように。

 写真は、10月〜11月にベニサンピットで公演した『歌わせたい男たち』。
4日目を見て、「この芝居を見ないで、05年の現実と演劇界は語れ
ない」と書いた。それは、≪予感≫だ。11月、千秋楽ではないが、
終りに近い公演を見て≪確信≫した。

 06年1月。朝日の演劇大賞で、グランプリ。読売演劇大賞にも、
作品賞5作品の1つに。この第1次選考では、『メディア』と票を2分。
今月末に、評論家と記者ら100人の投票によって、大賞が決まる。
 この100人が『歌わせたい男たち』と『メディア』、両方の舞台を
見ていて、蜷川の名前に惑わされないことを願う。


   # 再演と賞味期限

 永井愛作品、わたしのベスト3。1位『歌わせたい男たち』、2位
『萩家の三姉妹』、3位『ら抜きの殺意』。『萩家〜』は、ジェンダーと女の
生き方。『ら抜き〜』は、言葉遣いと思想(生き方)。3作品とも、現実の
社会を、するどく切り取る。

 3本の中で『ら抜き〜』の再演は、むずかしい。初演から8年、素材の
≪言葉≫をめぐる状況は、大きく変っている。「賞味期限」の問題が、立ち
はだかる。

 『歌わせたい〜』にも、「賞味期限」がある。願うことは、2つ。朝日も
読売も、他も、とにかく賞を総ナメにする。その世論に推される形で、早い
時期での再演が実現すること。
 社会と教育現場が、右傾化の大きな波に呑み込まれてしまわないこと。
そうなると、芝居の現実は≪過去≫になってしまう。(芝居よりも、そう
なる現実が、怖い)

 再演のカギは、日本の現実と、国民の意識と(政治的)動向が、握っている。
ラディカルな芝居は、いつの時代にも危い。


   # 質素に、自然に・・・キラメイて

 わたしの田舎には、山があり、川があり、温泉がある。墓地は川の
ほとり、父の建てた墓もある。墓地には、江戸時代からの墓石が
無造作にゴロゴロ、そして石のお地蔵さんもある。
 いま、この墓地にお参りをするのは、わたしの家族だけ。母が、
墓地の話を持ち出したのが、5・6年前。会うたびに、その話を
する。「ここに入りたくない」、「寂しい」と。

 墓って、何だろう。わたしには、娘が2人。わたしと妻がいなくなれば、
誰も世話をする人がいないかもしれない。今、生きている人が喜ぶなら、
満足するなら・・・。心は、決まった。人間(じんかん)いたる所に青山ありだ。
≪この世界には、どこにでも骨を埋める青い山がある≫
 04年、近くの霊園をめぐり、12月に契約。

 父が入り、母が入り、わたしが作る墓。父の人生、母の人生。そうあった、
あるいは、ありたい人生。刻むのは、「燦」サン、きらめき。文字は、父の
友人で、わたしが大学時代に寄寓した寺の住職・書家の鬼頭桃園さんの書。
 絵は、両親がずっと仰ぎ見てきた、故郷の山並み。上越国境、雪を戴く
谷川岳。尖った2つの山頂は、トマノ耳と、オキノ耳、「耳」と呼ばれる。

 市井に生きる、わたしたちのように、質素に自然に・・・。書き込む面だけは
磨くが、あとは野や山にある石のように。

 うるさい客だった。この稜線が、違う。この尾根は、こう・・・。打ち合わせを
重ね、完成まで1年、昨05年12月の末。

――谷川だけだ!二つの耳がある・・
父と母の、第一声。

 やわらかい陽が、あたる。うしろには、ヤマボウシ(山法師)の木がある。


                  ※「おしさんはこんな人―その5」?
                   その4は、いったい、いつだ?
                   調べてみると、去年の4月。こういうのも
                   書いていたのです。
                   あと、お芝居をいっしょに見てあそぶ
                   ≪劇フレ≫の募集も、してました。
                   劇フレって、多い方がいいですよ。
                   特に「平日の昼」に行ける人。これが、
                   たいへん。2月の芝居なんか、都合が
                   つかないってメールが、11件。もう、
                   弾が、尽きちゃいます。
                   おじさんと、お芝居に行ってもいいよ、
                   という人は、「内緒機能」で、登録して、
                   ください。たぶん、幸せを運びますよ。
                            (ほんと、かな?)


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