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			<title>見る・観る・演るーお芝居おじさんのひとり言</title>
			<description>お芝居（演劇）観てます。年間50本ぐらいかな。3本ぐらいは、作っています。
よかったら、足跡を残していってください。

  どの記事も、独立した「読み物」になっています。
「役者・作者・お芝居・劇場…」自分の興味のある所を、読んでください。
できたら、ひと言を…。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>見る・観る・演るーお芝居おじさんのひとり言</title>
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			<description>お芝居（演劇）観てます。年間50本ぐらいかな。3本ぐらいは、作っています。
よかったら、足跡を残していってください。

  どの記事も、独立した「読み物」になっています。
「役者・作者・お芝居・劇場…」自分の興味のある所を、読んでください。
できたら、ひと言を…。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55</link>
		</image>
		<item>
			<title>公演のおしらせ 2月7日（日）</title>
			<description>　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
公演のおしらせ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　「見果てぬ夢」&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　堤　泰之/作&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　日時　2月7日（日）&lt;br /&gt;
　　　　　　　13時～　　　（1回目）&lt;br /&gt;
　　　　　　　15時30分～　（2回目）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　場所　船橋市　二和公民館&lt;br /&gt;
　　　　　　　（新京成線　「二和向台」駅　徒歩1分）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　料金は、もちろん無料&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　舞台は病院の中庭。入院患者、見舞い客、医師、看護士・・・、&lt;br /&gt;
　　　いろいろな人たちが集まります。　&lt;br /&gt;
　　　病気に直面したとき、人は生や死、これまで自分の生きてきた道、&lt;br /&gt;
　　　これからの生きかた・・・・いろいろなことに向き合います。&lt;br /&gt;
　　　それは、本人だけではありません。　妻や子どもなどの家族。&lt;br /&gt;
　　　友人や恋人などの親しい人たち。医師や看護士などの医療の&lt;br /&gt;
　　　現場にいる人たち・・・。多くの人が、&lt;br /&gt;
　　　自分の生きかたと向き合います。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　ふつうの人たちが織り成す、心温まるお話です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　ぜひ来場されて、笑って泣いて、お楽しみください。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　問い合わせ先　　二和公民館　　０４７（４４７）３２００</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/59052014.html</link>
			<pubDate>Tue, 02 Feb 2010 10:32:10 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>中島淳彦・作　『夫婦レコード』　　（再）</title>
			<description>中島淳彦・作　『夫婦レコード』　　（再）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　昭和52年。王貞治選手が、ハンク・アーロンの持つ&lt;br /&gt;
ホームランの世界記録を追いかけ、日本中が沸きかえっ&lt;br /&gt;
ていた。&lt;br /&gt;
　そんな折、中村家では、とつぜんの母の死。&lt;br /&gt;
残されたのは、父と5人の娘。&lt;br /&gt;
　３０代後半の長女。&lt;br /&gt;
　結婚して家を出ている次女。&lt;br /&gt;
　結婚を間近にひかえた３女。&lt;br /&gt;
　就職もせずに家に引きこもる４女。&lt;br /&gt;
　今年、短大生になる５女。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして、葬儀の翌日に訪れる謎の男。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　笑って、泣いてのヒューマン・コメディー。&lt;br /&gt;
続きは、劇場でご覧ください。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日時　　２　月　８　日（日曜）&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　仝畍紂。院〇&lt;br /&gt;
　　　　　　　　◆仝畍紂。魁〇。械亜（～&lt;br /&gt;
場所　　二和公民館（船橋市）&lt;br /&gt;
　　　　　新京成線　「二和向台駅」　　徒歩1分　&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　（もちろん、料金は無料です）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（再）本日の公演なので、再アップ）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　♯　中島作品との出会い&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エクスポ」。加藤健一がプロデュースし、本多劇場で&lt;br /&gt;
公演したのを見たのが最初だ。&lt;br /&gt;
　その後の中島作品は、たいがい見ている。&lt;br /&gt;
いつか、中島さんの作品を演りたいと思っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「夫婦レコード」の脚本を読む。それぞれの場面を&lt;br /&gt;
想像して、中島作品はおもしろいと頬がゆるむ。&lt;br /&gt;
　この芝居、なぜ見なかったのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　04年に、青年座で初演。この時、私はまだ中島さんを&lt;br /&gt;
よく知らない。&lt;br /&gt;
　06年、青年座が再演。同時期、文学座で「軋む車の音&lt;br /&gt;
―九州テキ屋日記―」と、やはり中島作品を上演。&lt;br /&gt;
2本見る時間的な余裕がなくて、文学座をみる。&lt;br /&gt;
　その後、文学座は何回も地方公演を重ねているのに、&lt;br /&gt;
青年座は気配もない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　　　♯　「夫婦レコード」の難しさ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　読み合わせから立ち稽古に移ったとき、大きな壁が&lt;br /&gt;
立ちふさがる。日常のリアルで創っていくと、多くの&lt;br /&gt;
会話が座卓の周りに座ることで終わってしまう。&lt;br /&gt;
　面白くない、芝居としての盛り上がりがない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　青年座の芝居では、どうしたのだろうか。逆に言うと&lt;br /&gt;
見ていなくてよかった。その演出に引きずられることが&lt;br /&gt;
ないぶん、思い切ってできるから。&lt;br /&gt;
　稽古は、壁の連続だ。いろいろな制約が、ある。&lt;br /&gt;
時間の制約、キャストの制約、機材の制約、予算の&lt;br /&gt;
制約･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんな制約の中で創った、「夫婦レコード」。&lt;br /&gt;
意図通り、5人の娘たちの生き様を浮かびあがらせた&lt;br /&gt;
だろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ぜひ、劇場で確かめていただきたい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そういえば、青年座で「岡田」役をやった小豆畑さん。&lt;br /&gt;
見に来るのだろうか。去年の暮れは、見に行くと言って&lt;br /&gt;
いたが。酒の席での、社交辞令か。&lt;br /&gt;
　本当に来たら、まだ書いていない芝居での&lt;br /&gt;
小豆畑さんのこと、いっぱい書いてupしなければ･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは、黒いジャージ姿でビデオをまわしています。&lt;br /&gt;
来ていただいた方、遠慮なく声をかけてください。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/56552199.html</link>
			<pubDate>Sun, 08 Feb 2009 05:55:58 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>　中島淳彦・作　『夫婦レコード』</title>
			<description>　中島淳彦・作　『夫婦レコード』&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　昭和52年。王貞治選手が、ハンク・アーロンの持つ&lt;br /&gt;
ホームランの世界記録を追いかけ、日本中が沸きかえっ&lt;br /&gt;
ていた。&lt;br /&gt;
　そんな折、中村家では、とつぜんの母の死。&lt;br /&gt;
残されたのは、父と5人の娘。&lt;br /&gt;
　３０代後半の長女。&lt;br /&gt;
　結婚して家を出ている次女。&lt;br /&gt;
　結婚を間近にひかえた３女。&lt;br /&gt;
　就職もせずに家に引きこもる４女。&lt;br /&gt;
　今年、短大生になる５女。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして、葬儀の翌日に訪れる謎の男。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　笑って、泣いてのヒューマン・コメディー。&lt;br /&gt;
続きは、劇場でご覧ください。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日時　　２　月　８　日（日曜）&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　仝畍紂。院〇&lt;br /&gt;
　　　　　　　　◆仝畍紂。魁〇。械亜（～&lt;br /&gt;
場所　　二和公民館（船橋市）&lt;br /&gt;
　　　　　新京成線　「二和向台駅」　　徒歩1分　&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　（もちろん、料金は無料です）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　♯　中島作品との出会い&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エクスポ」。加藤健一がプロデュースし、本多劇場で&lt;br /&gt;
公演したのを見たのが最初だ。&lt;br /&gt;
　その後の中島作品は、たいがい見ている。&lt;br /&gt;
いつか、中島さんの作品を演りたいと思っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「夫婦レコード」の脚本を読む。それぞれの場面を&lt;br /&gt;
想像して、中島作品はおもしろいと頬がゆるむ。&lt;br /&gt;
　この芝居、なぜ見なかったのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　04年に、青年座で初演。この時、私はまだ中島さんを&lt;br /&gt;
よく知らない。&lt;br /&gt;
　06年、青年座が再演。同時期、文学座で「軋む車の音&lt;br /&gt;
―九州テキ屋日記―」と、やはり中島作品を上演。&lt;br /&gt;
2本見る時間的な余裕がなくて、文学座をみる。&lt;br /&gt;
　その後、文学座は何回も地方公演を重ねているのに、&lt;br /&gt;
青年座は気配もない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　　　♯　「夫婦レコード」の難しさ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　読み合わせから立ち稽古に移ったとき、大きな壁が&lt;br /&gt;
立ちふさがる。日常のリアルで創っていくと、多くの&lt;br /&gt;
会話が座卓の周りに座ることで終わってしまう。&lt;br /&gt;
　面白くない、芝居としての盛り上がりがない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　青年座の芝居では、どうしたのだろうか。逆に言うと&lt;br /&gt;
見ていなくてよかった。その演出に引きずられることが&lt;br /&gt;
ないぶん、思い切ってできるから。&lt;br /&gt;
　稽古は、壁の連続だ。いろいろな制約が、ある。&lt;br /&gt;
時間の制約、キャストの制約、機材の制約、予算の&lt;br /&gt;
制約･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんな制約の中で創った、「夫婦レコード」。&lt;br /&gt;
意図通り、5人の娘たちの生き様を浮かびあがらせた&lt;br /&gt;
だろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ぜひ、劇場で確かめていただきたい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そういえば、青年座で「岡田」役をやった小豆畑さん。&lt;br /&gt;
見に来るのだろうか。去年の暮れは、見に行くと言って&lt;br /&gt;
いたが。酒の席での、社交辞令か。&lt;br /&gt;
　本当に来たら、まだ書いていない芝居での&lt;br /&gt;
小豆畑さんのこと、いっぱい書いてupしなければ･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは、黒いジャージ姿でビデオをまわしています。&lt;br /&gt;
来ていただいた方、遠慮なく声をかけてください。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/56529052.html</link>
			<pubDate>Fri, 06 Feb 2009 07:29:55 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>＜お芝居おじさん＞の芝居が観られるよ！</title>
			<description>　　　＜お芝居おじさん＞の芝居が観られるよ！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　いつもエラソーに批評を書いている、おじさん。&lt;br /&gt;
　おじさんの最新作が、みられます。&lt;br /&gt;
　　気が向いたら、ご覧になってください。&lt;br /&gt;
　そして、言ってください。&lt;br /&gt;
　　「なんだ、こんなもんか！？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　日時　08年1月6日（日）&lt;br /&gt;
　　　　　　午後4時～5時&lt;br /&gt;
　　場所　船橋市民文化ホール（大ホール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　演目　『夏きたりなば』　ふたくちつよし･作&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　おじさんは、出ません。演出です。&lt;br /&gt;
　作者ふたくちさんが、都合がつけば来る。かもしれないので、&lt;br /&gt;
　大きなことは言えないのですが･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　小さな声で･･･。&lt;br /&gt;
　「ふたくちさんの演出を、超えてやる」&lt;br /&gt;
　ひそかな野望を持っています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
  観劇の料金はは、もちろん無料です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　とっても久しぶりにUPしたのが、これか！</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/50859070.html</link>
			<pubDate>Fri, 14 Dec 2007 19:26:05 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>芝居に、プロもアマもない</title>
			<description>　芝居に、プロもアマもない&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
        ♯　ひっそりと復帰です&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　もう半年以上、ブログから離れていました。仕事の&lt;br /&gt;
環境が変わり、戸惑う日々が続いています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あいかわらず、芝居は観ています。年間50～60本の&lt;br /&gt;
ペースです。ブログの劇評を復活したかったのですが、&lt;br /&gt;
きっかけがつかめませんでした。&lt;br /&gt;
　昨年の『歌わせたい男たち』のように書かずにはいられない&lt;br /&gt;
芝居にあえたら･･･。やはり、永井愛かな･･･。『やわらかい&lt;br /&gt;
服を着て』…『書く女』…。2本、新作を観たのですが、動け&lt;br /&gt;
ませんでした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　と、先々週の土曜日、14日。目眩をおぼえました。タイトルは&lt;br /&gt;
『ＤＩＮＩＧ』,アマチュアの芝居です。場所は、船橋市の宮本公民館。&lt;br /&gt;
　1週間、頭の中でコロガシました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　        ♯　それは、コメディーで始まった&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　『ＤＩＮＩＧ』&lt;br /&gt;
　　　　　屋代秀樹　作&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　キャスト　男１（父）&lt;br /&gt;
　　　　　　　　男２（娘の友人）&lt;br /&gt;
　　　　　　　　女１（母）&lt;br /&gt;
　　　　　　　　女２（娘）　　　　　　※　注（　）の中は、筆者の補筆&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ベルが鳴り、溶暗。闇の中で留守電、&lt;br /&gt;
――（女の声）ただいま留守に･･･ピーっと鳴ったら･･･&lt;br /&gt;
――（男の声）父です。夕がた帰ります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　幕が上がる。&lt;br /&gt;
　中央にテーブル、椅子が3脚。やや下手に食器棚。隣には&lt;br /&gt;
緑色の物置、上に載った写真立てには家族3人が。&lt;br /&gt;
　奥の部屋から出てきたのは、娘とボーイフレンド。&lt;br /&gt;
会話から、母と娘の2人暮らしなのが分かる。&lt;br /&gt;
　台所から、物音、母の悲鳴。様子を見に行く、娘。&lt;br /&gt;
ひとり残された友人は、家族の写真を手にとる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　      ♯　もしかして、お父さん？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　現れたのは、一人の男。リュックを背負い、手にも&lt;br /&gt;
荷物を持っている。&lt;br /&gt;
――ただいま。久しぶりだなぁ･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それは、声をかけた娘の友人の一言で、はじまる。&lt;br /&gt;
――もしかして、お父さん？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　10年ぶりの、子どもとの再会！&lt;br /&gt;
――もしかして、マリ。女。&lt;br /&gt;
――性転換。……父さん、マリの気持ちを尊重する･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　友人が何を言っても、＜子ども＞しか見えていない。&lt;br /&gt;
名前を告げても、&lt;br /&gt;
――安藤ヒサミツ？&lt;br /&gt;
　　おまえは、今日から父さんの息子だ。&lt;br /&gt;
　　菊池安藤ヒサミツだ！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　マリが、現れる。&lt;br /&gt;
――ヒサミツ君のお父さん、新潟じゃあ･･･&lt;br /&gt;
――けさ、新潟から来ました。その前は、10年ほどロシアに･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　また加わる、誤解。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　          ♯　理想の父&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　マリは、目を輝かせて語る。パイロットとして、&lt;br /&gt;
世界中を飛び回った父。何でもできて、正義のために&lt;br /&gt;
死んだ父。･････････。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　父は、マリの心の中で生きる。残されたアルバムと、&lt;br /&gt;
母の思い出話の中で、「理想の父」として。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　マリが見せる写真は、すべてアイコラ。その父の顔は&lt;br /&gt;
「松方弘樹」！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　   ♯　あの娘に言ってること、みんな嘘なんです&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　母の口から、語られる事実。事業に失敗した、父。&lt;br /&gt;
借金を残して、逃げた父。&lt;br /&gt;
　帰るという留守電。許すまいとする、母。手にするのは、&lt;br /&gt;
新婚時代の思い出の真珠。夫がいなくなってからも、ずっと&lt;br /&gt;
持ち続けてきた。&lt;br /&gt;
　それを、見ず知らずのマスクの男に（実は父）あげてしまう。&lt;br /&gt;
それは、ともに暮らした生活を捨て、夫を捨てることだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――もう、ここは、あの人の家じゃあないから&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　娘と生きてきた、現実と虚構。いま、夫とのすべてを捨てた。&lt;br /&gt;
引きずってきた時間を、吹っ切って。この言葉は、深く、重い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
             　♯　おかえりなさい&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　すべてを知った、父。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――遭いましょうよ…お父さんは…あなだ1人なんです…世界中で…&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この友人の言葉も、届かない。ひとり、失意のうちに去る父。&lt;br /&gt;
　友人も、父の持っていた写真をマリに渡して、去る。&lt;br /&gt;
写真を見て、驚くマリ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　息を切らして、跳び込んでくる、父。&lt;br /&gt;
母と娘、2人の視線が、痛い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――しゃ…写真を取りに…来ただけ‥なんだ…&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
やっと、切り出した言葉。&lt;br /&gt;
　無表情の母。無関係な、物を見るような視線。父は、耐える。&lt;br /&gt;
耐える、耐える･･･いたたまれない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　マリが、呆然と立ち上がり、口をきる&lt;br /&gt;
――お父さん？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　マリを見る。母を見る。やっと、絞り出した言葉&lt;br /&gt;
――ただいま&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　縋るように見つめる、父。母の表情は、変わらない。&lt;br /&gt;
張り詰めた沈黙…。…沈黙…。&lt;br /&gt;
　母は、父から視線をそらせる。ゆっくりと正面を&lt;br /&gt;
向き、虚空を見つめ、つぶやく&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――おかえりなさい&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
機械的な、感情のこもらない言葉。物を見るように、虚空を&lt;br /&gt;
見つめ続ける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　          ♯　笑いの向こう側の≪毒≫&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　場内は、笑いが絶えない。勘違い・誤解から生じる、おかしさ。&lt;br /&gt;
意表をつく、展開。よく練られた、みごとなコメディーだ。&lt;br /&gt;
　笑いは、最後まで仕組まれる。&lt;br /&gt;
娘の友人が、父を説得する、胸に迫るような場面でも&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――マリちゃん、お父さんの話をする時、あんなに嬉しそうなんですよ…&lt;br /&gt;
――あれ、オレじゃないじゃん。松方弘樹じゃん…&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この日、観客の多くは笑いに流された（ように見えた）。この芝居が&lt;br /&gt;
持つ本当の凄さ＝≪毒≫に、気づいていない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　（注…毒は、ラディカルとも・現実への刃とも言い換えられる&lt;br /&gt;
　　　　　　　かもしれない。&lt;br /&gt;
　　　　　　　この日の観客は、それに理会するには≪若すぎ≫た。&lt;br /&gt;
　　　　　　　あるいは≪幸せ≫すぎた。）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この芝居は、「父親とはなにか」「家族とはなにか」。現代の状況を&lt;br /&gt;
鋭くエグリ出す。父として、母として生きるとは…、そして子供は…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
          　♯　「現代日本の父たち」！？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　仕事に失敗し、借金を重ね、逃げ出した父。&lt;br /&gt;
　これは、現代日本で「特殊な状況」ではない。企業のリストラ、&lt;br /&gt;
多重債務、離婚…。メディアには、これらに端を発する事件が&lt;br /&gt;
連日のように流されている。&lt;br /&gt;
　この父は、普遍性を持った「現代日本の父」なのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　親子の関係は、どうだ。子育ては母親任せ、自身は仕事々々の&lt;br /&gt;
「働きバチ」。その結果、子供のことを、ほとんど知らない。&lt;br /&gt;
これも、よく見る光景だ。&lt;br /&gt;
　父と娘の場合は、もっと深刻だ。思春期にさしかかった娘との&lt;br /&gt;
関係は、むずかしい。まともに話をできない父親もいる。&lt;br /&gt;
　　　　　　　（注　これは、わたしには痛いほど解る。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　とても、他人事ではない－苦笑―）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　10年ほっといたら、娘が（性転換して）息子になっていた。&lt;br /&gt;
こんなバカな事を、大まじめに考える父。&lt;br /&gt;
　戯画化されてはいるが、現代の父娘がここにいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
                　♯　家族の光景&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　長くなりすぎた。ラスト・シーンを、見よう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ただいまと言った、父。父に背を向け、おかえりなさいと言った、母。&lt;br /&gt;
座ったまま、虚空（正面）を見つめる瞳。気怠く（けだるく）、&lt;br /&gt;
虚ろ（うつろ）だ。&lt;br /&gt;
　父は緊張に堪えきれず、2人に背を向けて座る。落ち着かないまま、&lt;br /&gt;
シチューの皿に手をのばす。&lt;br /&gt;
　娘は、2人の間に呆然と立ち尽くす。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　母の語る＜物語＞と、アルバム。今まで、ずっと&lt;br /&gt;
バーチャルな世界（仮想現実）で生きてきた。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　注（現代のメディアの浸透の中では、&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんな子供も、たくさんいる）&lt;br /&gt;
　いま、初めて目の当たりにする現実。&lt;br /&gt;
　たしかに、家族で同じ食卓を囲んでいる。父と母は異なる&lt;br /&gt;
方向を向き、交わることがない。&lt;br /&gt;
　それを見つめる、娘。3人は、ここで生きていくしかない！&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　なんという、ラストシーンだ。日本の（多くの）≪家族≫を、&lt;br /&gt;
その現実を、鮮やかに切り取っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　        ♯　芝居に、プロもアマもない！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この芝居を演ったのは、高校生だ。もちろん、この芝居の&lt;br /&gt;
持つ≪毒≫、人物の心の闇を自覚的に演じている（ように&lt;br /&gt;
見える）。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　快哉！　震えた。芝居にプロもアマもない。いいものは、いい。&lt;br /&gt;
そこには、≪芝居≫という表現があるだけ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　この芝居を演ったのは、船橋豊富高校。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/41437107.html</link>
			<pubDate>Thu, 26 Oct 2006 20:46:33 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>ﾖｰﾛｯﾊﾟ企画『Ｗindows5000』</title>
			<description>　ﾖｰﾛｯﾊﾟ企画『Ｗindows5000』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ヒットしたのか、しないのか。昨年、『ｻﾏｰﾀｲﾑﾏｼﾝ･ﾌﾞﾙｰｽ』という&lt;br /&gt;
映画があった。もともとは、Ｅ企画の芝居。京都発のＥ企画が、&lt;br /&gt;
これと、もう1本『囲むﾌｫｰﾒｲｼｮﾝ』を下北沢で連続再演。&lt;br /&gt;
　これを見た私は、軽いノリの笑いを“ポップ･コメディー”と&lt;br /&gt;
書いた。&lt;br /&gt;
　さて、半年ぶりの新作は、新宿･ｼｱﾀｰﾄｯﾌﾟｽ。この狭い舞台に&lt;br /&gt;
どんな笑いが、ハジケルか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　『Ｗindows5000』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　上田　誠　作/演出&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　キャスト&lt;br /&gt;
　　　中川晴樹：（区役所員･先輩）　　　　酒井善史：（区役所員･後輩）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　諏訪　雅：（リビングの男）　　　　永野宗典：（夜働きに行く男）&lt;br /&gt;
　　　松田暢子：（モノを増やす女）　　　山脇　唯：（エスニックの女）&lt;br /&gt;
　　　角田貴志：（サイバーの男）　　　　石田剛太：（縦長の部屋の男）&lt;br /&gt;
　　　中西武教：（横長の部屋の男）　　　本多　力：（アイデアを練る男）&lt;br /&gt;
　　　土佐和成：（ベースを弾く男）　　　西村直子：（比較的広い部屋の女）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　映像は、遠くから都市を映す。おびただしい数の、小さな家が&lt;br /&gt;
ひしめいている。客席と同じ視線で、画面を見ている2人の男の&lt;br /&gt;
会話が聞こえてくる。&lt;br /&gt;
　どうやら、ここはスラム街。近未来には、都市はこんなふうに&lt;br /&gt;
なっているのか。（5000年ではないと思うが）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　――これを撤去して、移住させるには･･･&lt;br /&gt;
　　――まず、実態を覗いて見ましょう&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Ｗindowsの画面が、ず～と寄って行く。中でも、ひときわ汚い家。&lt;br /&gt;
幕(ｽｸﾘｰﾝ)が上がり、舞台いっぱいに家の壁。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　見たことのない、舞台セット&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さすがにＷindowsは、進歩している。マウス・ポインターをクリック&lt;br /&gt;
すると壁が開き、中が覗ける。&lt;br /&gt;
　開いた所は、2階の共用リビング。男がテレビを見ている。３階から&lt;br /&gt;
降りてきた男が、声をかける。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　――どっちが、勝ってます&lt;br /&gt;
　　――あぁ･･･いま攻撃している方&lt;br /&gt;
　　――（区役所員）何を見ているんでしょうね･･･見てみましょうか･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テレビを、クリック。画面は、少年野球。（爆笑）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　３階にもどった男の部屋を、クリック。狭い、小さな座り机が１つだけ(笑い)。&lt;br /&gt;
１階を、クリック。パソコンの前に、サイバーがいる、。後ろの壁が斜めって&lt;br /&gt;
いるし、ここは立てない(笑い)。&lt;br /&gt;
　次々に、クリック。サイバーの後ろ、壁が斜めの部屋。階段（というより&lt;br /&gt;
ハシゴ）のスペースを挟んだ、本の多い部屋。下手には、縦に長い部屋。&lt;br /&gt;
　新しい部屋が開くたびに、場内に笑いが起きる。１階に４部屋、トップスの&lt;br /&gt;
狭い舞台にだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　２階は、住民共有のリビングとキッチン。低いテーブルを、クリック。&lt;br /&gt;
えっ、ここにも部屋？　１人が、寝られるだけの空間。住人は、頭から&lt;br /&gt;
もぐりこむ。着替えまでする。誰も、笑わずには、いられない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　３階には３部屋と、クリックしても開かない壁。全部で９部屋と、壁&lt;br /&gt;
１つ。かつて、日本の住宅の狭さは、“ウサギ小屋”と揶揄された。それ&lt;br /&gt;
どころか、この究極のスラム。一握りの「勝ち組」への富の集中と、&lt;br /&gt;
大多数の貧民化は、ここまで進む！？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　謎の少女&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一人、また一人と、帰ってくる。自転車を押して来たのは、&lt;br /&gt;
縦長の部屋の住人。ドアから、自転車を入れ始める。盗まれ&lt;br /&gt;
ないためか。やっと、縦にして入れる。もう、動くスペースも&lt;br /&gt;
ない。&lt;br /&gt;
　住民たちの交流は、２階。食事のしたく、おしゃべり･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　区役所員が、マウスの先をグルグル動かす。あの“３階の壁”が&lt;br /&gt;
開く。机と椅子、カラフルな壁。歩き回る、少女。“広い”、部屋。&lt;br /&gt;
一瞬だけ開いた、この部屋は、どこからも入れない･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　区役所員が“目的”のために、引っ越してくる。愛想のいい&lt;br /&gt;
後輩と、無愛想な先輩。この騒動の、ゆくえは･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　住民も知らない、謎の部屋と、少女は･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　映像と芝居&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Ｅ企画は、わたしには3本目。『囲むﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ』といい、これと&lt;br /&gt;
いい、知的に組み立てられた、斬新な発想の舞台。&lt;br /&gt;
　『ｻﾏｰﾀｲﾑﾏｼﾝ･ﾌﾞﾙｰｽ』でも、起こる事柄の謎解きが周到に、意表を&lt;br /&gt;
ついて立ち現れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今回、あるいは『囲む～』でも、“笑いがハジケきれない”印象が&lt;br /&gt;
強い。それは、スペースの狭さだけの問題ではなさそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　２つにあって、『ｻﾏｰ～』にないもの。“映像”を使う、こと。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1点目。どちらも、問題(あるいは事件)の解決の手前を、映像で表現する。&lt;br /&gt;
ここは、芝居で最も重要な場面のはず。そこを映像では、ヌルクなってしまう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　2点目。暗転ではなく、映像。前回は「名言・箴言」のような文字を流し、&lt;br /&gt;
今回は「coming soon」(だったかな？)の文字を流す。&lt;br /&gt;
　暗転も、一つのテクニックだ。見せる暗転＝“明転”だってある。&lt;br /&gt;
こういうふうに、コマーシャルのように区切って、つなぐ。間の場面が&lt;br /&gt;
コントの連続のように、なっていないか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　近ごろは、映像を使う芝居も増えているという。他の劇団は、どんな&lt;br /&gt;
使い方をしているのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　ホロ苦いテーマは･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　『ｻﾏｰ～』にあって、２つにないもの。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　『ｻﾏｰ～』は、ＳＦ同好会の、きたない部室。そこに、たむろする&lt;br /&gt;
男子学生たち。さえない、おかしい、なにげない日常。&lt;br /&gt;
　「あぁ～、あるある。そんなこと･･･あぁ、それも･･･」&lt;br /&gt;
観客に、そう思わせるリアリズム。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして、夏の日。写真部の女学生への淡い恋と、失恋。いかにも&lt;br /&gt;
ありそうな、青春のホロ苦い経験。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ここには、普遍性をもった“テーマ”があり、そこでの笑いも&lt;br /&gt;
ハジける。&lt;br /&gt;
　『ｻﾏｰ～』の笑いは、知的な組み立てだけによるものではない。&lt;br /&gt;
どうも、後の２作を見ると、「知的な組み立ての面白さ」を、追って&lt;br /&gt;
いるように見える。&lt;br /&gt;
　『ｻﾏｰ～』のテーマ性は、巧まない素材の偶然によるものかも&lt;br /&gt;
しれない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ということで、わたしがＥ企画のお芝居を見るのは、しばらく&lt;br /&gt;
お休み。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　『Ｗindows5000』公演情報&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　大阪公演　　３月２３日～２７日&lt;br /&gt;
　　　　　　　　名古屋公演　３月３１日～４月１日</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/29612952.html</link>
			<pubDate>Thu, 23 Mar 2006 16:55:14 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>コメディーのお手本！？『エキスポ』</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-4c/e_yosida55/folder/190280/03/29175903/img_0?1142745580&quot; width=&quot;423&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　コメディーのお手本！？『エキスポ』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　加藤健一事務所。国内外の作品をプロデュースして公演している&lt;br /&gt;
劇団だ。1980年から始めて、今回で62回目の公演。&lt;br /&gt;
　初めての中島淳彦作品。前の堤泰之作品で、“笑いの作り方”を&lt;br /&gt;
書いたが、これもコメディーのお手本のような作品。&lt;br /&gt;
　加トケンのように、面白い作品をプロデュースしてくれる劇団は&lt;br /&gt;
ありがたい。堤作品もそうだが、こちらのレパートリーも広がる。&lt;br /&gt;
今回も、劇団･道学先生の中島作品に、出逢えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　『エキスポ』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　中島淳彦・作　　久世龍之介・演出&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　キャスト&lt;br /&gt;
　　　加藤健一：（大場康夫・長男）&lt;br /&gt;
　　　富本牧子：（大場君江・妻）&lt;br /&gt;
　　　加藤　忍：（大場千代子・長女）&lt;br /&gt;
　　　高橋麻里：（大場珠子・次女）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　有福正志：（大場了一・父）&lt;br /&gt;
　　　新井康弘：（大場賢作・了一の甥）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　畠中　洋：（千代子の元の夫）&lt;br /&gt;
　　　伊原　農：（芳川・東京のレコード会社の男）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　横山利彦：（宝田・通夜の客・峰山のつれ）&lt;br /&gt;
　　　篠田　剛：（峰山・通夜の客）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　さとうこうじ：（通夜の客）&lt;br /&gt;
　　　石坂史朗：（上原・康夫の浮気相手の夫）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　浅野雅博：（高田・葬儀屋）&lt;br /&gt;
　　　外波山文明：（金丸・旅行代理店の男）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　こんにちわぁ～こんにちはぁ～西の国からぁ～…♪&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1970年。大阪では万博がひらかれ、大勢の人たちで&lt;br /&gt;
賑わっていた。ここ南国･宮崎の油津は、その喧騒の外に&lt;br /&gt;
ある、はずだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　大場家は、通夜の真っ最中。ホテルと食堂を切り盛りして、&lt;br /&gt;
一家を支えていた母が急死。テレビを見ながら言った最後の&lt;br /&gt;
言葉が、「人類の進歩と調和」。万博のテーマ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　喪主の父は、ただオロオロ戸惑うばかり。長男も、さっぱり&lt;br /&gt;
頼りにならない。嫁の君江と、出戻りの長女が、どうにか対応&lt;br /&gt;
する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　見知らぬ弔問客&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それにしても、弔問客の多さ。目の前の男2人をはじめ、みな&lt;br /&gt;
知らない人ばかり。2人の男も、具体的な話は何もしない。ただ、&lt;br /&gt;
世話になったと言うばかり。&lt;br /&gt;
　母の人格と、交友の広さが見えてくる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　そこへ、長男を尋ねて来た男。かつて、長男が浮気をした女の夫。&lt;br /&gt;
　　――お母様は、本当に立派な方でした。あなたに変わって、申し&lt;br /&gt;
　　　　訳なかったと、毎月１万５千円を、(慰謝料として)払ってくれて&lt;br /&gt;
　　　　いました･･･今月分が･･･&lt;br /&gt;
　知らなかった。それは、事実なのか。･･･そうだ、母の日記。&lt;br /&gt;
ホテルにあるはず。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さらに、旅行代理店の男。母から、万博ツアーの依頼を受けた。&lt;br /&gt;
支払いは、まだだが、どうしますか。代金は5人分で20万円。&lt;br /&gt;
　　――おやじ、20万あるか？　　　――ない。&lt;br /&gt;
　　――それより、うちは6人家族なのに、5人分！&lt;br /&gt;
　　　　いったい、誰を置いていくつもりだったんだ･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　カギを握る日記&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ホテルが、荒らされていた。ドロボウ？　物色されているが、何も&lt;br /&gt;
盗られていない。&lt;br /&gt;
　ホテルとは言っても、「連れ込み」。今ふうには、「ラブホ」。母は&lt;br /&gt;
そこで、この町の裏事情を見つづけてきた。人には、知られたくない&lt;br /&gt;
ことも･･･。日記だ、母の日記には何が書かれているのか･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　3人の女たち&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　嫁の君江は、つくづく思う。母の存在の大きさを。オロオロする&lt;br /&gt;
だけで、弔辞さえ娘に書いてもらう父。そして、夫も叔父も･･･。&lt;br /&gt;
こんな男たちを、母はよくさばいてきたよ。私も母のように･･･、&lt;br /&gt;
なれる･･かしら･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　連れ込みの娘。長女は、からかわれながら育った。地元で音楽の&lt;br /&gt;
教師になり結婚。しかし、離婚してまで、夫は憧れの東京へ。&lt;br /&gt;
　通夜の今日の帰郷も、彼の口から出たのは「君の作曲した曲を、&lt;br /&gt;
僕にくれ」。ビジネスで、やって来たのだ。&lt;br /&gt;
　――自分で作ったら。･･･&lt;br /&gt;
　　　わたしは、東京に憧れている貴方が、嫌いなの･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　兄とは、親子ほど歳の離れた次女。好奇心旺盛で、ペンフレンド&lt;br /&gt;
(文通)をたくさん持っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　妻役の富本牧子さんは、佐藤正隆事務所の役者。ｵﾌｵﾌ･ｼｱﾀｰで、&lt;br /&gt;
１ヵ月のﾛﾝｸﾞ･ﾗﾝ公演『リタの教育』や『スカイライト』などで&lt;br /&gt;
好演。この役も、うまくボケて、うまくハジケている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　長女の加藤忍さんは、幸運(？)。加藤健一事務所で、芸達者な人と&lt;br /&gt;
たくさん共演をさせてもらって、幅を広げている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　次女の高橋麻里さんも、幸運かもしれない。劇団･扉座には、&lt;br /&gt;
“看板女優”が、いなかったので、女優Ｎさんが退団後、彼女に&lt;br /&gt;
代わり、いい役をもらっている。でも、この芝居で唯一キャラの&lt;br /&gt;
鮮明さが弱かったように感じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　進歩と調和&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　意外な展開、繰り返し、確認(or外し)の一言･･･ふんだんに&lt;br /&gt;
効果的に使われていて、場内は笑いの渦。&lt;br /&gt;
　一昼夜に、14人が入れ替わり、立ち代り登場する。それぞれの&lt;br /&gt;
キャラが、しっかり出来ていて、脚本と演出に脱帽。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし、大場家の男たちの頼りなさ。外では、いっぱしの顔を&lt;br /&gt;
しているが、女たちの支えがなければ何もできない。&lt;br /&gt;
　そうそう、これだよ“九州男児”は、って納得してしまう。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　（すみません、九州男児のみなさん。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　わたしの知っている人は、そういう&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　人が多いのです。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　わたしは、「結婚するなら九州の女」&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　「娘は、九州の男とは結婚させない」と&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　個人的には考えています。）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　セリフは、宮崎弁というか、日向弁。芝居の後、宮崎出身の人に&lt;br /&gt;
たまたま話を聞いた。&lt;br /&gt;
　地元の人かと思った。葬式のやり方も、あの通りだし、可笑しかっ&lt;br /&gt;
たり、懐かしかったりと、感心しきり。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　万博は、1970年、高度経済成長の幕開け。東京とも大阪とも&lt;br /&gt;
違う、地方の“時の流れ”が、そこにあった。&lt;br /&gt;
　時の流れも、人間関係もユッタリしている。セコセコしていない。&lt;br /&gt;
現在、地方の多くは疲弊している。自分の田舎に帰っても、商店街は&lt;br /&gt;
なくなり空き地が目立つ。&lt;br /&gt;
　日本の流れは、本当に、この方向でいいのだろうか。万博会場で、&lt;br /&gt;
妻の遺骨をさげた大場了一が言う&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　――ひさ子、これが進歩と調和げな･･･これが進歩と調和げな…&lt;br /&gt;
　　　　　これが進歩と調和･･････</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/29175903.html</link>
			<pubDate>Sun, 19 Mar 2006 14:19:40 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>はからずも“岸田國士賞”後、第1作</title>
			<description>　　　はからずも“岸田國士賞”後、第1作&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　岸田國士賞&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　岸田國士戯曲賞は、「演劇界の芥川賞」とも言われる。本年度の&lt;br /&gt;
受賞作は2本。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　三浦大輔『愛の渦』　　佃　典彦『ぬけがら』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「愛の渦」は、三浦の主宰するポツドールで、昨年4月このｼｱﾀｰ&lt;br /&gt;
ﾄｯﾌﾟｽで公演したものだという。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　他に最終選考に残ったのは、長塚圭史(ﾗｽﾄｼｮｰ)・本谷有希子(乱暴と&lt;br /&gt;
待機)・前田司郎・岩崎正・小里清・東憲司。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　女優Ａ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　劇団ポツドールは、わたしには初見。今回、賞をとったから見る&lt;br /&gt;
わけではない。女優Ａこと、安藤玉恵さんとのメールでチケットの&lt;br /&gt;
約束をしたのが1月。賞どころか、台本も未完成らしかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　安藤を知ったのは、去年の9月。五反田団の芝居に客演したのを&lt;br /&gt;
見て、わたしが絶賛した。11月、本谷有希子の芝居を見た後、2人で&lt;br /&gt;
批評しあった。そんな、縁だ。&lt;br /&gt;
　わたしは、ポツドールの芝居と女優・安藤玉恵を見に行く。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　『夢の城』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ポツドール1年ぶりの本公演、作･演出は三浦大輔、主演･安藤玉恵。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　劇場へ入る。薄暗い客席、ヘビメタというのか、ロックがガンガン&lt;br /&gt;
響く。これだけで、わたしが知っている芝居とは別の空間。&lt;br /&gt;
　音楽がさらに高まり、カット･オフ！　暗転、闇！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　明かりが、灯く。舞台手前の全部が窓、観客はアパートの1室を&lt;br /&gt;
外から覗く趣向らしい。&lt;br /&gt;
　万年床の敷かれた、散らかった部屋。男が2人寝そべって、下手の&lt;br /&gt;
テレビを見ている。その後ろでは、男が1人、女2人と笑いあっているが&lt;br /&gt;
声は聞こえない。&lt;br /&gt;
　あとから入ってきた別の男が、女にちょっかいをだす。全裸になり、&lt;br /&gt;
性交を始める････････その最中に、もう1人の女が帰ってくる･･･&lt;br /&gt;
････暗転。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　明かりが点くと、翌朝。窓がなくなり、音が聞こえる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　セリフのない芝居！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　“今回、いろいろな意味で行き着く所まで行こうと思ってます。&lt;br /&gt;
　　行き着いた先に何があるのかわかりませんが･･･。&lt;br /&gt;
　　とりあえず、この作品でそれを確かめようと思っています。&lt;br /&gt;
　　「夢の城」というタイトルはそこに何か「希望」のような&lt;br /&gt;
　　ものがあればという願いを込めてつけました。&lt;br /&gt;
　　最低な人間達の最低な生活の最低な光景をお見せします。&lt;br /&gt;
　　でも、最後には泣けると思います。どうぞ。よろしく。“&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（チラシにある作者の言葉）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　暗転で時間を区切りながら、５人の男と3人の女の1昼夜が&lt;br /&gt;
舞台で演じられる。&lt;br /&gt;
　テレビを見る者。雑誌を見る者。寝そべる者。性交をするもの･･･。&lt;br /&gt;
誰一人、何かに執着している人間はいない。テレビのチャンネルを勝手に&lt;br /&gt;
替えても、スイッチを切っても、何か言う者もいない。&lt;br /&gt;
　腹がへれば、勝手に何かを作り、食いたい者がつつく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　音はするが、言葉を発する者がいない。セリフは、ない。聞こえる&lt;br /&gt;
言葉は、テレビから出るものだけ。&lt;br /&gt;
　この暮らしは、“人としての言葉を必要としていない”ということか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　Ｒ指定？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それにしてもだ、やたら性交をする。やたら全裸になる。イチモツを&lt;br /&gt;
隠そうともしない。ラストシーンも、男2人が全裸。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　観客は、ただただ唖然。終わったあとの拍手も、なし。そそくさと&lt;br /&gt;
帰って行く。&lt;br /&gt;
　隣の席は、若い女性の2人連れ。感想は、「意味不明」。&lt;br /&gt;
　本当に、こんなのでいいの。今までのポツドールの芝居の中で、&lt;br /&gt;
これはどんな意味を持つのだろう。&lt;br /&gt;
　今日まで、16ステージ。千秋楽が、終わる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　安藤玉恵は、どう思っているのだろう。メールで、聞いてみよう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　※　観客の中に『愛さずにはいられない』の鈴置洋孝、&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　『歌わせたい男たち』の小山萌子もいた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/28408804.html</link>
			<pubDate>Sun, 12 Mar 2006 15:32:40 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>“大人的恋愛” “純情 直球勝負”!</title>
			<description>　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　大人的恋愛　 純情 直球勝負！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　「愛さずにはいられない」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　芝居のタイトル「愛さずにはいられない」。ベタで、ダサイ。&lt;br /&gt;
これだけで、退いてしまいそう。&lt;br /&gt;
　なぜ見るのか。それは、堤泰之･作/演出、鈴置洋孝･原案。この&lt;br /&gt;
コンビの、強烈な記憶。&lt;br /&gt;
　桜が満開の火葬場を舞台にした『煙が目にしみる』。病院を舞台に&lt;br /&gt;
ガン患者や家族、医師らが繰りひろげるコメディー『見果てぬ夢』。&lt;br /&gt;
どちらも、会場は笑いと涙につつまれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　役者には、鈴置さん。アニメの「ドラゴンボール」で、誰かの&lt;br /&gt;
声をしていた声優。麻生さんは、「サザエさん」の舟さんの声。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしには珍しく、見たのは初日。そして、きのう5日が千秋楽。&lt;br /&gt;
芝居も、ずっと良くなっているんだろうな。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　『愛さずにはいられない』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　堤　泰之　/作･演出　　　鈴置洋孝 /原案&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　キャスト&lt;br /&gt;
　　　　鈴置洋孝　：名村　満（ハイカー・会社員）&lt;br /&gt;
　　　　土井美加　：石原洋子（ハイカー・教師）&lt;br /&gt;
　　　　塩塚晃平　：砂川幸宏（ハイカー）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　中尾隆聖　：南　精二（町の電気屋・草野球のチーム）&lt;br /&gt;
　　　　岡本麻弥　：藤堂彩乃（会社経営・旧家のお嬢さん）&lt;br /&gt;
　　　　太田善也　：朝比奈陽一郎（実業家・不動産会社）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　麻生美代子：湯山民子（町の案内人・シルバーボランティア）&lt;br /&gt;
　　　　和田太美夫：柴　政宗（峠の茶屋の主人）&lt;br /&gt;
　　　　佐藤　愛　：大久保美里（茶屋の店員）&lt;br /&gt;
　　　　田中　完　：金子新平（町の住人・草野球のチーム）&lt;br /&gt;
　　　　黒川　薫　：手島　務（町の若者・酒屋の店員）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　鳥の鳴き声が、聞こえる。木々と、「だんご」と書かれた赤い旗。&lt;br /&gt;
木のテーブルが２つ、ベンチが、それぞれ２脚。それにも赤い布が&lt;br /&gt;
掛けられて、華やか。ここは奥多摩、峠の茶屋「柴屋」。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　民子が、中年の夫婦をつれてやってくる。ひと休み。なごやかに、&lt;br /&gt;
３人の話は、はずむ。&lt;br /&gt;
　民子は、シルバー・ボランティア。この町を訪れるハイカーを、&lt;br /&gt;
案内して回る。ちょうどいい運動と、話し相手。今の民子の、生きがい&lt;br /&gt;
でもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　民子が店の奥に入ると、とたんに２人は一変。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――なによ、あのババア･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とうとう、口論がはじまる、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――ずーっと、ついて来るつもり･･･おまえが、頼もうなんて言うから･･&lt;br /&gt;
　　　３０分ぐらいだと思ったのに･･･&lt;br /&gt;
　　　だいたい、夫婦でこんな所に来るわけないだろう･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夫婦では、ない？　この２人、ニセの口実を作っての不倫旅行！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　店主の柴が、こっそり２人を逃がす。滝はあっちだから、&lt;br /&gt;
こっちの道を。少し先の、グランドの横を通って･･･。&lt;br /&gt;
　おさまりのつかないのは、民子。柴ちゃん、営業のジャマをしないで&lt;br /&gt;
おくれ。民子の目が、光る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　彩乃と、南&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　10年ぶりに、彩乃が帰ってきた。柴の話に驚く、南。彩乃と南は、&lt;br /&gt;
かつての恋人どうし。彩乃が突然、町を飛び出してから10年。南は、&lt;br /&gt;
まだ独身(ひとり)だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
――関係ねぇよ･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
強がりを言い残して、草野球の試合に行ってしまう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　彩乃が、茶屋に男を案内する。清楚な彩乃と、ド派手な緑のスーツ、&lt;br /&gt;
コテコテの成金･青年実業家。&lt;br /&gt;
　峠から一望する、町の風景。ひときわ目につく、立派なお屋敷。&lt;br /&gt;
それは、彩乃が住んでいた家。いまは、町が管理する記念館。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　町を出た彩乃は、会社を起こす。雑誌にも採り上げられ、順風満帆だった。&lt;br /&gt;
だが、いまは資金を必要としている。3億ないと、会社がもたない。&lt;br /&gt;
残されたのは、自分名義の屋敷を売ること。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　男は、彩乃の肉体も含む条件を提示。自信たっぷりに、引きあげる。&lt;br /&gt;
彩乃は、町のことを店員に聞く。さりげなく、南のことも･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　“笑い”の作り方、おしえます&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　堤さんの芝居は、どんな素人が演っても笑えるし、泣ける。「芝居は&lt;br /&gt;
脚本だ」の、お手本。ぎっしり詰まった、笑いと泣き。その秘密を、探っ&lt;br /&gt;
てみる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんで私が、こんな格好をしなければならないのよ」&lt;br /&gt;
再び現れる、まぬけなハイカーと、ニセ夫婦のハイカー。３人とも&lt;br /&gt;
ユニホーム姿。しかも、キャッチャー姿の女性が、これを言う。これ&lt;br /&gt;
だけで、爆笑。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ピッチャーの南は、柴の知らせで彩乃に会いに行く･･･。&lt;br /&gt;
　7回まで、12対０。南が抜けた後、マウンドに上がったのは、まぬけな&lt;br /&gt;
ハイカー。１イニング20得点の、メッタ撃ち。次の回は、見かねたニセ夫。&lt;br /&gt;
こんどは25得点、終わってみれば、12対45の逆転負け。&lt;br /&gt;
　ユニホーム姿の4人の掛け合いに、また爆笑。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪笑いの要素　意表をつく展開≫&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　えぇ～い、乗りかかった船だ。ニセ夫婦も、彩乃と南の行方を&lt;br /&gt;
見守り、２人の恋を応援する。去ろうとする、彩乃。立ちはだかる、&lt;br /&gt;
ニセ妻。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――待ちなさいよ。私の夫はね、何の取り柄もなく、&lt;br /&gt;
　　　まったく面白みのない人だけど･･･&lt;br /&gt;
　――いいのかよ。本人の前で･･･（町の住人）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ニセ夫も、負けてはいない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――俺は、好きになったら、何があっても逢いに行く･･･&lt;br /&gt;
　　　たとえ、妻が病気でも、行く･･･&lt;br /&gt;
　――（ニセ妻に)いいんですか、あんなこと言ってますよ。(町の住人)&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　≪笑いの要素　誤解による発言と行為≫&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　笑いは、細部にまで、ふんだんに盛り込まれる。一つの行為に対して、&lt;br /&gt;
他の人が“ワン・フレーズの言葉で”、表現（確認・念押し･･･）する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪笑いの要素　一言表現≫&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある言葉（フレーズ）や動作を、他の場面で繰り返して使う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪笑いの要素　繰り返し≫&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　２つの愛の形&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　笑いだけでは、ない。必ず、泣かせてくれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　周囲の人々の応援で、ようやく2人は出逢う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　――彩乃さんは、少しも変っていない･･･昔のままだ･･･&lt;br /&gt;
　　　――南さんは、変った？　　　　――親父が死んだ･･･&lt;br /&gt;
　　　――それから？　　　　　　　　――電気屋を継いだ･･･&lt;br /&gt;
　　　――それから？　　　　　　　　――○○･･･&lt;br /&gt;
　　　――それから？　　　　　　　　――◇◇･･･&lt;br /&gt;
　　　――それから？　　　　　　　　――･･それだけ･･&lt;br /&gt;
　　　――･･そう･･それだけ･･･　　　　――･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「それだけ･･･」、彩乃への愛は、変っていない！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして、去ろうとする彩乃に、前述のニセ妻。あのセリフの&lt;br /&gt;
つづきはこうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　――そんな私たちでも･･･私たち夫婦にも、家族にも“歴史”が&lt;br /&gt;
　　　　　あるの･･･&lt;br /&gt;
　　　　　お墓参りくらい、して行きなさいよ･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　なお、去ろうとする彩乃の前に、立ちふさがる少年。静かに&lt;br /&gt;
語られる、意外な事実･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　夕暮れ。濃～い1日の終わり。ニセ妻が、予定を変更して、&lt;br /&gt;
最終バスで帰って行く。家族の歴史を背負って。&lt;br /&gt;
　軽口をたたく、ニセ夫。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　――やっぱり、行くのか。･･･俺の言葉は、ホントだ･･･&lt;br /&gt;
　　　　　乗り遅れたら、いつでも戻って来いよ････&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　バスは、行ってしまう。ニセ夫は、一人で、バットを振り続ける&lt;br /&gt;
(素振り)。いつまでも、振り続ける･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　描かれる、２つの“愛”。10年間、ずっと彩乃を想ってきた&lt;br /&gt;
南の愛。歴史を背負っているのを知りながら、思い切れない&lt;br /&gt;
ニセ夫の愛。どちらの愛に、泣けるだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この作品だけではなく、堤の“愛”は、シンプルだ。夫婦・&lt;br /&gt;
家族の愛を、ストレートに提示する。直球勝負！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　と同時に、そこに留まっているわけでは、ない。&lt;br /&gt;
　今回は“不倫”だけども、愛。　『煙が目にしみる』は、非婚･&lt;br /&gt;
腹上死の愛。すこしずつ混じえている、変化球。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　堤の“愛”の着地点は、まだ、見えない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆　ちょっと、最後に&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めて、初日に見た。すこし硬かったが、&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑わせてくれた。回を重ねると、演技も間も&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さらに良くなるに違いない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気になった音が、１つ。後のほうの“手島”&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少年の「長セリフ」に、曲を重ねていた。曲で&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　観客を“その雰囲気にさせる”のではなく、&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セリフの力でできないか。後半の回も、曲を&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　使い続けたのだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回は、某女優さんと見に行った。あまり&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑いにこだわらない劇団なので、観劇後「笑い&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　は、むずかしい」という。&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで、話した内容も含めて、笑いを正面に&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すえて書いてみた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/27746855.html</link>
			<pubDate>Mon, 06 Mar 2006 14:41:07 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
		</item>
		<item>
			<title>「ラブ ハンドル」</title>
			<description>　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　『ラブ ハンドル』&lt;br /&gt;
　　　　――役者はテレビでお馴染だけど･･･供宗&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ラブハンドル、明るい響きのある言葉。これが“お腹のまわりの&lt;br /&gt;
贅肉“をあらわすスラングだと、パンフで知った。そんな中年の&lt;br /&gt;
恋のお話だという。&lt;br /&gt;
　昨年、前田吟らが出演する、同じ作者の芝居を見た。そのとき、&lt;br /&gt;
書いた記事のタイトルが、“役者はテレビでお馴染だけど”。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さあ、今回はどうかな。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　「ラブ ハンドル」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　作/中谷まゆみ　　演出/板垣恭一&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　キャスト&lt;br /&gt;
　　　　原田泰造　：立花　勝（バツ１の弁護士）&lt;br /&gt;
　　　　富田靖子　：八木沼千鶴（立花の恋人）&lt;br /&gt;
　　　　瀬川　亮　：長沢　嵐（ﾌﾘｰﾀｰの若者）&lt;br /&gt;
　　　　長野里美　：御手洗笑子（立花の姉）&lt;br /&gt;
　　　　小須田康人：御手洗　進（笑子の夫）&lt;br /&gt;
　　　　石黒　賢　：薄井幸男（依頼人）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　舞台は、古ぼけたビルの1室。弁護士の立花の事務所。事務机と、&lt;br /&gt;
応接セットがある。住居も兼ねていて、上手･手前にコタツのある部屋。&lt;br /&gt;
奥にも、部屋の入り口が見える。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　立花は弁護士、得意分野は離婚。そういう立花も、バツ１。千鶴と&lt;br /&gt;
暮らし始めて、10年になろうとしている。&lt;br /&gt;
　千鶴は、友人の結婚式で立花と隣り合わせた。「運命の人」と直感、&lt;br /&gt;
（人気）漫画家稼業をスパッとやめて、押しかけてきた。それ以来、&lt;br /&gt;
事務所を手伝っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　薄井の依頼は、遺書の管理と執行。打ち明けられない恋。職を失い、&lt;br /&gt;
その女性になにもしてやれない。せめて、1億円の生命保険の受取人に、&lt;br /&gt;
彼女を。&lt;br /&gt;
　急に苦しみだす、薄井･･･。意識を失う･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　死ねない。睡眠導入薬では、死ねないのだ。恋に共感する千鶴。薄井は、&lt;br /&gt;
事務所を手伝うことになり、3人の奇妙な生活が始まる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　夢見る女と、惑う男&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　立花との結婚を夢見る、千鶴。踏み切れない、立花。離婚が怖い、&lt;br /&gt;
前の妻のとのことが、トラウマになっている。そして、大学受験を&lt;br /&gt;
ひかえる娘の存在。もう、10年も会っていない。&lt;br /&gt;
　１ッ本の電話。娘が事故、200万で示談に･･すぐに、振り込め･･。&lt;br /&gt;
立花は、制止を聞かない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――いいんだよ、詐欺でも。何％でも可能性があるならば、娘の&lt;br /&gt;
　　　ために出来ることを、みんなやいたいんだよ。&lt;br /&gt;
　――勝ちゃんの好きなのは、娘なんかじゃない！　&lt;br /&gt;
　　　自分よ！　娘のために何かをする、自分がすきなのよ！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　千鶴が大切にするのは、ランプ。1年目の誕生日に、立花にもらった。&lt;br /&gt;
10年たったら、ランプで部屋をいっぱいにしようと。&lt;br /&gt;
　今日は、10年目の誕生日。留守電には、娘の声。志望校に合格した。&lt;br /&gt;
お父さんに会いたい、いっしょに住みたいと。&lt;br /&gt;
　消去する、千鶴。&lt;br /&gt;
　立花が選ぶのは、千鶴か、娘か･･･。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　浮気？　ＤＶ？　離婚？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　“つまらない”とは言わないが、どうもシックリこない。作･演出、&lt;br /&gt;
この同じコンビで演った芝居が『お父さんの恋』。昨年の3月、やはり&lt;br /&gt;
パルコ劇場。その記事を、読み返してみた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――「現代の家族」をめぐる問題を取り上げるが、総花的で深まらない&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　メル友から始まる恋、娘の彼氏はフリーター。浮気、離婚騒動、&lt;br /&gt;
ＤＶ(ﾄﾞﾒｽﾃｨｯｸ･ﾊﾞｲｵﾚﾝｽ)、若年性アルツハイマー病、姉夫婦は&lt;br /&gt;
いろいろな問題をもちこむ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ふむふむ。ここでも、夫婦や恋をめぐる問題が総花的に出ている。&lt;br /&gt;
では、深まったのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　姉夫婦――御手洗と笑子をめぐる“誤解の点描”としての光景。&lt;br /&gt;
2人の演技はコミカルで、惹きつける。変化のある、展開。そして、&lt;br /&gt;
妻の若年性アルツハイマー発病の種明かし。見事な構成だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　御手洗は仕事を辞め、妻の郷里･長崎で暮らすことを決意している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　――病気がわかった今･･･わたしは、結婚していて本当によかった&lt;br /&gt;
　　　と思っている&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　御手洗の言葉は、立花に（観客にも）沁みる。これは、1組の夫婦が&lt;br /&gt;
培ってきた愛の形。今までの結果だ。芝居の中で深まったのでは、ない。&lt;br /&gt;
むしろ、ここから先に物語は、始まる。&lt;br /&gt;
　（必ずしも、ハッピーエンドとは行かないかもしれない物語が･･･）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　＃　役者はテレビで･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　芝居の主旋律――立花と千鶴の恋は、どうか。運命の人・赤い糸を、&lt;br /&gt;
ひたすら信じ、結婚を夢見る千鶴。離婚のトラウマから脱して、千鶴&lt;br /&gt;
への愛に目覚める立花。&lt;br /&gt;
　あまりにも安易なメロドラマ、トレンディードラマ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　出て行った千鶴の郷里･福島で、大地震。必死に探す、立花。千鶴は、&lt;br /&gt;
見つからない。立花は、途方にくれる。&lt;br /&gt;
　立花は仕事も放り出して、憔悴している。そんな中、千鶴がもどって&lt;br /&gt;
くる。驚き、喜ぶ立花。&lt;br /&gt;
　　――なに言ってるのよ。わたしの田舎は、福井よ･･･&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　芝居は作りものなのだから、何が起きてもかまわない。しかしだ、&lt;br /&gt;
10年もいっしょに暮らして、相手の郷里も知らない！&lt;br /&gt;
　手紙の１つも、荷物の１つも届いたことが、ないのか。娘の親は、&lt;br /&gt;
それで平気なのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　サブ旋律の薄井の恋も、そうだ。恋の相手が、立花の別れた&lt;br /&gt;
元の妻！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　安易すぎて、リアリティーに欠けると思うのだが、どうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
   　　　　　　　　　　　　　　　　　　（どうも、のらない芝居は、筆が進まない）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/e_yosida55/26756852.html</link>
			<pubDate>Sat, 25 Feb 2006 12:10:29 +0900</pubDate>
			<category>観劇</category>
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