トトロの旅日記

開発途上国支援を中心とした世界の旅日記を綴ってゆきます。

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LOHASの聖地ボルダー

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3/13・14日、月刊誌ソトコトなどで知られるLOHAS(ロハス)の聖地、コロラド州ボルダーを訪ねる。LOHAS=Lifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字をとった略語で、持続可能な経済、環境を配慮した生活スタイル、自己啓発、代替医療、健康的な生活スタイルなどを志します。ロハスそのものについてはインタネットのサイトなどで調べて頂くとして、私の感じた点を書いておきたいと思う。

ボルダーに来るとロハスという言葉が浸透しており、そういう生き方を推進する人達がたくさんいると持っていた。またその人達と色々意見を交わすのを楽しみにしていた。しかし現地に行ってみると、あまりロハスという言葉は知られていないようだ。彼等はそう言った言葉とは関係無しにロハスな生き方をしている。ロハス的生き方がフィットする学園都市といった感じだ。元々ロハスという言葉は地球観光問題に関心を持った起業家達によって始められた新しいビジネスコンセプトであった。だから、そう言った企業を訪問しその理念やこだわりに触れ、とっても勉強になった。ロバスジャーナルの編集長の話では、西洋的クールな物質文明に東洋的精神性が加わって、ロハスは韓国、日本、台湾などで大爆発しているのではないかとの分析だ。

個人の生き方で同じ事を示すものとしては、「カルチュラル・クリエイティブ」という捉え方が的確なように思う。これは2000年に社会学者ポール・レイ氏とシェリー・アンダーソン氏によって出されたThe Cultural Creativeという本によって紹介され、全米人口の26%にあたる5000万人がその中に入るそうである。カルチュラル・クリエイティブの人達に欠けているのは、そいった意識を持った人々がどれほど大きな影響力を社会に与えて来たかという事や、どれほどたくさんの人々が同じような意識を持っているかというように、全体の中の個人としての繋がりを持てていない事だと言う。その繋がりを皆が自覚すれば計り知れない社会変革をもたらす可能性を持っているという事。ロハスも悪くないが、正直こちらの方が面白くなって来た。

写真はボルダーの町全景、手前の建物群がコロラド大学。環境を配慮した建物として金賞を得たコロラド大学法学部の建物。この建物の建設にあたって、州政府からの建設予算に加えて学生達自身がお金を出し合い、そのかわり環境に優しい建物を建設する事を決定したそうだ。アウトドアーの服装品を扱ったクリエイティブな企業NAU(ナウ)のボルダー店。それと世界的建築家IMペイの初期の作品、国立気象研究所もボルダーにあるので訪ねた。

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織物の記憶

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3月7日、日本の青年達とともに、アメリカ中西部、芸術の町サンタフェ在住の織物アーティストを訪ねた。26年前日本で織物をならい、日本的なもに自分の生まれた国アメリカの精神を織り込んで表現したいと語る。彼女にとって織物は絵画のようなもので、着物にしたり他の工芸品に使用するために織るのではない、織物そのものが織りなす世界を楽しんでもらいたいと語る。世界各地で人類は古代より織物を織って来た。現代は機械によって大量生産された既製品に取って代わられたが、それでも織り機に座って織物に向かい合う時、指はかつて人類が培って来た織るという記憶を取り戻して来ると言う。子のサンタフェの町で織物を続けながら、彼女の魂は時空を超えて、世界中で織物を織って来た、また現在織っている人々と繋がっているのだと思い感動した。

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2006年に始めた自然農法ショーは未だかつてこの地方に起った事のないイベントであった。彼等が集まる機会といえば、近所の結婚式か葬式のときだけ、日本にあるような秋祭りの様な、収穫を祝うなど伝統的な行事はないのかと思ったが、全く行われていたかった。収穫を祝いそれにあわせて伝統の文化・芸能を復興したいと、自然農法ショーを提案した。彼等はとても喜び3000名以上が集まる盛大な行事となった。第2回目の昨年、2007年7月、子供達に絵を描かせてそれを展示したらと思い、6月にはたくさんのクレヨンと画用紙を持って行った。7月のショーに行ってみると、子供達の絵は木にしばり付けて展示してあったが、その絵に関心を持って見ている人はだれもいなかった。

たくさんの子供達が来ているのに、プログラムは大人と青年向けのもののみ、日本の運動会とは全く正反対だった。きっと子供の教育に関心を持っている、大人や青年がいるはずだとずっとその出会いを待っていた。今回の訪問で、ある集会に参加した折、一人の女子青年が立って青年のプログラムについて質問を投げかけてきた。後で彼女と話したところ、何と小学校の先生であった。彼女は子供達に絵を描かせるプログラムにとても関心を示し、7月の自然農法ショーに向けて子供達のためのプログラムを企画してくれる事になった。彼女にクレヨンと画用紙一式を渡し、まずモデルプログラムを立ち上げるということで農民リーダー達も賛同してくれた。

昨年自然農法ショーに集まった子供達、子供達の絵、青年教師にクレヨン・画用紙を支給の写真です。

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アフリカの女性達は家庭を守り、子育をし、畑を耕し、水を汲み、正に働きずくめである。しかし男性社会、決定権は男達が持っている。女性を支えるために始まった組合活動。現在2000名の会員がいる。未亡人であったり、離婚したりして、家での決定権を持ったしっかりした女性達は、かなりの面積で自然農法を実施している。しかし多くの会員達は夫が決定権を持ち、自然農法による栽培面積は夫の理解度次第である。しかし、今年の大雨の中で奥様方の行っている自然農法の畑は非常に良く出来ている事に驚き、来年度は栽培面積拡大を約束する家庭が増えてきた。

一枚目の写真はハイブリッド種子を使用して、右半分は化学肥料を施肥出来なかった所、左半分は施肥した所、何れにしても成長は良くなくあまり収穫は見込めない状況。二枚目の写真は同じ場所にありながら在来種の自然農法の畑。この違い差をみて頂けますでしょうか?

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2/18−20 その後回った組合員の畑では、ゆく所行く所自然農法の所は確実に実を付けていた。ハイブリッドで化学肥料を施肥出来なかった所は間違いなく全滅状態。施肥出来てもタイミングが悪いと、うまく育っていなかった。ただ葉の色が異様に濃い緑をしていた。在来種の自家採種推進して3年目の今年、初年度は天候に恵まれ皆いい成績だった。昨年は雨が一ヶ月遅れたため旱魃で苦しかった。今年は逆に記録的大雨で苦しんだ。しかし、どのような状況にあっても在来種による無肥料無農薬、自然農法は生き残る事が出来た。正に一目瞭然!

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