11月18日、クシャダスから車で30分ほど、山間の250世帯ほどからなるキラズルという村を訪ねた。ここは昨日訪問したデイルメン農場のオーナーグルセルさんの紹介で、彼女がお世話をして村長さんを始め現在50世帯の農家がオーガニック認定を受けて、環境に優しく伝統を守る農業を推進している村です。特産物はチェリー、生食用ぶどうを始めその他数々の野菜を在来種の種子を採取しながら進めています。一軒一軒の農家が独立していたのでは出荷のコストなと多大にかかる為、組合を組織して共同で村の銘柄を確立して近くの町、クシャダスへ出荷しています。組合長は5年前まで英語の教師をしておられ、彼の奥さんはフランス語の先生だったとか。この村に暮らすお母さんが伝統的な料理をして結婚式の時に振るまっておられたそうですが、その伝統が失われてしまうことを心配して、逆にそれを売り物にしてレストランを経営することを思い立ちました。村で作ったオーガニック作物を利用してトルコでもここにしか残らない伝統料理を出すレストランです。お客の殆どは地元ではなく、イズミールやクシャダスからやって来るそうで、特に夏場は大変な盛況なようです。生食用ぶどうですが各家庭ではそれからワインも食用に醸造しており、彼が作ってレストランでも出している赤ワインを賞味させて頂きました。おいしかった!
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