11月26日、フィリピンに行く。ルソン島の西海岸、マニラから車で4時間半あまり行った所にイバという町がある。かつてピナツボ火山の大爆発によって家も畑も失ってしまった人々を支援する目的でトータル・ルーラル・ディベロップメント(TRD)という非営利団体が立ち上がった。米作地帯にあり、50軒あまりの農民が昨年春より自然農法法を実施している。今回訪問の目的は、その農民達の体験を聞き、今度どのように普及に向けて支援して行くか、その可能性を検討する為であった。当日は台風23号にぶつかってしまい、多くの農民が田畑の管理の為に来ることが出来なかった。しかし30人ほどが集まり、まだ実施していない農民からの質問もあり熱い会合となった。写真にもあるように化学肥料によって皮膚に障害を受けるなど、無肥料無農薬で栽培出来ればそれに超したことのないのは明らか。しかし初期段階に置いて収量が低下することなどから、自然農法独自のマーケットを確立することが今後の課題となろう。
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