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チリ産サーモンの養殖に使われる抗生物質の量について、世界中のメディアが報道、大論争 (Controversy) が起こっています。

海洋保全団体オセアナのチリ支部は、これまで水産局セルナペスカと鮭の養殖会社37社を相手取り、抗生物質の使用量の公開を求めて、訴訟を起こしていましたが、これに勝訴。控訴裁判所がセルナペスカと業者らに情報の公開を命じました。

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今日の午後、オセアナ・チリ支部広報のパウラ・ディアスさんにこれら37社のリストをもらおうと電話したところ、「夕方、正式に水産庁が記者会見を開き、これら37社の名前が発表されるので、明日にはリストを送れる」とのこと。夜になってインターネットを見ると、世界中をこのニュースが駆け巡っていました。

この数年、チリの鮭養殖業界は、記録的な量の抗生物質を使用。競争相手国の何百倍もの抗生物質を使っていました。チリの鮭養殖会社は、日本の大手商社が出資しているものもあり、これらの会社が情報公開を拒否したリストに入っていたかどうか、また、情報公開を拒否していた業者らが情報を隠蔽したかった理由をどう説明するのかなど、興味深いところです。

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2013年の生産量1トン当りの抗生物質使用量 国別 (単位:グラム) 出典 Seafood Watch

これらの業者の中には、日本のスーパーで「持続可能な方法で生産されたサーモン」としてASC認証マークをつけてサーモンを売っている可能性もあり、今後の動きが注目されます。

最新情報:
●なぜ、業者は抗生物質の量を隠していたのか?
オセアナのヴァン・デル・メール事務局長に問い合わせました。

「業者によっては、病気のコントロールのために他社の10倍もの抗生物質を使っているところがある。これが国際的に公けになると、消費者の求める基準に合わないことが明らかになり、輸出に影響すると考えたため」という答えでした。

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