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ボストンレッドソックスが約60億円で松坂との交渉権を獲得した。これはイチローの4倍強の数字であり、もちろんポスティングシステム史上最高の金額だ。ボストンは松坂への期待を露骨に表明したと言える。
ボストンは今季、投手陣が崩壊して地区3位に終わった。だから投手力の建て直しが急務であったのだが、そういう個別の事情抜きで基本的にメジャーは日本投手陣に好意的だ。欲しい人材なんて数え上げればキリがないだろう。
原因はメジャーにある。現在メジャーリーグは30弱の球団で運営されている。これが多すぎるのだ。仮に15球団に絞れば、下半分のピッチャーは不要になる。そういう意味でメジャーのレベルは我々が想像しているより低い。野手の球を打っているようなものだ。
これがサッカーや他のスポーツだと一概には言えない。オールスター戦のレベルが必ずしも高いわけではないし。ただ、野球のピッチャーとなれば話は別である。あれは個人技なのだ。以下の説明で十分かな?
★先発ローテ
斉藤/SB
黒田/広島
松坂/西武
川上/中日
清水/ロッテ
井川/阪神
なら打者が楽天でもリーグ1位通過は間違いない。1試合平均3点取れば勝てる。野球とはそういうスポーツである。
ボストンは松坂大輔で年間15〜18勝を買ったつもりでいるはずだ。松坂は球団数が15でも5でも2でもピッチャーであり、15球団になったら消える半数のピッチャーとは格が違う。ヒットばかり打つ打者とも違う。
そんなわけでイチローだけど、松坂がメジャーで対戦したいのはイチローだそうだ。松坂は一年目のときイチローから3三振を奪い、ヒーローインタビューで「自信が確信に変わった」と言った。そこまでは有名な話だが、実はその後イチローにめちゃくちゃ打たれている。
西武にすれば、エースがオリックスのバッターにヒットをコツコツ打たれても、なんら痛痒はない。次を抑えてくれれば良いのだ。メジャー球団もそういう扱いだ。イチローだってマリナーズが最下位ではなかったら、安打記録も塗り替えられなかったと思う。
ところが当の松坂はそれを良しとしない。相手が誰であろうと、自分がカモられたなんて許せない。そもそも、自分の投げたボールが打たれるということに、まったく納得がいかないのだ。ピッチャーとはそういう人種である。
「昭和の怪物くん」こと江川卓はプロになって最初の登板で、投げた球をファールにされて愕然としたそうである。「俺の球をバットに当てやがった…」。ホームランでもヒットでもない、ただのファールで。一流のピッチャーはマウンドから強烈なプライドを投げ込んでいる。
もちろん松坂は完投型のピッチャーであり、常に全力で投げるわけにはいかない。ただイチローなり中村ノリには全力だった。プライドをかけて挑む。そしてバッターもその球を打つのである。清原も野茂や伊良部のベストピッチをスタンドに運んでいった。
野球とはそういう意地がぶつかるゲームである。最近ではハンカチ王子が大阪桐蔭の中田から4三振を奪った。フライさえ打たせなかったのだ。野球の醍醐味はここである。日本だろうがアメリカだろうが、プライドが放つ火花は美しいと思う。
そういえば、上原が一年目のときに涙を流しながら、すげえストレートで敬遠を遂行していたなぁ…。あれを観た人は皆、野球を改めて好きになっただろう。画像のおじさんにも聞いてみたい。
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2011/4/13(水) 午前 10:48 [ 出会い ]