福島・野武士建築家の夢

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旅の土産

 数年前「旅を道楽にする」と家族に宣言した。

 度重なると「なんで自分ばかり・・」となリ、土産で機嫌を取らなくてはならなくなる。
しかし家族は自分以外女性3人、ここに難しさがある。

 この旅の街角で、石畳を歩く多くの人々が首にスカーフを巻き、さっそうと歩いていた。男女共にだ。それは新鮮で素敵に思え、「土産はこれだ!」と思ってしまった。自分はマフラーは持っているが、もちろんスカーフなどしたことはなく、それまで店先でじっくり見たこともない。英語では日本で言うスカーフもマフラーと言うと聞いたことがあり、何とかなるとも思った。自分と接点のないものを土産にしたところに多少問題があった。今、思うと無謀だったのかもしれない。

 海の見える小さな村に土産物屋が並ぶ、その街角に1軒のブティックがあった。店先に強い光が注ぎ、そこに服とスカーフと首飾り(ネックレスと言う感じでなくて首飾り)がコーディネートされていた。なかなか素敵だ。スカーフと首飾りを土産とすれば、2人分クリアできる。ちょっと綺麗な店員との片言の意思疎通の中でこれだ!と確信し、購入。支払が終わり帰ろうとすると、先ほどの洋服に別なスカーフを合わせていた。これも素敵だ。少し派手かもしれない・・とは思った。値段を聞くと先ほどのスカーフの倍の値段。ちょと綺麗な店員が言うには「これは有名ブランドだからだ」と言う。そう言えばキラキラしていて、なんとなく格調が高い・・・。それも思いきって購入。1軒の店で家族全員分が決まるとは、なんという幸運、おまけに軽いし。良い土産と思った。

 帰宅し、それを見せると、もうボロクソ、総攻撃をうける。

 現在その土産は・・・、最初に買ったスカーフは皿の台座となり、首飾りは居間に置かれてる人形が首に下げ、最後に買った高額スカーフは使いようがないと洗面カウンターの隅に丸めてある。

 やっぱり旅は学ぶ事が多い。

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