高崎線userのRailLIFE

倅:オカシイ。妹の方がネタ撮ってる 親父:偶然は怖いだろう??

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 「五十鈴さんに“毒されて”」とまで言った営業のY君に、こうなりゃ「皿まで毒食らわせてやろう」という企みをもって、このシリーズを始めたいと思います。ついでに、水戸から宇都宮に転属となった営業のS君、ご自宅が東北本線の列車がよく見えるところにあり、息子さんが「金太郎だ、桃太郎だ」とやっているとかいう話なので、S君の息子さんのためにもなるかな〜、と……(結果に責任持つつもりは毛頭ありません。ハイ。)

なお、ネタとなる写真が撮れ次第、形式順に掲載していくため、不定期かつ断続的な掲載となることを予めお断りしておきます。

 で、初回はEH500型から。

 EH500型は、JR貨物が平成9年から製造している「三電源式交直両用電気機関車」で、仙台総合鉄道部に70両、門司機関区に12両が配属され、愛称は「金太郎」。これは平成8年から製造されたEF210型直流電気機関車の愛称である「桃太郎」と関連づけたものとされています。

 「三電源式交直両用電気機関車」って何?というお二人のために説明いたしますと、まず、日本の商用電力は、交流50Hz地域と60Hz地域に分かれているのはご存じのことと思います。そしてJR在来線において電化された路線の電気方式ですが、「直流1500V」と「交流20,000V」の区間があり、さらに電力の供給を受ける電力会社によって交流電化区間では周波数が異なるという、結構厄介な世界となっております。このEH500型は、「直流1,500V区間、交流20,000V50Hz区間、交流20,000V60Hz区間」と、JRの在来線電化区間であれば、青函トンネル以外どこでも入線可能な機関車なのです。

 「三電源式電気機関車」の歴史はEF81型に始まります。青森発の日本海縦貫線大阪方面行き列車は、青森〜羽越本線村上駅手前までが交流20,000V50Hz区間、この先北陸本線直江津駅の先までが直流1,500V区間、糸魚川・富山・金沢・福井と交流20,000V60Hz区間が続いて、現在は敦賀駅の手前、北陸トンネルの敦賀側出口付近?で再び直流1,500V区間に戻ります。ここに「三電源式交直両用電気機関車」の必要性があるわけで、青森発大阪行きの寝台特急「日本海」などは、EF81型が通しで牽引していました。

 このEH500型も、日本海縦貫線の大阪方面直通列車牽引に使うという構想があったのかどうか、北海道新幹線開業前は、青函トンネルも交流20,000V50Hz区間であった(現在は新幹線に合わせて交流25,000V50Hz区間)ため、北海道まで顏を出しておりましたが、輸送量の関係もあるのか、EF81型の後任は、平成14年から製造開始されたEF510型という機関車となり、EH500型は日本海縦貫線系統ではほとんど見られないようです。



 現在のEH500型は、専ら東北本線系統(黒磯・高久間の切り替え区間を境に、南は直流1,500V区間、北が交流20,000V50Hz区間)を主戦場とし、常磐線(取手・藤代間の切り替え区間を境に、南は直流1,500V区間、北が交流20,000V50Hz区間)の泉(回送でいわきまで)とか、高崎線・信越本線安中まで、東海道本線では相模貨物駅まで、など、本州の東半分をEF510と二分するほどの勢力を誇っております。

 東北本線ですと、かつては黒磯駅で直流電気機関車と交流電気機関車の付け替え作業を行っていたのですが、EH500型が出来てからはこれも無くなりました。加えてこの1月から、従来黒磯駅構内で機械的に交流/直流の切り替えを行っていたのを、前述のように黒磯駅北方、次の高久駅との間に切り替え区間を設けることになって黒磯駅もすっかり寂れてしまいました。今、宇都宮駅で貨物列車を見ている限りでは、まずこのEH500型にしかお目にかかれないというのが現状です。宇都宮貨物ターミナル駅(雀宮〜宇都宮間)より南は、東海道、山陽方面の列車であれば、どうでもEH500型でなくても良い訳で、一部は「桃太郎」のEF210型とバトンタッチする列車もありますが、かなりの列車がEH500型のまま新鶴見あたりまで来ており、中には山の手貨物線を通るものもあって、池袋や新宿でも眼にすることが出来ます。ただ、Y君の通勤経路である総武本線方面では、どうも新小岩あたりといえども顔を出す運用は無いようで、Y君には珍しい機関車ということになりましょうか。

 さて、能書きはこのくらいにして、つ〜か、この能書きが「」の「」たる部分なんですけどね、本題に入りましょう。EH500型、おおまかに言って4種類の形態があります。

<試作機、901号機>
平成9年、量産に先立ち、性能の確認のために作られた。ナンバーの数字が青色をしている。この前新白岡まで出向いてやっとこさ撮ってきました。北上尾で撮ったのもあるけど、あんまり出来が良くないんで、こちらを採用。

イメージ 1


<1次車、1・2号機>
平成12年製造の「量産先行機」なんだそうで、試作機の901号機と、この1・2号機まで、前照灯が車体の下の方にあります。
(この写真のみセガレが常磐線内で撮影。)

イメージ 2


<2次車、3〜9号機>
平成12年〜13年製造。1次車と外見上区別が容易なのが、前照灯の位置。すこし上にあがっているでしょう。なお、「金太郎」の愛称とロゴマークは、この2次車製造中一般公募で決められたもので、これ以降の新製車両は、製造時からロゴを着けて出てきています。また、901・1・2号機にも順次ロゴが着けられました。

イメージ 3

イメージ 4

(金太郎のロゴとイラストだか“ゆるキャラ”だか)



<3次車、10号機以降>
現在は81号機まであります。3次車から車体の赤色が明るくなり、前照灯付近の白い塗装が正面だけ(車体側面まで回り込まない)になりました。

イメージ 6


<おまけ>

イメージ 5

キンタ……

お粗末様でした……

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