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きつね村

 こんにちは、五十鈴拓磨です。

 今回も動物回になります。

 先月、宮城県白石市にある「キツネ村」に行ってきました。キツネ村は山の中にあるので、2月の大雪がどのように想像がつかなかったのですが、ガッツリと積もっており、登山用に買っておいた靴がとても役に立ちました。


 まずは一枚目
イメージ 1
 狐の集団。手前の二匹が睨み合い?どうも繁殖時期なので荒っぽい様子。

 二枚目
イメージ 2
 雪の上でお昼寝中。

 三枚目
イメージ 3
 正面から。可愛いというより、ガッツリ強面
 
 四枚目
イメージ 4
 ちょっと暗くてかなりブレてますが、すごい顔が撮れました(笑)

 五枚目
イメージ 5
 耳が切れてしまいましたが、茶プラチナ色の狐。先輩との間では「白狼」と呼んでいます。

 六枚目
イメージ 6
 また喧嘩してますね。でも最初のよりは可愛らしい。ちなみに狐の鳴き声は「こやぁ」とよく言われていますが、普通に「ニャー」とか「キャン」などの鳴き声も出します。ネコ目ですしね。
 
 写真はここまで。

 まだこの時期は2月でしたが、既に冬毛から春毛?(夏毛?)に生え変わる子もいて、少しもふもふした感じや寸胴感が物足りないなぁと感じました。キツネ村は狐の抱っことかもできるので、次回はしっかりじっくり見てみたいものです。


 S様、昨日の記事にコメントを頂戴し、ありがとうございました。
 
「解る」と「感じる」、厳密に言えば違います。というか、何を以て「解った」というのか、話はここに尽きるのであって、……、と書き出して、自分で笑い出してしまいました。これが、典型的な「人に解らせることを生業とする者」の習い性となった事だからです。小林秀雄が文中で、
 
 絵や音楽が解ると言ふのは、絵や音楽を感ずる事です。愛する事です。
 
と書いていますのでね。でも、そりゃ、S様と私と小林秀雄と、「解る」、「感じる」を、全く同義で使っている訳は無いのですから。
 
さて、頂いたコメントの最後で、
 
一番いけないのは「分った気がする」ことです。桜を見て分るのはその花の名前が桜と分っただけです。それで大概のひとは済ませています。
 
とありますが、これ、冗談でなく、今の仕事において私の「戦い」の一つなのです。文中、
 
日常生活では、言葉は用事が足りたら、みな消えて無くなる。さういう風に使はれていることに、諸君は気が附かれるでせう。言葉は、人間の行動と理解の為の道具なのです。
ところで、歌や詩は、諸君に、何かをしろと命じますか?
 
とあります。私の仕事は、社内規定のように、社員に対して「何かをしろ、と命じる」文書を書くことですから、実務レベルでどうでも「解らせなければなりません」。ここで実に厄介なことが起きます。ISOの国際規格、原文は英語で、これが日本に入ってくるとJISになるわけですが、JIS化の段階で、元来日本には無い概念や、どうしても日本語でぴったり当てはまる概念が無い場合は、カタカナでそのまま残しております。典型的なのが「プロセス」で、その定義は、
 
インプットを使用して意図した結果を生み出す、相互に関連する又は相互に作用する一連の活動 JIS Q 9000;2015 3.4.1
 
ですが、これを読んだって何の事やら解りません。私自身が苦労しました。結局は生産管理の勉強をし、その道の恩師にも出会って、そう外れても居ない程度にこの概念は理解したつもりです。次に、JIS規格の要求事項において、「プロセス」という言葉が出てくるたびに、社内文書を書く立場として、はて、この場面では、「プロセス」に、何という言葉を充てたほうが良いのか、もうさんざんに悩むことになります。それも、世間一般の言葉ですむ場合と、どの会社にもある、ある種の慣例的使用法も考えながら言葉を選んでいくのですから、昨日引用しました、
 
成る程、詩人は言葉で詩を作る。しかし、言ふに言はれぬものを、どうしたら言葉によつて現す事が出来るかと、工夫に工夫を重ねて、これに成功した人を詩人と言ふのです。
 
ではないですが、詩人並みの労力を費やすことになってしまいました。
 
「プロセス」だけではありません。「アカウンタビリティ」という言葉も、世間一般では「説明責任」と訳されていますが、どうも私の調べた限りでは、単に「説明が果たせればよい」などという生易しいものではなく、「地位に基づく無過失責任」という意味のようです。ただ本当に元来日本になかった概念かとういと、そうでも無いと思います。江戸時代、「宝暦薩摩の治水」といわれる、薩摩藩を財政面で破綻させて潰そうという幕府の命によって、薩摩藩は工事費用全額持ちで、木曽川・長良川・揖斐川の三河川分流工事を行います。土木技術的には、現代でもそう簡単ではない工事をやり遂げ、無事幕府に引き渡しを終えた後、総奉行であった家老の平田靱負は、藩への多大な負担の責任を取って自刃しています。(注記参照)本来的な責任「レスポンシビリティ」から見たら、現代ですら容易でない工事を立派にやり遂げた訳ですから、見事「レスポンシビリティ」を果たしたはずですが、家老という職にあって、藩の存立を崩す事業に総奉行として自分が関わった、その結末に対して腹を切ったという事が日本的な「アカウンタビリティ」の果たし方ではなかったかと考えます。そこで私は「アカウンタビリティ」を「ハラキリ責任」と言っております。え?まさか社内文書には書きませんよ。説明会の時に言うだけですよ。
 
S様が言われていた「分かった気がする」どころか「言葉を知っただけで分かったつもりになっている」、その実一知半解で会社のトップ級が動かれたら事務方はたまったものではないのですが、悲しいかなこれが実情で、お陰で酒量がめっきり増えました。それは置いておくとして、小林秀雄に戻りましょう。小林が文中で、
 
美しい自然を眺め、或は、美しい絵を眺めて感動した時、その感動はとても言葉で言ひ現せないと思つた経験は、誰にでもあるでせう。諸君は、何とも言へず美しいと言ふでせう。 (中略) 美しいものは、諸君を黙らせます。美には、人を沈黙させる力があるのです。これが美の持つ根本の力であり、根本の性質です。絵や音楽が本当に解るといふ事は、かういふ沈黙の力に堪へる経験をよく味ふ事の他なりません。
 
と書いているあたり、ここが、この作品の結論の一つであろうと思います。自分の事で言えば、まさに中学生の時代に始まる、いくつもの感動の記憶を言葉に現わそうという想いが、今日まで物を書き続けさせているのでしょう。小林の言うとおり、沈黙せざるを得ない瞬間の記憶を。ですから、そりゃあ難事でしょう。そう、私はあの中学をまだ「卒業していない」のですよ。
 

また、話があらぬ方向へ飛んでいってしまいました。つくづく「沈黙に姿を与える」ことを生業にしていなくて良かったと思います。(笑)


注記

平田靱負の死因については、“ウイキペディア”によれば、自刃説は後世生まれた誤説で、島津藩の「島津氏世録正統系図」には、「平田は昨年から病気でいまだ回復せず、さらに胃を病んで524日数度吐血し、25日死す」とあり従来の美談が作られたとする説も存在しているようです。ただ同時代の公式記録に自刃という出来事を載せないという主張も存在しており、さらに検証が必要である、としています。


とうほく ほんせん えんせん に まで しんしゅつ した ごいんきょ その せんか や いかに

今朝方、「貨物ちゃんねる」で、新鶴見のEF210、A220仕業にEF66116が代走、という情報を得たので、グーグルアースでロケハンして、土呂駅へ。とはいうものの、好天のため、ガングロ覚悟の出撃でした。そもそもブルトレ運用はさておき、EF66にカメラを向ける気になるってのが、時代の変化ですわなぁ……

乗換駅の大宮で、ついでに高崎線の臨8086レでも撮るか……と、大宮駅6番線北方で構えていたら、なんだか段々人が増えて来るではないですか。アレ?何か来るのか?聞いてみる勇気もなくて、臨8086レも姿を見せないのですが、人は減らず、こうなりゃ絶好のポジションに居るから待ってみようと思い、待つことしばし、

「間もなく、4番線を、列車が通過します。」

のアナウンス。皆さん、狙っていたのはこれでしたか……

イメージ 1

東鷲宮工臨の「半ロンチキ返空」だそうです。へへっ、儲け儲け……

さて、目的地の土呂、初めて降りる駅ですが、地図を見ると、午後の下り列車にとっては最悪の光線。しゃあね〜わな〜、ここまで来りゃ。EF66も、今度のダイヤ改正でどうなるのか、そういえば貨物列車時刻表、予約していたのにまだ来んナ……

先行してやってくる4091レ、吹田のEF210。危うくケツを切る寸前。

イメージ 2

本命の4093レ。

イメージ 3

これを撮って、北上尾へ戻ると、丁度安中の時間。まずは、安中を桶川で待避する5883レ。下り電車に被られる寸前でした。

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そして安中貨物。

イメージ 5

珍しや、今日はタキが無くてトキばっかり。

ということで、本日は終了。しかし、やたら暖かい日ですな〜。梅が一気に咲き出しました。
 過日の、「美を求める心」(小林秀雄)に関する記事、興味深く拝見しました。「音楽が解る」とか「絵が解る」という物言い、私は嫌いですから、滅多にこういう言い方はしません。ところが、どうしても「解った」と言わざるを得ない瞬間が何度かありまして、S様へのお手紙の中で言及しようと思いつつ少しも筆が進まず弱っていた所でしたので、良い本をご紹介くださり大変に感謝しております。早速県立図書館から借りてきて、先ほど読了いたしました。

 小林秀雄は、文中で、

 極端に言へば、絵や音楽を、解るとか解らないとかいふのが、もう間違つてゐるのです。絵は、眼で見て楽しむものだ。音楽は、耳で聴いて感動するものだ。頭で解るとか解らないとか言ふべき筋のものではありますまい。

と書いています。これについては私もそのとおりと思っております。ただ、ここで考えました。「何が“解る”のか?」と。小林が「解る」という言葉で表しているのは、受け手の感性に訴えるものがある(“心”に響く)、という意味でしょう。一方、絵や音楽の技法などを論じようとした時、それらの事柄が理論的に(それこそ“頭で”)把握できていなければ、その面では「解った」とは言えないでしょう。ここでは小林は、“心”という面からこの文を書いているのです。

 さて、先ほどの私の経験談に戻ります。ひとつは、例のマーラーの交響曲について、もうひとつはシューベルトの「未完成」についてです。


 マーラーの交響曲は、1番、「大地の歌」、8番、6番、5番、9番と聴き進んできて、7番はショルテイのCDを買って聴いてみたのですが、これがちっとも解らない。つまり私の感性に引っかかって来ないのです。そんなことで長いこと放ってあったのですが、たまたまNHKの番組で、デイビッッド・ジンマンという指揮者がN響に客演してこの曲を振った番組を見ていて、解説者の解説もあったのでしょうが、何か突然この曲が「解った」気になりました。もちろん、これは曲の構造や和声などの「理解」とともに、私の感性に訴えてくるような演奏だったからでしょう。でも、その当座は自分でもひどく不思議な気がしたものです。「解説」という言葉を媒介にして感性が動くものであるのかどうか、その後このジンマンの演奏、NHKアーカイブスなどを検索しても引っかかって来ず、結論は出ていません。


 もうひとつ、シューベルトの方は、ジョージ・セルの指揮するクリーブランド管弦楽団の1960年の演奏です。セルという人は非常に厳格な音楽を創るので、どうにかすると時折「ちょっと、食い違ってないか?」と思いたくなることがあります。この「未完成」も、非常に美しい演奏なのですが、あの有名な、低弦で始まる序奏が、第一主題が提示された後に5度上に転調してヴァイオリンで出て来るところ、またその後の展開部や再現部など、曲の構造が丸見えになるような、即ち論理的に解った(いや、“解らされた”)ような印象を受け、「“未完成”って、こんな安っぽい造りだったっけ?」と興ざめしてしまいました。一方、同じCDに入っている「ザ・グレート」、これは全くそんな感じは無く、まさに小林の言う「言葉を失う」ような良い演奏でした。更に、小林の言う、


 見ることも聴くことも、考へることと同じやうに、難しい、努力を要する仕事なのです。

というのも、私の経験に照らし合わせてハタと膝を打つものでした。この文の前段で、小林はこのように書いております。

 昔の絵は、見ればよく解るが、近頃の絵は、例えば、ピカソの絵を見ても、何が何やらさつぱり解らない、と諸君は、やはり言いたいでせう。それなら私は、かう言ひます。諸君が、昔ふうの絵を見て解るといふのは、さういう絵を、諸君の眼が見慣れてゐるといふことでせう。ピカソの絵が解らないといふのは、それが見慣れぬ形をしてゐるからでせう。見慣れて来れば、諸君は、もう解らないなどとは言はなくなるでせう。だから、眼を慣らすことが第一だといふのです。頭を働かすより、眼を働かすことが大事だと言ふのです。

 現代音楽、というのに、どこまで定義があるのか知りません。ただ、学校で習ってきたような音楽から比べたら、そう簡単に「解る」ことができない物もあるでしょう。もう40年以上前の話ですが、藤沢市の社会人合唱団に入って最初に出くわしたのが、柴田南雄の「優しき歌・第二」(作詩;立原道造)でした。簡単な和声ではない、教科書的には「不協和音」の連続ですが、「不協和音」即ち「不快な音」ではないということ、何とも不思議な響きの世界であるということが、練習を重ねていくうちに全身で「解りました」。小林の言う「努力」と同列に扱うのはお恥ずかしい限りですが、中学・高校レベルからいきなり日本のアマチュア団体で五指に入るような所へ飛び込んでしまって、ここでの経験、とくにこの柴田南雄や、翌年やった三善晃の「五つの童画」(作詞:高田敏子)など、いきなり聴いてもちっとも「解らない」曲が、演奏者の一人として練習を重ねていくうちに、こんなにすばらしい物であったか、と、感動をもって気づかされた瞬間が何度もありました。絵が「見慣れ」であれば、音楽は「聴き慣れ」、「歌い慣れ」ということになるでしょうか。実は昨年、これも大昔籍を置いていた仙台の合唱団に数年ぶりに顔を出したのですが、練習していた曲がペンデレツキの「無調」の合唱曲で、さすがに初見では二進も三進もいきませんでした。この合唱団、この曲を持ってコンクール全国大会に望み、金賞を貰ってきましたが、私が会場でこの演奏を聴いても「解らなかった」でしょうね、多分。

 一方で

 言葉は眼の邪魔になるものです。

といいつつ、ならば詩は言葉で出来ているではないか、という問いについては、

 成る程、詩人は言葉で詩を作る。しかし、言ふに言はれぬものを、どうしたら言葉によつて現す事が出来るかと、工夫に工夫を重ねて、これに成功した人を詩人と言ふのです。


と、東京帝大仏文科の同級生、生涯を賭けて「日本語における詩語の形」を求め続けて変転止まなかった、堀口大學のいう「詩に死んだ」人、そのために家族も、どうにかすれば自分の健康すら擲った三好達治を彷彿とさせるような事を書いています。達治の全集にひととおり眼を通した私としては、この所にも深く頷かざるを得ません。


 まあ、こんな屁理屈をこねるのも、私が「文学老年・音楽老年」?でありながら、地質学を専攻し、土木技術者として生業を立ててきた経歴があり、全く異なる世界を行き来しているのが日常であるからなのでしょう。技術レポートというのは、とにかく「頭で」解って貰わなければその用を足しません。会議用の資料、委員会議事録などまた然りで、そういう点で、こちらはまた全く別の形の「努力」が必要です。


 小林は言います。

 さういふ姿を感じる能力は誰にでも備はり、さういふ姿を求める心は誰にでもあるのです。たゞ、この能力が、私たちにとつて、どんなに貴重な能力であるか、また、この能力は、養ひ育てようとしなければ衰弱して了ふことを、知ってゐる人は、少ないのです。


と言いつつ、小林も「評論家」でありました。「姿を感じる能力」とともに、言及こそしていませんが「姿を言葉で現す能力」を共に養い育てていったのは、この人もまた同じであったと思います。


 いや、「モオツアルト」に歯が立たなくて投げ出してしまったので、読み切れるかどうか心配だったのですが、何とかなりましたわ。(笑)
昨夜、「貨物ちゃんねる」を眺めていたら、どうやら今日(2/24)の6086レは、ブルサントップが当たりそうな感じ。

今朝、再度「貨物ちゃんねる」で、「ガセネタ」で無いことを確かめた上で、どうせ桶川に用事もあるので、カメラを持って出かけました。

光線が中途半端なんで、桶川駅2〜3番ホーム北端での撮影はやめ、駅南の踏切で構えることに。

イメージ 1

露光合わせの「あかぎ4号」。そして、

イメージ 2

狙い通り、ブルサントップ。あとは901号機を撮ればめでたしめでたし。
用事を済ませて、そろそろキンタ君の牽く6098レが来る頃か、と踏切で高崎方向を眺めたら、丁度来ました、来ました。

イメージ 3

う〜ん、光線が、この時期はチト悪い。
これを撮って帰るところで、やはりカメラを構えて居る方がおられ、ちょっと情報交換を。ついでなので出発シーンも1枚。

イメージ 4

先日、仙台の「アラカンおっさん」様が関東に遠征され、小山でキンタに会って、

「ここで、お前かよ!」

と書かれておられました。そりゃ、まあ、仙台に居たら「キンタばっかし」ですからねえ……解らないでもありません。この隠居も、若かりし頃仙台におりましたが、まあ、当時は「ナナゴばっかし」でしたからね〜。

さて、今度のダイヤ改正で、高崎線の貨物、どういう運用になりますやら。予約している「貨物列車時刻表」、新しいの、そういえばまだ届いておりません。

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五十鈴 拓磨
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