|
T君へ
先日来の私の記事で、「ハズレ」とか「アタリ」とかあるが、どういう意味かとのお尋ねについて、実例をもってご説明いたします。
私に限らず、写真を撮るとなれば、出撃するときには、何らかの狙いを持って出ていきます。従って、狙い通りなら「アタリ」、違えば「ハズレ」となります。
1.ある列車を撮ろうとして出かけたが、その日は運休だった。
→ ハズレ
2.ある列車(特に貨物列車)を撮ろうとして出かけたが、その日は貨車が
無く、機関車だけがやってきた。 → ハズレ
※倉賀野発の石油関係列車に、これが多い。
実例;倉賀野発の3096レ、当時高崎線内ではたった1本のEF66の運用だっ
たが、この日は荷なし。H28.11.23撮影。
熊谷貨物ターミナル発の、太平洋セメント熊谷工場に石炭を運んだ貨車の空車返却、5764レは 北上尾通過が5:30ころだが、こいつもハズレが多い。
3.ある列車(特に貨物列車)を撮ろうとして出かけたが、その日は貨車が
極端に少なかった。 → ハズレ
※倉賀野発の石油関係列車に、これが多い。
4.例えば、EH200型の1号機が来ると予測して出かけたのに、来たのは
EH200型でも、ほかの番号の機関車だった。 → ハズレ
※機関車も電車も、形式ごとに、1から番号を振っていきます。この
ところ、EH200-901を狙っているのですが、ハズレ続き。901号機と
いうのは、量産前の「試作機」で、なんと言っても機関車では1号機
と901号機の人気が高いのです。
実例;H30.3.17撮影、4074レ。前日からの運用を見ていたら、901号機が
入りそうだったので行ってみたが、ハズレ。
5.例えば、普段EF66型が牽いている貨物列車を狙って出かけたのに、機関
車運用の都合で、別の型(EF210型など)が牽いてきた。あるいは、普段
EF210型の運用なのに、都合でEF66型が入ると聞いて行ってみたら、やっ
ぱりEF210型だった。 → ハズレ
※「貨物ちゃんねる」というサイトもあるのですが、時々ガセネタを書
き込むヤツがいるのか、或いは小生の読み違いで前日の運用を見てい
たり、原因はいろいろあります。
実例;8586レ、本来EF210型のところ、この日はEF66型が代走という情報
を掴んで久喜まで行ったのに、結局はEF210型。H30.2.3撮影。
6.複線区間で、狙っている列車と反対方向の列車にかぶられた。
→ ハズレ、この場合「撃沈」と書くことが多い。
実例;H29.8.12撮影。臨時特急「水上81号」。上り普通列車にカブられ
てしまった。
7.カメラのオートフォーカス機能で、「置きピン」を誤って、被写体に
ピントが合っていない。
→ ハズレ、いや、これはハズレでなく文字通り「撃沈」。
実例;H30.1.6撮影。通称「安中貨物」を牽くEH500-1。読みは当たった
がピントが合っていない。
逆に、「大アタリ」もあるのですが、これは予想外の列車が撮れた、とか、(情報収集がいい加減なので、偶然撮れたに過ぎません。)機関車の故障、自然災害などによるダイヤ乱れがあると、時々とんでもないことが起きます。
実例;H30.3.4撮影。別の臨時貨物を狙っていたが来ず、やたらカメラを
持った人が増えてきたので待っていたらやってきた、JR東日本の
レール輸送列車。「東鷲宮工臨」(工事用臨時列車)
もひとつ実例;JR東日本の「新津工臨」。検査が終わって塗装の新しい
EF81133号機が牽いて来た。普段はEF65型か?H28.7.30撮影。
この夏、静岡県下の大雨で東海道線が不通となり、愛知のEF64型が帰るに帰れず、なぜか2週間ほど新鶴見機関区のEF65型の運用に入っていました。高崎線内では運用の無い機関車ですから、これは大アタリ。
実例;H29.8.26撮影。配給6794レ。本来は新鶴見のEF65が牽く。
そのほか、「安中貨物」と呼ばれる、常磐線の泉から武蔵野線・高崎線経由で信越本線の安中まで運転される東邦亜鉛の専用列車がありますが、普段は仙台総合鉄道部のEH500型のところ、先日、越谷貨物ターミナルからEH200型が牽いたようです。貨車が特徴的で、一目で「安中だ!」と 解るのですが、これがEH200に牽かれているのは珍風景です。平日のことで、後から知って悔しがりました。
「安中貨物」の実例。赤い電気機関車、EH500型が、独特な赤茶色の塗装 の東邦亜鉛の私有貨車を牽いてくる。H29.3.18撮影。
という事で、解説オワリ。
役得オヤジ 五十鈴拓磨・父 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2018年03月31日
全1ページ
[1]