Ceciliaのたびにっき

暑いですね〜でも夏は暑くなくちゃ!そう思ってすごします(^^;)

クリスマスの音楽

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公現の日のコラールとして有名なのが、

Wie schoen leuchtet der Morgenstern
「輝く暁の星、いと美しきかな」

です。
歌詞はドイツのコラール集では7節まであります。
この曲と詞は共にフィリップ・ニコライによるものです。
この美しいコラールは「コラールの女王」とも言われているのだとか・・・

すべてをきれいに訳すことは出来ないので
現在日本キリスト教団等で使われている「讃美歌21」にあるこの曲の歌詞を載せます。
「讃美歌21」では、ドイツのコラールのうち1,2,6,7節を採用しています。
ドイツ語の歌詞にとても近い訳だなあと思っています。

あかつきの空の美しい星よ、まことの光。
エッサイの切り株の新しい枝よ、ダビデの子イエス。
主よ、主よ、とうとい恵みの光よ、わが王、わが主よ。

マリアより生まれ、人の世に生きた、み神の子イエス。
みことばは甘く、みからだと血とはわたしを生かす。
主よ、主よ、とうといわれらの命よ、天のマナ、わが糧。

喜びにあふれ、たて琴を奏で、ほめ歌うたえ。
花婿主イエスの限りない愛を心に受けて。
主よ、主よ、あなたに感謝はつきない。愛するわが主よ。

愛する主イエスはアルファまたオメガ、初めと終わり。
み恵みによりて この身をも祝し、み国へ招く。
アーメン、アーメン。まもなく来られる主イエスよ、すでに待ち望む。

バッハの作品番号1番のカンタータ第1番は
このコラールに基づいています。
またブクステフーデもこのコラールに基づく
非常に美しいコラールを書いています。

Youtubeで見つけたものですが・・

ちょっと聴きにくいのですが、このコラールです。
http://jp.youtube.com/watch?v=J3dRw2bj11s

バッハのカンタータ第1番BWV1
モダン楽器の演奏(リヒター版でしょうか・・・?)
http://jp.youtube.com/watch?v=Fz9_25PyJ_w

同じくバッハのカンタータ第1番
古楽器による演奏だと思います。
http://jp.youtube.com/watch?v=v7XH8-k5OyM&feature=related

イメージ 1

クリスマスの時期のバッハの音楽に「クリスマスオラトリオ」(Weihnachts-Oratorium)というものがあります。
オラトリオとは聖書からとられた宗教的内容の歌詞に音楽をつけたもので、
オーケストラ、声楽ソロ、合唱、重唱などで演奏される音楽劇のような音楽です。
オペラと違い、衣装も台詞も振り付けも、大道具小道具もない、純粋に音楽だけで演奏されます。
有名なものではヘンデルの「メサイヤ」があり、
また、受難曲と呼ばれているものもこのオラトリオに含まれます。

さて、バッハの「クリスマスオラトリオ」は全部で6つのカンタータからなっています。

第1部は12月25日1.Weihnachtstag、
第2部は12月26日 2.Weihnachtstag(ドイツはこの二日間は祝日)、
第3部は12月27日 3.Weihnachtstagに、
第4曲は1月1日 Fest der Beschneidung Christi(新年、主の割礼の祝日)
第5部は、新年最初の主日 Sontag nach Neujahr(初演の年は1月2日)
第6部は1月6日 Epiihaniasfest(主の公現の祝日)

に演奏されるように作られています。

聖書の中でクリスマスの具体的な記述があるのは、
マタイによる福音書と、ルカによる福音書です。
マタイは東方から来た3人の博士(三人の王ともいわれます。占星術師とも言われます)の情景を、
ルカは野で番をしていた羊飼いの情景を記述しています。
前半の第1部から第3部まではクリスマスの喜びや羊飼いの情景などが表されています。
後半は公現日に演奏される曲もあるので、三人の東方の博士たちの情景が描かれています。
私は10年以上前にクリスマスオラトリオの第4部から第6部までを歌いました。
当時在籍した合唱団ではこの曲をもってドイツに演奏旅行に出かけました。
残念ながら私は仕事の都合でドイツに行くことが出来なかったのですが・・・・
帰国後の日本での演奏会で歌ったこの曲。
第6部の一番最後のコラールは、なんと受難のコラールとして有名なコラールなのです。
私は、初めてこの曲を歌ったとき、
「なぜ、クリスマスの喜ばしい音楽の中で、
この主の苦しみを連想させられるコラールが使われているのか」
と考えました。
自分なりの答えはすぐに出ました。
救い主であるイエスはなぜこの世に人となって生まれ給うたのか。
それは、世の人々、私たちのすべての罪の購いのために、
苦しみを受けるために、人となり世にお生まれになったのです。
主の降誕は、
主が、罪深い私たちの代わりに苦しみを受けるためのものであることを
ここで私たちにはっきり伝えられているのだと思うのです。
そして、このコラールの歌詞を見ると、

Nun seid ihr wohl gerochen 
an euer Feinde Schar,
denn Christus hat zerbrochen           
was euch zuwider war.             
Tod, Teufel, Sünd und Hölle         
Sind ganz und gar geschwächt;         
Bei Gott hat seine Stelle            
das menschliche Geschlecht. 

今、あなたたちの報復は
敵の軍勢に十分になされた。
なぜなら、キリストはあなたたちの敵に対して
打ち勝ったのだ。
死、悪魔、罪そして地獄は
すべての力を失った。
人類という種属は
神のそばにその居場所を得たのだ。

となっています。
受難という苦しみを連想させられる旋律で歌われる歌詞は、
その苦しみに打ち勝ったキリストを、
復活されたキリストを、
堂々と讃えているかのようです。

クリスマスオラトリオは、このコラールで終わります。
キリストのご降誕を喜び、
そして受難を思い、復活を確信するこのオラトリオ。
素晴らしいですね。
          

Christmette♪M.Praetorius

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クリスマスの時期、必ず私が聴くCDです。

このCDは1620年ごろ、
中部ドイツの主な教会で行われたであろう、
クリスマスの朝のルター派のミサを再現したもので、
ミヒャエル・プレトリウスの音楽で構成されています。

ルター派の礼拝はカトリックのミサを非常に良く似ています。
それはそれは現在も同じです。
礼拝形式は年代とともに変わってきているので、
このCDに収められているような礼拝は
今は無いと思います。

このCDを聴いていると、
クリスマスの朝の冬に日差しと輝く雪を連想します。
そしてクリスマスの喜びも伝わってくるようです。

一般のクリスマスCDとはちょっと違いますが、
この季節、おすすめの1枚です♪


(ミサと礼拝という言葉が混ざってしまいましたが、これについては別の場所で書こうと思います)

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