メッセージソング

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人生よありがとう

私の好きな歌です。メルセデス・ソーサが歌います。もともとチリのビオレタ・パラの作詞作曲です。ソーサは100年に一度の歌手といわれています。

http://www.youtube.com/v/0jTBTe19TGc

もう1曲紹介します。「この手に大地を」という曲です。この曲はソーサによって日本に紹介されました。大地の風や地響きが聞こえてきそうな曲です。

http://www.youtube.com/v/UI459AWa4fU

誰のための音楽か?

 音楽に階級性があるか?何かソビエト時代の芸術論議のようです。曲自体に階級性があるとは思えません。しかし、それを意図して作曲されたものはあります。でも、その曲を聴いて労働者の音楽だとか、ブルジョワの音楽だとかわかりません。かのショスタコービッチは交響曲第5番でプロレタリア芸術とスターリンに褒め称えられました。しかし、その曲の中にスターリンを批判するモチーフが使われています。でも、スターリンはそれに気がつきませんでした。結局、曲自体には何の階級性もないのでしょう。
 しかし、詩が曲につくと話は違います。詩の内容がいっぺんに外に押し出されます。誰のための詩かすぐにわかります。そこから曲もその詩と一緒に動きます。詩と曲が一体化します。ビクトル・ハラはギターの弾き語りで政治参加をしました。彼の死体は両手が銃で撃ち抜かれていました。彼の弾き語りは政治を動かすことができたのです。
 「不屈の民」という曲があります。この曲はチリの歌です。革命歌です。インターナショナルよりも曲が優れています。詩もさることながら曲がすばらしいです。この曲は曲自体が一人歩きしました。それをピアノ独奏にアレンジした人もいます。テーマ以外はちょっと難解な現代音楽です。ジェフスキーというアメリカの作曲家です。日本では高橋悠治が初演しました。ピアノ独奏以外では、今ではYouTubeでチリのグループの演奏を画像(1970年台)とともに聞くことができます。「el pueblo unido」で検索できます。これを見つけたときは感動物でした。ジャズにもアレンジされています。最近ではイタリアのピアニスト、ジョバンニ・ミラバッシが演奏してます。演奏者のミラバッシは特別な気持ちで演奏しているようです。曲が一人歩きした例です。革命歌の中でこれほど優れた曲はないでしょう。

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