環境省3Rプロジェクト

国民の真のニーズに応える環境行政の実現を目指します。

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時間と無駄の科学

同期Yから「面白いよ」と言ってコピーをもらった「時間とムダの科学(プレジデント社)大前研一 ほか (著)」が本当に面白い。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833450127/250-3255349-1701831

彼がくれたコピーは本に掲載されている著者15人のうち特に面白い3人分であったが、その中でも私は、BCGバイスプレジデントの御立氏の文章に感銘を受けた。以下は、彼の主張のポイントに私自身の感想も交えたメモである。

氏は、問題のある上司として、「オレオレ上司」「ホチキスマネジャー」「バケツリレー」の3つを挙げる。

「オレオレ上司」とは読んで字のごとく、部下に仕事を任せることが出来ず、何でもかんでも自分でやろうとする上司である。
部下に仕事を教えず、部下に仕事を任せることが出来ず、結果、部下の能力向上もままならず、自分も常にバタバタ忙しい。
したがって、上司は自分しかできない仕事しかしない、と言うことを基本方針とすべきであり、そのためにも、自分のレベルの80%程度の仕事を部下ができるようにコーチングすること、その後は部下に仕事を任せて彼らの能力を伸ばしつつ、自分しかできない作業を行う時間を確保する事が重要と説く。
細かい誤字脱字のチェック、いわゆる「てにをは」修正をする幹部を思いだし、なるほど、と納得。

「ホチキス上司」とは、部下の仕事をただとりまとめるだけで自らの付加価値を付けない上司のことである。「オレオレ上司」とリンクしている部分もあると思うが、上司の仕事として重要なのは、自分しかできないこと、具体的には部下が仕事しやすい環境を整えること、部下よりも長期・大所高所の視点を持ち正しい戦略を描くこと、トップの意向を把握して部下の作業が効率的かつ効果的になるように明確な方針を設定すること、利害関係者との調整、部下のアウトプットの効果的な修正等であろう。
部下と異なる視点で付加価値を就ける仕事をしない上司は存在価値がない。

「バケツリレー」とは、意志決定のスピード、効率化がで来ていない組織の状態のこと。有能な上司はこのような状態を打破する措置を講じなければならない。
この話を聞いて私が感じたことは、役所における国会答弁の作成等、決済プロセスである。
役所の国会答弁は、係長が作成し、補佐に上げて直され、それを課長に上げてまた直され、それを局長に上げてまた直され、それを官房に上げてまた直され、それを大臣にレクしてまた直されたあげく、国会で時間がなくて質問されなかった、、、と言う悲劇である。
特に慎重に時間をかけて検討すべき問題はともかく、スピード感が重要な作業においてもこのような非効率なプロセスが残っている。
さすがに最近は、質問が分かった時点で局長室に全員集まり、答弁の方向性を固めてから作業をしてで戻りが少なくなるようにするようになったが、霞ヶ関には時間というものはほとんど価値をおかれていないと感じることが多い。代表例は残業時間である。部下の時間を使えるのは上司の特権であるが、何の工夫もなく無際限無定量に使う上司は無能の極みである。法制作業で部下にかなりの残業を強いてしまっている自分にも反省が必要かもしれない。

時間というものの価値が極めて小さく見られている霞ヶ関において、それを変えるためにも、まずは私自身がより優秀な上司となり、自分の時間と部下の時間をもっと有効に活用できるようにしなければならない、と自省させられた論文であった。

閉じる コメント(9)

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本日の読売新聞の夕刊で知りました。本当によい発案だと思います。IT時代にふさわしい企画だと思います。ネガティブな意見を言う人が必ずいると思いますが、開かれた霞ヶ関をもっとPRすることにより、行政の方々の将来(定年後)の生き方についても国民の理解が得られると思います。小生、男性(65歳)、製造業OBで下記のブログでこれからの生き方を模索しています。http://blog.livedoor.jp/yuji5327/

2005/11/22(火) 午後 7:48 [ yuji5327 ]

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読売新聞のサイトでこのブログと活動を知りました。霞ヶ関に新しい風が吹き出したことを感じます。かつて虎ノ門に勤務し、数年以上前に民間では大会社といえどもタクシーの使用の制限が厳しくなっていましたが、霞ヶ関にはそれを嘲笑うかのようにタクシーが長蛇の列を作っていたことを思い出しました。このプロジェクトで、霞ヶ関に本当に効率的な業務運営がはじまる魁となっていただきたいと思います。 小生は海外で国際技術協力を行っている57歳のものです。プロジェクトの皆さんの発展を心から祈念します。

2005/11/22(火) 午後 10:25 [ wasitaka ]

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追記です。本のコピー、そして配布は著作権侵害の可能性大につき、充分ご配慮下さい。

2005/11/22(火) 午後 10:27 [ wasitaka ]

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読売新聞で知りました。私はY県庁で働く地方公務員です。私は過去に環境部門の部署にいたことがありますので、環境省の職員の方の残業の多さやそれで体調を崩されている方が多いことも多少なりとも知っております(非効率な仕事があることも)。皆さんの力で少しずつでもより良いものにしていけるよう頑張ってください。

2005/11/22(火) 午後 11:52 [ shi*n*nn77* ]

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過去のブログを読ませていただきました。タクシー券の利用についてですが、良くないことと分かっているのであればご自分だけでも、プロジェクトに参加されている皆さん方だけでもやめたらどうでしょうか? プロジェクトで考えたことは組織に反映させる努力をしつつ個人で実行できることはまずはメンバーで実行していくという両面が必要だと思います。タクシー券を普通に使える感覚がすでにおかしいですよ。

2005/11/22(火) 午後 11:54 [ shi*n*nn77* ]

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shinnnnn777様;10月26日の記事をご覧になりましたか?

2005/11/26(土) 午前 4:05 [ nekketu2002jp ]

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nekketu2002jp様: 当然読みました(本来ならそこにコメントすべきでしたが) 記事を読むと「必要性もなくタクシー券を使用している現状は良くないからそれは減らすとして、必要性がある場合は使用してもいい」と考えてるようですが、この考え方がそもそもずれてると言いたかったのです。必要な?業務で終電を逃すとなぜタクシー券を使って家に帰ることができるのでしょうか?タクシー券を使用すること(タダで家まで送ってもらうこと)自体には問題はないのでしょうか?終電がなくなったら自費でタクシーで帰りなさい!と言いたい。

2005/11/29(火) 午後 10:53 [ shi*n*nn77* ]

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shinnnnn777様;あえて言わせていただきます。残業月100時間なら、平均退庁時刻は23時。終電に間に合います。残業月200時間ならどうでしょう。土日片方に半日12時間出てきたとしても平日の平均退庁時刻は夜1時半。電車では帰れませんね。ここで、私費でタクシーを使った場合、近い方でも3000円×20日で6万円。大方の場合は10000円×20日で20万円を払うことになります。国家公務員の平均給与水準は御存知ですよね?

2005/12/16(金) 午前 8:04 [ nekketu2002jp ]

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自分が務めた中央官庁の経験では、現在では終電を超える残業の大半は、国会待機等の外生的なもので、職員の合理化努力では何ともならないものも多いため、タクシー券そのものを害悪視するのはどうかと思います。それよりも問題なのは、ご指摘のある膨大な残業が恒常的にある霞ヶ関全体の勤務環境の厳しさで、残業量を自慢する中央官庁勤務者もいかがなものかと思いますが(私個人としてはもうそんな時代ではないと思いますが)、横並びで定員を減らしたりするといったことをせず、もうちと人間的な生活を確保できるような人員配置をして頂くのが必要かと思います。

2006/1/7(土) 午後 11:32 [ loc*s*orh*ban* ]


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