環境省3Rプロジェクト

国民の真のニーズに応える環境行政の実現を目指します。

全体表示

[ リスト ]

出勤簿のまやかし

 国家公務員の勤務時間は通常朝9:30〜夜17:45までである。時差通勤の意味もあるのだろうが、朝は民間企業よりも遅い。

 民間企業で勤務時間管理がどう行われているかは良く知らないが、国家公務員のそれはこの上なくいい加減なものである。
 一応出勤簿というものがあるが、誰もちゃんと付けていない。省庁によっては厳しい管理をしているところも聞くが、私が所属してきた課では、課の庶務担当が全員分の出退庁時間を適当に記入していたはずである(他の役所ではどうなのだろうか)。
 
 どうしてこんな曖昧な処理をしているか、理由はいくつかあると思うが、主な原因の一つは残業時間を適当に調整するためである。
 当方の例で言うと、月の残業時間は一番忙しい月には約200時間にも達する。しかし残業代はその8分の1程度しかもらえない。つまり、出勤簿を正確に付けてしまえば残業代を支払っていないことが明らかになってしまうから上記のような処理をしているのである。まあ、行ってしまえば、私は月175時間に相当する残業代を搾取されていることとなる。冷静に考えてみればヒドイ話だと思う。

 月200時間もある残業時間をもっと減らすことが最も重要なのは当然だが、残業代は全部支給されなくて当然という霞ヶ関の風潮を改善することも合わせて大切だと思う。それが出来てはじめて管理職も労務管理と言うことの重要さを知るだろう。また、いくつかの例外的に全額残業代をもらっている部署との公平性の問題も解決する必要がある。

 環境省3Rプロジェクトで提案しているのは、このような出勤簿の不適切な記入の問題や残業代等の問題の解決に向け、出勤時と退庁時に自らパソコンでワンクリックすれば出退庁時刻が管理され、残業時間等も自動的に計算されるデスクネッツというシステムを利用することである。いちいち自分で出勤時間と記入したりする手間もなく、自動的に残業時間も計算できるので庶務担当の苦労も激減する。しかも各職員の残業時間一覧機能もあるので、月末にでも管理職に示せば、労務管理のこの上ない重要資料となる。

 こんなに簡単で合理的なシステムの活用すら、未だに環境省では実現に至っていない。
 年輩職員が使い方をマスターできないから、なんて言うことも耳に挟んだが、詰まるところ問題点はやはり残業代の(不適切な)調整がやれなくなってしまうことなのだろう。

 そろそろこんなまやかしは通用しなくなるに違いない。国家公務員の誰かが残業代全額支給請求の訴訟でも起こせばきっと勝てるのではないか。
 そんなことが起こる前に、タクシー代の削減、作業の外注化、働かない職員の徹底的指導(場合によっては分限処分の適用)、業務の効率化等、本気で残業時間の圧縮&残業代の全額支給を行うべきではないだろうか。

 すぐには出来ないこともあるかもしれないが、その方向に向けて何も動き出していない現状は明らかに異常だ。国家公務員のおそらく誰もが一度は感じたことのあるこの矛盾を今こそ是正する必要があるのではないか。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b159182.htm 政府がきちんと調査を行った上での答弁と大分内容が異なりますが、このエントリの内容は、きちんと調査を行った上で書かれているのでしょうか?であれば、政府答弁が嘘だったということになり、質問主意書とそれ周辺の手続きに問題があると思うのですが、それについてはどのようにお考えでしょうか?

2005/12/5(月) 午前 0:39 [ 良民 ]

顔アイコン

政府答弁を作成する人間とここを作る人間は立場が違うので、 一致しないのはむしろ当然だとは思いますが、所属の組織が 特定されているサービス残業のような違法な業務を指摘するのは もはや内部告発ですよね。環境省を知ってもらうことが目的にあるとは 言え、デリケートな話もあるのでサラリーマン的には、ブログが その場にふさわしいのかなぁ…なんて思ってしまいます。

2005/12/7(水) 午前 7:52 [ buf*e*iiii*_a ]

顔アイコン

…国も地方も同じですね。私の職場でも残業時間の調整は行われています。私の部署はかなり残業が多いほうなので、当然残業代搾取もあります。ところが、同じ組織の他部署では予算消費のために残業しているとの噂も聞くのです。縦割り予算の弊害を感じているところです…。 何らかの形で是正する必要があることを強く共感します。

2005/12/7(水) 午後 11:57 [ 1地方公務員 ]

顔アイコン

>>良民様、この質問主意書は「実際に勤務時間外に仕事をしていても、残業と認定されず、手当てが支払われないケース」について調べているので、エントリの内容と大きな矛盾はないと思いますよ。何年か前の毎日新聞に、省庁の残業時間は環境省が一位、と言う記事があったと記憶していますが、今、ネットを探しても出てきませんね。

2005/12/16(金) 午前 7:51 [ nekketu2002jp ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事