環境三四郎の本文紹介の2講目です。
第二講も、第一講と同様に、環境問題を学ぶ上での基礎となる話が書かれています。
こちらは、社会学的な視点から「環境問題を解決しなければならない理由」について説明をしています。
「なんで?そんなの当たり前じゃない!」
というのは、環境意識の高い人で、多くの人はそこまでの意識はありませんね。
第一講の話とも共通しますが、公害問題と異なり、昨今の環境問題は加害者と被害者の区別が明確ではありません。
加えて、影響も複雑かつ広範囲に及ぶので、因果関係の立証も難しいし、将来どういう被害が発生するのかが想像の域を超えませんので、具体的なアクションを行うモチベーションが高まらない。
環境問題への意識が社会的に高まる素地を整えることの難しさは、たぶんこのあたりにあるのでしょうね。
環境問題に取り組まなければならない理由
それでも環境問題を取り組まなければならないとしたら、それはなぜか。
村上先生は、「予防原理」と「世代間倫理」という2つの理由で、環境を保護することの正当性を説明します。
『予防原理』とは?
「予防原理」を平たく言うと、絶対に被害が発生するかと言われたら絶対とは言い切れないけど、発生する危険性が相当高い以上、何らかの手を講じておくことが必要でしょ?と、まぁ平たく言えばそういうことです。
『世代間倫理』とは?
「世代間倫理」とは、将来の世代は、今生きてる私たちの行動の結果を受け入れざるを得ないのだから、今の時点の判断にも将来世代の意見を取り込まなければならない倫理的な責任があるでしょ?そこにこそ想像力を働かせて、未来の子供に選択権を与えましょうよ。という具合です。
第一講、第二講は、どちらも学術的な話ですので、ちょっと難しかったかも知れません。
でも、環境問題を正面きって取り組むならば、頭の片隅に入れておくことが、とても役に立つと思います。
第三講は、『環境と人間の経済』 丸山真人先生です。
こちらも導入編の最後の講義ですが、もう少し具体的な話がでて、もうちょっと面白くなると思います。
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【投稿者:yoshi】
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